女子ゴルフ一覧

【女子ゴルフ】に関するニュースを集めたページです。

今季絶好調の西郷真央
西郷真央を育てた「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」次の優勝候補の名前
 女子ゴルフ国内ツアーで西郷真央(20)の勢いが止まらない。5月24日に「ブリヂストンレディス」で優勝し、今季出場した10戦で早くも5勝。不動裕理の11戦5勝の「最速記録」を塗り替えた。2週連続で予選落ちしていた西郷はテイクバックの違和感に悩んでいたが、師匠のジャンボ尾崎こと尾崎将司にアドバイスを受けての復活劇だった。ここ数年、女子ゴルフの世界では西郷を筆頭に原英莉花(23)や笹生優花(20)など「ジャンボ門下生」が台頭している。 この「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」から“次の優勝候補”と期待されているのが佐久間朱莉(19)だ。西郷の1学年下となる2002年生まれだが、ともに2018年から開設されたアカデミーの1期生として切磋琢磨してきた間柄だ。佐久間は2021年6月のプロテストで初受験の18歳ながらトップ合格。アカデミーから3人目のプロゴルファーとなった。今シーズンはQT14位の資格で、2022年シーズン前半戦に参戦。2月には大東建託と所属契約を結んでおり、期待のほどが窺える。ゴルフ担当記者が語る。「佐久間は中学3年からジャンボに弟子入りしていて、アカデミー設立と同時に1期生になりました。ジャンボさんからのアドバイスは“振って振って振りまくれ”というもので、当時は飛距離が課題だった。午前中は筋トレ、午後は短くて重いクラブで素振りを続けたという。これによって飛距離が30ヤード伸びたそうです」 佐久間は身長158cmの西郷よりもさらに小柄な155cmだが、今シーズンのドライビングディスタンスは241.98ヤードで全体の21位(5月22日現在。以下同)。ドライビングディスタンスとフェアウエーキープ率を合算した「トータルドライビング」では3位につけており、同門の西郷(4位タイ)や原(7位タイ)より上にランクインしている。 そんな佐久間の今シーズンの成績は、12試合に出場してベスト10入り1回、予選落ちが3回。メルセデスランキングは26位(ブリヂストンレディス終了時点)で、獲得賞金は31位(997万円)だ。なかなか上位に食い込めない試合が続いているが、「課題はパターとリカバリー」(担当記者)と言われており、平均パット数が65位、リカバリー率は53位と下位に甘んじている。 師匠・尾崎将司は今年2月のアカデミーのセレクションで、こう話していた。「自分の目標を自分しっかり持つことは必要だが、最終目的が大きいほどいいわけでもない。目標というのは、1回クリアしないといけないというところに置いてやらないといけない。それで越えたら次に挑戦する。富士山を登るのは最後で、まずは近所の裏山から征服しないと。それを繰り返して富士山の頂上にたどり着く。そういうことが必要だと思うね」“シルバーコレクター”と呼ばれ、なかなか勝ちきれなかった西郷も今季は初優勝から波に乗った。佐久間にとって「プロ初優勝」は決して“富士山の頂上”ではないはずだ。今季、残りの試合での戦いぶりから目が離せない。
2022.05.29 07:00
NEWSポストセブン
渋野日向子の「黄金世代」も苦労を重ねる女子ゴルフ「下部ツアーはつらいよ」
渋野日向子の「黄金世代」も苦労を重ねる女子ゴルフ「下部ツアーはつらいよ」
 女子プロゴルフツアー「KKTバンテリン・レディス」(4月17日最終日)で、史上最長となる2時間のプレーオフを制したのはプロ6年目の植竹希望(23)。植竹は「黄金世代」での10人目の優勝者となったが、早くから華々しく活躍した同年代の選手たちのキャリアと比べると、下部ツアーでチャンスを窺う時期のあった“苦労人”である。 女子ゴルフの「黄金世代」とは、宮里藍や横峯さくらの活躍に憧れてゴルフを始めた1998年度生まれの選手たちを指す。勝みなみ、畑岡奈紗、渋野日向子、原英莉花、小祝さくら、新垣比菜、河本結など、次々と新しい優勝者が誕生してきたが、ツアー優勝はもちろんのこと、そもそもレギュラーツアーに出場するのも簡単なことではない。同世代が次々と優勝することは奇跡に近いとさえ言えるだろう。 今回、初優勝を果たした植竹は高校卒業後、2017年7月のプロテストに一発合格。下部ツアーである「ステップ・アップ・ツアー」を主戦場としていたが、2018年は賞金ランク114位、2019年は43位と伸び悩んだ。推薦やマンデートーナメント(出場権を持たない選手のための事前選考)からレギュラーツアーにも出場したが、すべて予選落ち。2019年までレギュラーツアーでの獲得賞金はゼロだった。 初めて植竹がレギュラーツアーにフル参戦できたのは、プロ4年目となる2020~21年のシーズンだった。QTランキング48位での出場だったが、このチャンスにトップ10入り7回と健闘。最終的に賞金ランキング33位で初シードを手にした。そしてプロ6年目となる2022年シーズンの7戦目にして、黄金世代10人目の優勝者となったのだ。 その植竹が初優勝したのと同じ週の前半、大分県ではステップ・アップ・ツアー「フンドーキンレディス」(4月14日最終日)が開催されていた。初日から首位を守り、2位に6打差をつけて完全優勝したのは、昨年11月にプロテストに合格した大林奈央(22)だった。 大林は2017年のIMGアカデミー世界ジュニア選手権(15~18歳女子の部)のチャンピオン。この大会はジュニアの世界一決定戦で、過去にはタイガー・ウッズ、アーニー・エルス、フィル・ミケルソン、ロレーナ・オチョアなどが優勝し、世界のトッププロへの登竜門とされる。同年の大会で大林は、フィリピン代表として出場していた笹生優花との3打差を最終日に逆転して優勝。