メイク姿の八田容疑者。小さい頃から”車好き”だった(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
祖父が明かしていた事件の“言い分”
「母親に聞いたら、與一はコロナにかかってしばらく休んでいた直後で、後遺症でほとんどまともに勤務できないし、うまく動けずフラフラの状態だったみたいなんだよ。判断ができずに逃げてしまった」
その後もこの祖父は、遺族に対しての謝意は示しつつも、「與一に暴力的な一面はない」「殺して逃げる必然性がないんだ」などと擁護していた。
八田容疑者は石川県生まれだが、学生時代のほとんどを母の実家で過ごしており、“おじいちゃんっ子”だった。一緒にいる時間が長かっただけに、愛孫を擁護するような言葉が出てきたのだろう。
そんな“最大の味方”ともいえる祖父が亡くなっていたというのだ。冒頭の祖母が、事件後初めて取材に応じた。