横になって栄養補給する北口榛花選手(時事通信フォト)
「まずは肘を完全に治すことが重要になりますので、やりを投げないで安静にしておかなければいけません。来シーズンに向けて基礎体力の向上を行うトレーニングは継続していくと思いますが、やりを投げ始めるのは昨シーズンを例に挙げると、来春ごろになるでしょう。そこまでに、どれだけ万全の状態になっているのかが、今後のカギを握ります」
2019年から「やり投げ大国」のチェコを拠点として、日本記録(67メートル38)も保持している北口選手。“どうしても超えたい記録”と公言しているアジア記録(67メートル98)の更新を夢みながら、女王復活を目指す戦いを続けていく──。
北口榛花選手とコーチのセケラック氏(時事通信フォト)