その勝負強さで注目されていた選手だが、今回、ステップ・アップ・ツアーに優勝してもレギュラーツアーへの出場権はない。「2016年まではステップ・アップ・ツアー優勝者には翌々週のレギュラーツアーから4試合の出場権が与えられていたが、2017年に撤廃。賞金ランキング制となり、年間1位と2位には翌年のレギュラーツアー前半戦の出場権が与えられるといった制度に変わった」(ゴルフ担当記者) ゴルフのプロテストは狭き門だが、合格したからといってすぐにレギュラーツアーに出られるわけではない。トップ合格者さえQTファイナルへの出場権が与えられるだけで、道のりは遠いのだ。ステップ・アップ・ツアーも、下部ツアーでありながらレギュラーツアーとのつながりは薄い。今回、優勝してステップ・アップ・ツアーでは賞金ランク2位となった大林も、推薦などで出場するレギュラーツアーでは賞金ランキングは103位にとどまる。 それでも、大林に聞くと、「今はマンデートーナメントなどで出場を目指していますが、3日間で戦う本戦と違って18ホールでスコアを出すことが求められるため、そういった力もつけないといけないと思っています」と前向きだ。 新人に試合経験を積ませてレベルアップを図る目的で設立された下部ツアーとはいえ、脇元華、金田久美子、吉田弓美子、木戸愛といったレギュラーツアーの常連組も出場している。女子ゴルフの裾野の広さを実感させられるし、テレビ中継に映るのがごく一部のトッププロであることがよくわかる。
2022.04.22 07:00
NEWSポストセブン
2019年に最優秀選手賞として表彰された渋野日向子(Getty Images)
女子ゴルフ、シード権の新指標ランキング なぜ「メルセデス」が冠なのか
 開幕を迎えた女子ゴルフの国内ツアー。今季からは大きな変化がある。「賞金女王」がなくなるのだ。 賞金ランキング上位50人までに翌年のシード権が与えられる仕組みが廃され、代わりに各大会の成績をポイント化した「メルセデス・ランキング」でシード権が決定。同ランキング年間1位の選手が最優秀選手賞として表彰され、4年間の長期シードが付与される。「昨シーズンは移行期間で、2つのランキングそれぞれの50位以内にシード権が与えられたが、今季から一本化される。メルセデス・ランキングにはその大会の賞金額は関係なく、決勝に進出した選手に順位でポイントがつく。3日間競技を基本に、4日間競技は1.5倍、国内メジャー大会は2倍、米女子ツアーのメジャー大会は4倍のポイントになる。賞金額は大会ごとにかなり違うので、高額の試合で勝った選手が有利になるといった点を是正する狙いなどがある」(ツアー関係者) 昨季の賞金女王は稲見萌寧(22)だが、メルセデス・ランキング1位は古江彩佳(21)。終盤戦の楽しみも変わりそうだが、そもそもなぜ、「メルセデス」が冠なのか。 同ランキングが誕生したのは2012年。JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)とメルセデス・ベンツがオフィシャルパートナー契約を結び、1位の選手が最優秀選手賞として表彰され、賞金500万円とベンツがプレゼントされるようになった。「ツアーを1試合開催するスポンサーになれば賞金含め3億円かかるとされるが、オフィシャルパートナーはその数倍といわれている」(担当記者)という。 JLPGAの公式ホームページにはメルセデス・ベンツから〈ジュニア育成活動への協賛など(中略)包括的にサポートしていただいております〉とあり、相当な“支援”があることが窺える。 超大口のスポンサーだからこそ、「年間女王」の冠となれるのである。ちなみに男子にもメルセデス・ランキングはあるが、女子より後発でシード権決定とは関係ないため、「賞金王」のまま。 一本化されて初の“メルセデス女王”は誰になるのか。※週刊ポスト2022年3月18・25日号
2022.03.10 07:00
週刊ポスト
ジャンボ尾崎が主宰する「ゴルフアカデミー」出身の原英莉花(時事通信フォト)
原英莉花、笹生優花…女子ゴルフで躍進する「ジャンボ門下生」の共通点
 人気選手が続々誕生している女子ゴルフ界。父親がコーチを務める選手も多いが、父親との二人三脚を経て、”プロの師匠”に託されるケースも多い。近年、国内ツアー通算94勝を誇るジャンボ尾崎(75)が主宰する「ゴルフアカデミー」の出身者が存在感を示している。 2月12日、「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の2022年度のセレクションが千葉市内の専用練習場で開催されていた。 セレクションでは4日間にわたって中学3年生から高校2年生までの28人の男女が集まり、少年少女たちは真剣な眼差しでスイングを繰り返す。ジャンボもまた前のめりになってそれを見つめていた。 女子ゴルフ界での「ジャンボ門下生」の輝きは著しい。ツアー通算4勝の原英莉花、昨季賞金ランク4位の「アカデミー1期生」西郷真央、そしてプロになるまでは父からスパルタ教育を受けていた笹生優花もまた、“ジャンボ塾”の門を叩いている。 ここ2年、ジャンボ自身はツアーに参戦せず後進の育成に力を入れている。指導する女子プロが相次いで躍進しているが、成功する“生徒”たちに共通点はあるのか。セレクションの場で本人が口を開いた。「ゴルフで大事なことは、ひとつのことを着実に努力して前に進めていくこと。これは性格の問題も大きいけどね……。あとはスポーツ選手だから、基本的な『運動能力』が必要だと思う。 最近はボールがよく飛ぶようになったので、それに耐えうるスピードと体力が必要になった。最近のジュニア全体に言えることだが、中学生で『ゴルフ歴10年』なんて子が増えた。一体、何歳からゴルフをやっているんだ、という話になる。ゴルフだけやっていたのではなかなか身体が大きくならないからもっと素振りをしたり、色々なスポーツをやったほうがいい」 センバツ甲子園優勝投手で、プロ野球経験もあるジャンボの言葉だけに、重みがある。 