事件直前にAさんに対する名誉毀損で裁判が行われていた

事件後、Aさんが橋本被告の母に送った「メール」

 事件当日の話が一通り終わったかと思ったところ、裁判の流れが急に変わる。

 弁護人は、事件の翌日、橋本被告の母親に対して、Aさんが何通ものメールを送ったと主張した。

 弁護人からメールの一例が読み上げられる。

「見舞金付きの謝罪お待ちしていますね」

「恥さらしもいいところ」

「犯罪者に育て上げましたね、どんな気分?」

 など、事件の翌日から、約2週間にかけて13通ほどのメールを送っている。

 そして事件当日、被害から2時間も経たないころ、橋本被告の母親が行っているブログへのコメントで「そんなことより、犯罪者を育てた後悔や反省はないんですか」などと投稿していることを指摘された。Aさんは声を落とし、静かにその内容を認めた。

 橋本氏に命を狙われた直後のメールの内容ではあるものの、両者の家族間の確執も推測される内容だった。

 橋本被告と最初に対峙したBさんの尋問は、Aさんと同じくビデオリンク方式で行われた。

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