国際情報
2025.09.27 06:58
NEWSポストセブン
《韓国・“奴隷島”に潜入ルポ》「むしろ、親が子どもを売り飛ばしていたんだ」現地では報道されなかった島住民らの証言と、“奴隷労働への認識”
▼スクロールで次の画像
島の農協スーパーでは、天日塩を量り売りしている。「日本の原発汚染水放流以前に生産された」という注意書きも

筆者が初日に着いた上苔西里の船着場。島民以外はまず利用しない(右:共同通信。写真はイメージ)

2023年、新安郡に警察署がようやく設置され、新衣島の派出所もその傘下に入った

商店で食事中の労働者たち

塩を土産代わりに袋に詰めてくれた塩田主の女性

女性が塩を手に取って見せてくれた

島唯一の、新衣郵便局ポスト。被害者が決死の覚悟で手紙を投函した

船着場を出ると、ひたすらこのような光景が続く

新衣島の塩田(※事件現場とは関係ありません)

島の事案とは別に、韓国では特定失踪児童のポスターが随所に貼られている。写真は荷衣島の船着場のもの

奥に積み上がった塩は、1日で採取した分量だという

新衣島ではこうした風景が延々と続く

島が生産している塩は「誠実に品質管理をして作っているため、大量購入でも値引きはしない」といい、生産者の矜持も感じられる。手前から明日葉、ボウフウ、アロニア塩