また原や笹生といった第一線で活躍するプロたちには精神面でも共通する部分があるという。「向上心が強いよね。目標を自分自身でしっかりと持っているし、それに向かってどうやって戦っていくかを分かっている。勘違いされがちだが、目標というのは“大きければいい”というものではない。掲げた目標が大きすぎると、途中でコケるヤツが多い。 目標というのは、1回クリアしないといけないところに設置するもんだ。それでそこを超えたら、また次に挑戦する。登山で言えば、富士山を登るのは最後でまずは“近所の裏山”から征服しないと。たまに目標を書かせると、“世界のメジャーを獲りたい”なんて書く子がいるんだけど、状況が違いすぎて笑ってしまうんだよ」 御年75歳だが、「ジュニア世代」と向き合うときに心がけていることはあるのか。「何もないよ。ただ、『人よりも練習できる身体を持ちなさい』ということは伝えている。若い人には『一生懸命』やるということが何かを理解してもらいたいね」 今後は女子プロだけでなく、「男もなんとかしたい」と語る。アカデミーから新たなスターが羽ばたく日は近いか。※週刊ポスト2022年3月11日号
2022.03.04 07:00
週刊ポスト
三ヶ島親子は15年間にわたって苦楽をともにしてきた
女子ゴルフ「父と娘」それぞれの指導法 三ヶ島かなは放任、笹生優花はスパルタ
 ついに開幕の女子ゴルフ。人気選手が次々と誕生しているなか、最近は優勝後に「親子」で喜び合うシーンを目にする機会も増えてきた―─サラリーマン家庭に生まれ国内メジャーVを成し遂げた三ヶ島かな(25)を中心に「父と娘」の物語をお届けする。【全4回の第4回。第1回 第2回 第3回を読む】 * * * 厳しい環境のなか、トッププロへと成長した三ヶ島。父・直さんは「反抗期がなかったのが逆に怖い」というが、何を意識して教育したのだろうか。「放任だと思いますよ。親が黙って一生懸命やっている姿を見せれば子供にも伝わると思っています。指導では、僕は絶対に叱りません。誰かに怒るなと言われたワケではなくて、ゴルフの最中に『なんであんなところに打つんだ』と怒る人がいてイヤだったんですよ」 初優勝後、三ヶ島は両親にプレゼントを贈ったという。父には10年間分の誕生日プレゼントということでレクサスを、「お金がもったいない」と渋る母にも軽自動車を贈ったという。「ゴルフは夢のある世界です。ジュニア世代の親は、怒るのではなく才能を伸ばしたほうがいいと思います。そして才能がある子なら、スマホを触る前に1球でも練習したほうがいい」 直さんのように、「怒らない」指導をする父もいれば、熱血指導で成功に導いた父もいる。 昨季の賞金女王で、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧は、9歳の時にゴルフを始めた。きっかけは父・了さんがゴルフを始める際に「一緒にやらないか?」と声をかけたことだった。 そこから2人は「ライバル」としてゴルフの腕を競うようになり切磋琢磨していく。3年前からはプロのコーチに師事しているが、トレーニングは了さんが考えており、「キックボクシング」に取り組んでいるのも了さんの考案だという。 全米女子オープンを制した笹生優花の父・正和さんは独自のトレーニング法を開発し、娘をプロゴルファーにするためにフィリピンに移住したという”強者”。「スパルタ教育」で知られ、朝5時に起床してダッシュやランニングをさせ、その足元には250グラムのダンベルを結びつけるなどマンガ『巨人の星』さながらに下半身を鍛えさせた。 それが現在の300ヤードのティーショットに繋がっており、プロテスト合格を機にジャンボ尾崎氏に師事したが、「そのパワーにジャンボが驚いたほど」(ツアー関係者)という。 トップ女子選手には、それぞれの父・娘の物語があるのだ。(了。第1回から読む)※週刊ポスト2022年3月11日号
2022.03.03 07:00
週刊ポスト
昨年、国内メジャーVを成し遂げた三ヶ島親子(Getty Images)
女子ゴルフ、サラリーマン家庭の「父と娘」物語 金銭負担で“ゴルフ破産”寸前
 3月3日、女子ゴルフが開幕する。人気選手が次々と誕生しているなか、最近は優勝後に「親子」で喜び合うシーンを目にする機会も増えてきた―─。趣味でゴルフを嗜むごく普通のサラリーマンだった父の指導を受け、国内メジャーVを成し遂げた三ヶ島かな(25)を中心に「父と娘」の物語をお届けする。【全4回の第3回。第1回 第2回を読む】 * * * サラリーマン家庭に生まれた選手として着実にステップアップしていった三ヶ島だが、高いステージに上がるにつれてある問題に直面していく。それが「金銭問題」だ。本格的にプロを目指すようになると、とにかくお金がかかった。三ヶ島の父・直さんはこう話す。「毎日通っていた練習場は、140球で1000円だったのですが、そこの社長が“お金が大変だろう”と月1万円で打ち放題にしてくれました。毎日700球近く打っていましたから本当にありがたかったです。 僕は物流会社の『ランテック』に勤務していましたが、できるだけ給料が多くなるよう深夜のシフトも増やしました。そんな僕を見かねて後に進学するゴルフの名門・沖学園の監督さんが中学時代から、かなの試合の送り迎えをしてくれていた。高校はゴルフ特待生でしたし、本当に環境に恵まれました。とはいえ、寮は高いので実家通いでしたけどね」 プロを目指し、高校生でオープン大会に出るとなると、ゴルフ場のメンバーでないと試合登録がしにくいという問題にも突き当たった。「家内の実家から500万円を借り、10年で預託金を返してくれるコースの会員権を2口買ってメンバーになりました。ゴルフ場へ行くのも軽自動車のタントでしたから、高級車ばかりのなか恥ずかしかったですよ。クラブもなるべく大事に使っていました。ボールとグローブはメーカーからモニター扱いにしていただけたので助かりました。