「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
フリーアナウンサーの滝川クリステル(47)が強い決意を示した。
〈約20年にわたり、様々なメディアで数多くの憶測や事実とは異なる報道に接してきました〉
〈基本的に冷静に受け止め、反応せず静観することを選んできました。(中略)これ以上の誤解やダメージを与えたくないという思いから、意を決して投稿いたしました〉
8月末、滝クリはインスタグラムにこう綴り、最近ネット上で出回っていた「滝クリが代表を務める財団が太陽光発電事業を手がけている」とする言説を〈虚偽情報〉と否定。発信者に対して〈法的な措置を含め、記載内容の削除・訂正を求めてまいる所存です〉とした。スポーツ紙記者が語る。
「太陽光発電関連の利権と結びつけるような書き込みも多く、財団を守るために投稿したのでしょう。ただ、滝クリがSNSの噂話に自ら反論するのは珍しい。今後、言われなき醜聞は許さないという覚悟を感じました」
彼女の潔白アピールについて、「近い将来を見越してのものではないか」と言うのは全国紙記者。
「夫の小泉進次郞氏(44)が自民党総裁選への出馬を表明し、最有力候補と目されている。もし総裁選に勝てば滝クリはファーストレディです。夫の足を引っ張らないようスキャンダルに敏感になっているように見えます」
滝クリは冒頭のインスタグラムで、〈インターネットには真実とは異なる情報が溢れています。立場のある方でさえも虚偽の情報をそのまま信じ、互いに攻撃し合うような悲しい現実も目にする時代になってしまいました。だからこそ、どうか一人でも多くの方に、拡散や発信の前に「その情報は本当に正しいのか」を見極めていただきたい〉と綴った。
この主張についても、進次郞氏と重なると前出の全国紙記者は言う。
「進次郞氏は超党派で作る『ネット社会におけるプライバシーの在り方を考える議員連盟』の会長を務めており、昨年9月にはSNS上の誹謗中傷について規制を強化する考えを表明した。滝クリの投稿からは、夫を支えてファーストレディになるという執念を感じます」
妻の準備は万端、あとは夫の結果次第である。
※週刊ポスト2025年10月3日号