総裁の椅子に座る高市氏(撮影/JMPA)
あくまでも選択制なのに、どうして強硬に反対するのか
彼女は選択的夫婦別姓についてかたくなに反対しています。ご自分は、最初の結婚ではパートナーの男性の姓となり、離婚して元の高市姓に戻り、また同じ方と再婚された際は相手が高市姓になったのだとか。今の日本で、そんなことができる女性がどれぐらいいるのでしょうか。彼女は通称で通用する範囲を広げたのだから、それで納得しろという意見のようですが、なぜ主に(というかほとんど)女性側が親しんできた苗字を手放さなければならないか、私には理解できません。これも「苗字にこだわってさもしい」とかいわれちゃうのかなあ。忙しく働く女性が結婚したら、仕事をしながらさまざまな手続きをこなさなければならないのが現状です。あくまでも選択制なのに、どうして強硬に反対するのでしょうか。
ちなみに高市さんは女系天皇についても反対していますよね。日本だけではなく、世界中が右傾化する昨今。高市総理大臣誕生で、全体主義的な空気が強くなりそうですね。私は、お国のために何かをするのではなく、私は私のため、私の大切な人のために生きていきたいと思っています。