ウェッジだけは溝がすり減るので、ご褒美でよく買い替えていました」(直さん) 高校を卒業する頃には、明確に「プロになる」ことを意識していたが、母は猛反対だったという。「家内は“バカじゃないの。OLになりなさい”と言っていましたが、朝練に間に合うように毎朝送り迎えをしてくれていました」(直さん) 高校を卒業後、2015年にプロテストを受けるも2打足りずに不合格に。しかし、同年のQTで5位に入り、単年登録者としてプロの舞台での戦いが始まった(2018年のプロテストで合格)。「せっかくプロの試合に出られるようになったのに、そこまでで学資保険さえ使い切ってしまった。思い悩んで勤務先の社長に相談すると、スポンサーになってくれた上に“オフシーズンまで休職してやってこい”と僕を送り出してくれました。キャディをやることになったのも節約のためで、当時は年頃の娘とビジネスホテルのツインですよ。西村優菜ちゃんのところも“ゴルフ破産”寸前だったと聞きますが、状況はよく分かります」 その後、直さんだけ特別扱いを続けるわけにもいかず勤務先を退社することになる。「退社してからは、かなの経理を担当する会社の社長をしています。ですが、ランテックはいまもかなのスポンサーをしてくださっていて、感謝してもしきれません」 プロで活躍するにつれ、直さんがキャディを務める機会は減ってきた。また最近は渋野日向子のコーチだった青木翔氏に2019年から2年間師事した。「キャディさんにしても、青木コーチにしても新しいアドバイスが刺激になったみたいです。最近は東京で1人暮らしを始め、自炊もしている。体のケアやトレーニングもしっかりやっているようです。周りが見えるようになって少しは成長したと思います。”親離れ”なんでしょうね」(直さん)(第4回につづく)※週刊ポスト2022年3月11日号
2022.03.02 16:00
週刊ポスト
三ヶ島親子は15年間にわたって苦楽をともにしてきた
女子ゴルフ・三ヶ島かなをトッププロに導いた父は「普通のサラリーマン」だった
 3月3日、女子ゴルフの今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が始まる。最近は優勝後に「親子」で喜び合うシーンを目にする機会も増えてきた。2人でどんな苦難を乗り越えてきたのか──サラリーマン家庭に生まれ国内メジャーVを成し遂げた三ヶ島かな(25)を中心に「父と娘」の物語をお届けする。【全4回の第2回。第1回を読む】 * * * 昨季最終戦で初優勝を飾った三ヶ島かなは、父と一緒に戦ってきた1人だ。福岡県生まれの三ヶ島は、渋野日向子ら「黄金世代」の2つ年上。これまで優勝候補と目されるもあと一歩届かず、後輩たちの台頭に焦る日々を送ってきた。 父・直さんがトップで迎えた最終日を振り返る。「最終的に2位とは4打差で優勝しましたが、実力者ばかりなので、ホールアウトするまでドキドキしていました。15番で第2打がバンカーの壁に刺さった時は“寿命が縮まってもいいからボギーで上がらせて”と祈りました。友人に誘われて最終日は見に行きましたが、本人には余計なプレッシャーをかけてしまうと思って内緒にしていました」 三ヶ島をトッププロに導いた直さんは、趣味でゴルフを嗜むごく普通のサラリーマンだった。「僕がゴルフを始めたのが30歳の頃。我流で始めましたが、すぐにハマってしまいまして(笑)。最高でハンデ7まで行きました。かなが小学校4年生、10歳の時に空き地で練習していると、“パパ、何しよっと”とやってきたんです。“私もやりたい”というので、プラスチックのボールを買ってきて始めました」(直さん) 大人のクラブで打つため、当然最初は「大スライスして泣いていた」(直さん)というが、1か月程でボールが真っ直ぐ飛ぶようになった。「練習場に行って本物のゴルフボールを打つようになるとまたスライスに。負けず嫌いだから、毎日のように練習場に通うようになりました。『才能』を感じたのは始めてから3か月くらいで初ラウンドした時です。いきなり1ホール目(パー4)からパーを狙える位置につけたんです。パターを外してボギーになって泣いていましたが、『凄いな』と思いました。結局、3回目のラウンドで100を切って、それ以来100を叩いていない。私は100を切るまでに1年半もかかったのに(苦笑)」(直さん) その後、三ヶ島はゴルフに没頭していくが、指導は直さんが続けた。「僕も我流なので、テレビや雑誌で見て教えていました。特に深堀圭一郎プロと芹澤信雄プロのプレーを見ていました。コース戦略で教えたのは、“見えるところに打つ”です。だから、かなはいつもフェアウェイを狙っていました。プロになったいまもそれは変わっていないようです」(直さん) 中学は公立校に進学したが、ジュニアの試合に出場するとメキメキと頭角を現わしていく。「ジュニアの試合に初めて出た時、車でかなを送って行って、終わる頃にクラブハウスに迎えに行くと、周りの人から“大変なことになっているぞ!”と言われて。コースに向かうとプレーオフの真っ最中で、そのまま優勝してしまいました」(第3回につづく)※週刊ポスト2022年3月11日号
2022.03.01 07:00
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 自民と公明「熟年離婚」危機ほか
「週刊ポスト」本日発売! 自民と公明「熟年離婚」危機ほか
