ジャンボ尾崎に師事する原英莉花(時事通信フォト)
2005年度生まれの同学年には、高校2年時に全米女子アマを優勝した馬場咲希がいる。一昨年のプロテストで合格した同期生でもある。1年遅れてプロテストに合格したが、すでに初優勝を飾っている入谷響(メルセデス・ランキング17位)、荒木優奈(同10位)も同学年だ。他にも「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」でプレーオフの末2位になった中村心、トップ10入り2回でランキング54位の徳永歩、一昨年のプロテストで2位に5打差をつけてトップ合格の清本美波がいる。
「女子ゴルフ界では渋野日向子、原英莉花ら1998年度生まれの“黄金世代”、古江彩佳ら2000年度生まれの“プラチナ世代”、岩井姉妹を筆頭とする2002年度生まれの“ツインズ世代”などが知られている。2005年度生まれはまだ名称が定まっていないが、次々とスターが誕生して、その層の厚さは1998年度生まれを凌ぐ。まさに“シン・黄金世代”といってもいいのではないか」(ツアー関係者)
「グリーン上のプレーが素晴らしい」
そうしたなかでも世代を代表した存在になるとして期待されている筆頭格が菅なのだ。クラブメーカー関係者はこう言う。
「昨年オフ、マネージメント会社の関係で、西武の今井達也らプロ野球選手の自主トレ合宿に参加している。そこでケガをしないトレーニングを学び、一緒に参加していたソフトボールの上野由岐子からも練習の心得などの金言をもらった。異なる競技から学んだことも、今シーズンの結果に結びついているのではないか」