今後、関係者への証人尋問が予想されている
被告人はAさんに対し「乳首は切断しても再生すると聞いた」などとして、「試したい」旨を頼んだ。Aさんは断ったものの、被告人から「そんなこともできないんじゃ、(私のこと)好きじゃないよね?」などと言われた。同居していた被告人宅を追い出されては生きていけないなどと考え、了承したという。Aさんが心理的に支配されているような状態であったことは前編記事でも紹介した通りだ。
被告人はAさんの口にタオルを咥えさせ、ハサミでその乳頭を切断した。
その切断した乳頭をハサミに乗せたものを撮影し、同僚に対して「乳首、切り落としてみた」などとメッセージを送ったという。
切断した指は冷凍庫にて保存
2件目の左手薬指切断事件について。
被告人はAさんのスマートフォンに、風俗店への発着信履歴があることを知り激昂する。その期間は交際していなかったが、Aさんが謝罪を重ねても、薬指を切ると譲らなかった。
しかし切断を試みたものの、わずかに切る程度に留まったため、斧を購入した。Aに睡眠薬を飲ませ、意識を朦朧とさせた中で、第一関節で切断したという。
その切断した指は、まな板に乗せてスマートフォンで撮影。その後、アルコールに浸した瓶に入れ、冷凍庫で保存した。被告人のカギがかかったSNSアカウントには、「人の指を落とした後に同伴焼肉、さすがに気持ち悪い」などと投稿されていた。