 2月28日発売の「週刊ポスト」は、コロナと戦火におののく世界を生きる現代人が「知って得する情報」を集めた。国内政治では、23年間の長きにわたって蜜月を続けてきた自公政権がついに終焉に向かい始めた深層を、経済では日本最大の飲料メーカー・サントリー社員が驚いた「次期社長の檄メール」をスクープする。そして、「御三家」として活躍した西郷輝彦氏は、なぜ「がんが消えた!」と歓喜した半年後に急逝してしまったのか――。今週の見どころ読みどころ◆<「熟年離婚」へ!>創価学会が本気で「自民潰し」に動き出したもはや前世紀の話となった小渕政権以来、23年間にわたって協力してきた自民党と公明党の盟友関係が風前の灯火になっている。7月に迫る参院選では、公明党はこれまで続けてきた「相互推薦」をやめる方針を打ち出し、支持母体の創価学会も足並みをそろえている。公明党内部を取材すると、「自民党への積年の不満」が露わになった。これは本気だ!◆西郷輝彦「前立腺がんが消えた!」最先端医療の歓喜と絶望前立腺がんを公表して闘病を続けてきた西郷輝彦が逝った。コロナ禍の昨年、日本で未承認の先端医療を受けるためにオーストラリアに渡り、数か月にわたる治療をリアルタイムで報告したYouTubeチャンネルでは「がんが消えた!」と歓喜していた。ところがそれからわずか半年で帰らぬ人となった。治療は失敗だったのか、もはや限界だったのか。専門家は意外な真実を見抜いていた。◆サントリー「次期社長」が全社員に送った「俺についてこい」メール公開創業家の4代目にあたる鳥井信宏・副社長は、今年中にも満を持してトップの座に就くと見られている。その鳥井氏がこの2月、すべてのサントリアンに向けて檄を飛ばすメールを送っていた。そこでは「ビール戦争の天王山」を勝ち抜く決意を表明し、自分は「狂」になるから社員はついてこい、と熱いメッセージを送っていた。◆小室圭さん「2度目のNY司法試験」にダンマリを決め込む大メディアニューヨーク州の弁護士を目指す小室圭さんが2月22日、23日に2度目の試験に臨んだ。昨年の1度目の時には、ワイドショーが現地から速報を流すほど大騒ぎしていた新聞・テレビは、この“大ニュース”をほとんど報じなかった。宮内庁から「パパラッチを控えて」と要請されたことが背景のようだが、そんな“お上”の言いなりメディアがますます問題を複雑化しているのではないか。◆<スクープ・ルポ>あさま山荘事件「恋人さえ見殺しにした」50年目の真実現場からの生中継が日本テレビ史上最高の89.7%という視聴率を記録した「あさま山荘事件」。今も昭和史を振り返る映像では繰り返し取り上げられるが、事件を起こした日本赤軍メンバーのなかには、国外逃亡して今も逮捕されていない容疑者もいる「現在進行形の事件」でもある。ジャーナリスト・竹中明洋氏は、事件の中心メンバーとして逮捕され服役した「爆弾製造のプロ」の取材に成功した。自身も殺人を犯し、将来を誓い合った恋人が眼前でリンチされて殺されていったという壮絶な過去を告白した。◆ドン・キホーテが発売した「テレビが見られないテレビ」爆売れの秘密昨年12月にドン・キホーテが発売した「地上波テレビが映らないテレビ」が爆売れしている。6000台が瞬く間に売り切れて追加製造しているという。いまや10代、20代の半数は「地上波テレビは見ない」と答える時代に、テレビ業界は戦々恐々としている。そして、このテレビを持っていてもNHK受信料は取られないというところもミソで……◆尾木直樹vs茂木健一郎「東大神話と悠仁さま進学騒動のおかしさ」教育現場と受験競争を知る二人が、過熱する偏差値信奉に警鐘を鳴らす。高校生がアッケラカンと「東大に行ってクイズ番組に出たい」と話し、秋篠宮家の悠仁親王の進学でも「東大に多くの卒業生を送り込む偏差値70の筑波大附属」と報じられることは異常ではないのか。◆東大名誉教授が提唱する「花粉症が1日で治る方法」いよいよ憂鬱な花粉症の季節だが、東大名誉教授の小柳津広志氏が画期的な手法を提唱して注目されている。自らの体験とこれまでの研究から、「フラクトオリゴ糖」の摂取によって、たちどころに症状が治まると報告している。少しずつメカニズムも解明されており、この目覚ましい効果には「腸内フローラ」が関係していることがわかってきた。◆日本が世界最先端を走る「老化を止めるワクチン」実現のカウントダウンいずれ来るといわれる「人生120年時代」の救世主と期待されるのが「老化防止ワクチン」だ。SFの世界ではなく、世界で研究が進むれっきとした先端科学だが、その先頭を走っているのが長寿国・日本だ。人間の細胞は「がん化」を止めるために「老化細胞」に変化するが、それが適切に排除できずにたまることで体の老化は進む。その老化細胞を取り除く画期的なワクチンの完成がいよいよ見えてきた。◆<ツアー開幕スペシャル>女子ゴルフブームを支える「父娘鷹」物語3月3日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」でシーズンをスタートする女子ゴルフツアーでは、稲見萌寧、古江彩佳、安田祐香ら新世代のスターが人気と実力を競っている。そのうちの一人、昨年の国内メジャー「リコーカップ」で初優勝した三ヶ島かなは、サラリーマンだった父親との二人三脚でトッププロになった。先の3人もやはり父親の支えでスターダムにたどり着いた。日本の女子ゴルフシーンを支える「父娘鷹」に密着した。◆「推し活女子」が生み出した「歌舞伎町ホストバブル」最前線夜の街に詳しいライターの佐々木チワワ氏が、コロナ禍でも空前の好況を続ける歌舞伎町ホスト界の裏面に迫る。かつてのホストは、有閑・富裕層女性が「自分に仕えるイケメンと疑似恋愛をカネで買う」構図だったが、今ではホストを「アイドル」のように追いかけ、風俗で働いてまで貢ぎ続ける「推し活女子」がブームの主役だ。ホストたち、そして女性たちの本音に驚かされる衝撃リポート。◆最新写真で見る「日本人が行けない日本領土」辺境領土の現状を撮り続けてきた写真家・山本皓一氏が、最新画像で尖閣諸島と沖ノ鳥島の「今」をリポートする。中国に脅かされる尖閣では、島のすぐ目の前で中国公船と日本の海上保安庁が海上チェイスを見せる生々しいシーンを激撮。沖ノ鳥島では、消波ブロックとチタン合金の金網で守られた小さな小さな「領土」を捉えた。※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!
2022.02.28 07:00
NEWSポストセブン
昨年、国内メジャーVを成し遂げた三ヶ島親子(Getty Images)
女子ゴルフ「父と娘」の物語 台頭する若手プロに多い「父親がコーチ」のケース
 3月3日、女子ゴルフの今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が始まる。“黄金世代”や“プラチナ世代”の人気選手が次々と誕生しているが、最近は優勝後に「親子」で喜び合うシーンを目にする機会も増えてきた。2人でどんな苦難を乗り越えてきたのか──サラリーマン家庭に生まれ国内メジャーVを成し遂げた三ヶ島かなを中心に「父と娘」の物語をお届けする。【全4回の第1回】 * * * 昨年11月28日、名門・宮崎カントリークラブ(宮崎県)では女子ゴルフのシーズンを締めくくる最終戦、国内メジャー「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日が行なわれていた。 最終組、18番ホールのグリーン上にはウイニングパットを沈め、初優勝を祝う仲間に囲まれる三ヶ島かな(25)の姿があった。そして、グリーンを囲む観衆のなかに、人知れず涙する男性がいた。三ヶ島の父・直さん(51)だ。少し前まではキャディとしてバッグを担いできたが、この日は「娘を緊張させたくない」と会場を訪れることすら伝えずに、最後のパットが入る瞬間を人垣の陰から見守っていた──。 ここ数年、女子ゴルフはかつてない盛り上がりを見せている。国内ツアーは“女高男低”の様相で、2022年シーズンも男子の「25試合」に対し、女子は「38試合」を予定している。人気の理由は個性豊かな若手ゴルファーの台頭だ。 2019年にAIG全英女子オープンを制した渋野日向子をはじめ、原英莉花、畑岡奈紗ら1998年生まれの「黄金世代」や、さらに2学年下(2000年生まれ)の古江彩佳、西村優菜、安田祐香ら「プラチナ世代」、その「すき間世代」(1999年生まれ)で賞金女王に輝いた稲見萌寧など毎年のようにスターが生まれている。「現在の若手は、別名『藍ちゃん世代』『さくら世代』とも呼ばれています。幼い頃に、宮里藍と横峯さくらが鎬を削って女子ゴルフを盛り上げた様子をテレビで観ていた世代です。 その父親はマイクロバスを運転しながら娘のキャディを務める横峯良郎さんを見てきた。昔はプロと言えば『裕福な家の子』か『たたき上げの練習生』と相場が決まっていたが、この辺りから普通のサラリーマン家庭からもプロが出てくるようになり、父と娘でプロを目指すスタイルの裾野が広がりました」(スポーツ紙記者) いま台頭する若手プロには、父親がコーチだったケースが多い。 代表例が、昨季惜しくも賞金女王を逃し、今季は米ツアーに挑戦する古江彩佳だ。 3歳でゴルフを始めた古江を指導していたのは父・芳浩さん。古江は母親が勤め先のコンペに参加するための練習についていったのがきっかけでゴルフに興味を持ち、競技を始めた。 しかし、芳浩さんは「ゴルフ未経験」でグリップの握り方すら分からなかったという。そこから雑誌やテレビのゴルフ番組を見て独学で研究し、スクールに入れず自ら古江を指導。ジュニアで全国レベルの結果を残すまでに育て上げた。 その後、ゴルフ名門校の滝川二高(兵庫県)からプロの道へ進むが、いまもスランプに陥った際には父にアドバイスをもらっており、LPGAのツアーブックの「師弟関係」の欄には「古江芳浩」の名前が書かれている。(第2回につづく)※週刊ポスト2022年3月11日号
2022.02.28 07:00
週刊ポスト
プロ6年目にして涙の初優勝を飾った三ヶ島かな(時事通信フォト)
女子ゴルフ三ヶ島かな、プロ6年目で初優勝「叱らない父」との二人三脚
 女子ゴルフの稲見萌寧(22)と古江彩佳(21)が最後までハイレベルな賞金女王争いを繰り広げた国内最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。9位に入った稲見が総額2億5519万円を獲得、古江に845万円差をつけて女王に輝いたが、大会を制したのはツアー未勝利の“ダークホース”三ヶ島かな(25)だった。 プロ6年目にして涙の初優勝を飾った三ヶ島の姿を、18番ホールのグリーン横で嬉しそうに見守る男性がいた。「本人には内緒で地元・福岡から応援に来ていた三ヶ島の父親・直さんです。直さんはプロデビュー時からキャディとしてバッグを担いでともに転戦してきたので、ツアー関係者の間では有名人です」(ゴルフ担当記者) 三ヶ島にとって父親はキャディであり、長年の「コーチ」でもある。「10歳でゴルフを始め、父親と二人三脚で実績を積み上げてきた。親子鷹にありがちな“熱血指導”ではなく、ミスを叱らず、『どうすればミスを防げるか』を考えさせる方針だったそうです」 順調に才能を伸ばし、ゴルフの名門・沖学園(福岡)に入学。「九州ナンバーワンアマ」として知られ、2016年からプロの道へ。「直さんはキャディとして三ヶ島と全国を転戦し、2018年にはシード権を獲得するまでになりましたが、娘のさらなる成長のために最近はキャディの回数を減らした。2019年オフからは渋野日向子のコーチだった青木翔氏と契約したが、いまも親子の関係は良好で心の支えになっているようです」 三ヶ島と同様に稲見と古江、笹生優花(20)など女子プロの多くは父親と二人三脚で道を切り開いてきた。その“先駆け”である横峯さくらの父・横峯良郎氏が語る。「母親が勉強を教えるのと同じで、ゴルフは一番近い父親が面倒を見ることで素直に受け入れていくんです。ずっと見ているからちょっとした変化にも気付ける。成長していくと強豪校に行ったり、コーチについたりしますよね。よくコーチが『俺が育てた』というような顔をするけど、私は親が基礎を作ったケースが100%だと思うね」 親子鷹の活躍は今後も続きそうだ。※週刊ポスト2021年12月17日号
2021.12.08 07:00
週刊ポスト
東京五輪で日本人ゴルファー初のメダリストとなった稲見萌寧(Getty Images)
稲見萌寧が最終戦で戴冠 大混戦となった女子ゴルフ賞金女王争いを振り返る
 最終戦までもつれる大混戦となった女子プロゴルフ・JLPGAツアーの賞金女王争いは、東京五輪で日本人ゴルファー初のメダリストとなった稲見萌寧が制し、初の賞金女王に輝いた。あらためて2021年の女子ゴルフ界を振り返ってみよう。 2021年のゴルフ界は、コロナで前半戦が中止になった2020年のツアーと統合するという異例のシーズンとなった。昨年6月、アース・モンダミンカップの渡邉彩香(28)の優勝で始まった2020-21年JLPGAツアーは、年末の時点で20代前半の若い世代が躍動した。 2000年生まれの「プラチナ世代」である古江彩佳(21)や西村優菜(21)、2001年生まれの「新世紀世代」笹生優花(20)がプロ入り初勝利で賞金女王争いに名乗りを挙げる一方、原英莉花(22)が国内メジャー2連勝の快挙を達成した。序盤戦を終えて、賞金ランキング1位は2勝した笹生で、2位に3勝の古江が続き、原は3位に食い込んだ。 シーズン中盤の主役は、2021年の初戦を制した小祝さくら(23)だった。3戦目にも優勝し、その後、1位の笹生が米ツアーに専念したこともありトップに立った。小祝を追ったのが、5月下旬までに今季6勝を挙げた稲見萌寧(22)で、2人のデッドヒートはシーズン終盤まで続いた。一方、ベテラン勢も気を吐き、菊地絵理香(33)が約4年ぶり、上田桃子(35)が約2年ぶりのツアー優勝を飾り、復活の狼煙を上げた。 終盤戦の展開は、小祝や渋野、勝ら1998年生まれの黄金世代と、古江、吉田、西村ら2000年生まれのプラチナ世代、さらには西郷ら2001年生まれの新世紀世代が入り乱れての大混戦となった。1999年生まれで“はざま世代”を自任する稲見は東京五輪で銀メダルを獲得後、9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯に勝ち、トップに躍り出た。 稲見を追ったのは、10~11月の4戦で3勝を挙げた古江だった。賞金女王決定は、2人の一騎打ちで迎える最終戦の国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまでもつれこむ展開となり、稲見が初の賞金女王に輝いた。大混戦だった賞金女王レース 稲見、古江ら、大混戦の賞金女王争いを演じた上位10人の今季の闘いぶりを振り返ってみよう。【1位】稲見萌寧(22)9勝 2億5519万2049円 精密なショットを武器に8月の東京五輪で銀メダルを獲得、男女を通じ日本人ゴルファー初のメダリストとなった。翌9月には大会新の19アンダーで国内メジャー初優勝。【2位】古江彩佳(21)6勝 2億4674万3575円 2020年はデサントレディース東海クラシックでのプロ初勝利など3勝を挙げ、2021年は10月以降に高額賞金大会3勝で猛追した。ショット、パットの安定感は抜群。【3位】小祝さくら(23)5勝 2億42万3583円 今季ツアー全試合に出場し、2021年8月は自身初の2週連続優勝を果たした。タフな心身で安定したショットを放ち、「スイングマシーン」の異名をとる。【4位】西郷真央(20)0勝 1億7899万7891円 今季未勝利ながら、出場50試合でトップ10に20回入るという圧倒的な安定感で常に賞金女王争いの一角を占めた。ジャンボ尾崎門下生。【5位】西村優菜(21)4勝 1億7525万7855円 2020年は樋口久子 三菱電機レディスでプロ初優勝、2021年はダンロップ女子オープンで自身初の2週連続優勝を果たす。ショートアイアンを得意とする。【6位】申ジエ(33)4勝 1億3096万9269円 2016、2018年の賞金ランク2位。2020年は富士通レディース2020、TOTOジャパンクラシックで2勝、2021年はニチレイレディス、大東建託・いい部屋ネットレディスで2勝。【7位】勝みなみ(23)2勝 1億2798万6540円 15歳でツアー初優勝し、2017年にプロ転向。2021年、日本女子オープンで国内メジャー初優勝を飾り、賞金3000万円を獲得。ドライバーの平均飛距離は254.31ヤードで今季ツアー2位。【8位】原英莉花(22)3勝 1億2558万7582円 2020年は日本女子オープンで国内メジャーを初制覇し、続くJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップでメジャー2連勝を果たした。2021年には11月に1年ぶりの3勝目を飾った。身長173センチ、ドライバーの平均飛距離257.26ヤードは今季ツアー1位。師匠はジャンボ尾崎。【9位】菊地絵理香(33)1勝 1億1783万3334円 2020年は開幕戦のアース・モンダミンカップで予選落ちしたが、2021年の同大会で優勝し、賞金5400万円を手にした。ツアー優勝は4年ぶり通算4勝目。【10位】上田桃子(35)1勝 1億1314万6872円 2021年のパナソニックオープンレディースで“桃子対決”となった大里桃子とのプレーオフを制し、約2年ぶりのツアー優勝を果たした。2007年には史上最年少で賞金女王に輝いた。※週刊ポスト2021年12月10日号
2021.11.29 16:00
週刊ポスト
渋野日向子
イ・ボミも渋野日向子もいなくなる?女子ゴルフ「資格厳格化」の余波
 国内の女子ゴルフツアーは11月21日の大王製紙エリエールレディスを終えたところで、来年のツアー出場権である「シード権」が確定した。賞金ランキングおよび(米メジャーを含む大会の順位をポイント化した)メルセデス・ランキングの50位以内に入った計52選手に、来季の出場資格が与えられるが、今回は13人が初シードを獲得。女子ゴルフに“新時代”が到来したことが見て取れる一方、「人気選手が国内ツアーから消えるのでは」と懸念する声も聞こえてくる。  初シードが13人というのは、歴代3番目に多い数字で、「宮里藍や横峯さくらが出てきた頃のことが思い出される」(ツアー関係者)という。宮里は2003年、横峯は2004年にプロデビューしたが、その直後にあたる2005年と2007年は「初シードが14人」という歴代最多の数字が残っている。 「あの頃は、宮里や横峯に引っ張られるように若手が台頭し、世代交代がどんどん進んでいった。2005年までは不動裕理が6年連続で賞金女王に輝いて確固たる地位を築いていたが、2006年は大山志保がその座を奪い、翌年は上田桃子が最年少賞金女王となった。 さらに翌年には古閑美保が賞金女王に輝き、20歳の原江里菜が21アンダーで優勝するなど若手が爆発的なスコアをマークする試合が目立った。この年はプロテストに合格したばかりの若林舞衣子や服部真夕が優勝するなど、初優勝者が8人。新しい世代がどんどん台頭する今の女子ゴルフ界に重なって見えます」(同前) 畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみ、原英莉花、小祝さくらなどの1998年生まれの「黄金世代」に加え、古江彩佳ら2000年生まれの「ミレニアム世代」、そしてその間の1999年生まれである稲見萌寧ら「ハザマ世代」の選手たちが大活躍している。ハザマ世代の稲見とミレニアム世代の古江による今季の賞金女王争いの決着は、最終戦まで持ち越された。 初シード獲得の面々を見ても、ツアー優勝を果たしたミレニアム世代の西村優菜(賞金ランキング5位)や吉田優利(同21位)、さらに若い2001年生まれの西郷真央(同4位)、山下美夢有(同12位)ら新鋭が名を連ねる。 その一方で、そうした若手に押し出されるかたちで、これまでの実力者たちが次々とシードを失った。8シーズン連続でシード入りしていた成田美寿々(同102位)をはじめ、福田真未(同57位)、葭葉ルミ(同67位)、永井花奈(同70位)、松田鈴英(同94位)ら19人がシード落ち。シード喪失者のなかには、キム・ハヌル(同81位)、イ・ボミ(同82位)、ペ・ヒギョン(同63位)、黄アルム(同86位)ら数年前には国内ツアーの上位を席巻していた韓国人プロたちの名前もある。「韓国人プロたちは、コロナ禍による入国制限で出場できない試合もあったため、それぞれの状況に応じた特別措置が取られることになった。たとえば、2015、2016年の賞金女王であるイ・ボミは来季5戦を終えたところで、今季の賞金ランク50位の獲得賞金(有村智恵の3201万1751円)に到達すれば、シードを与えられる。ただ、ハードルはかなり高く、もう日本の国内ツアーで彼女たちを見る機会はなくなってしまうのではないか」(ゴルフ担当記者) ただでさえ、コロナ前からLPGAは海外選手のツアー出場が困難になるように、参加資格を“厳格化”してきた経緯がある。 賞金ランキングなどでシード権を得られなかった選手は、QT(クォリファイングトーナメント)に出場し、そこで上位に入れば来季の出場権を得られる仕組みがある。2018年度までは、日本のプロテストに合格していなくても、QTで上位に入ればツアー出場権が得られた。これまで、韓国人プロを含む海外選手の多くは、「プロテストは受験せず、QTを通過して単年登録でツアー出場」というやり方を採用してきた。ところが、2019年度以降はQTの受験資格がLPGA会員(プロテスト合格者)に限定されたのである。前出・ゴルフ担当記者が言う。「海外選手ばかりが活躍してはツアー人気が落ちることを懸念しての厳格化ではないかとも言われていますが、制度変更の影響は大きい。黄金世代の期待の星のひとりである高木優奈は今季、単年登録でツアーに出場していたが、来シーズンから単年登録が完全撤廃されるため賞金ランク50位以内を目指すか、QT受験資格を得るためにプロテストを受けるかの2択を迫られ、ツアーの試合を欠場してプロテストを受けた。しかし、1打差で不合格となってQTには出られないうえに、賞金ランキングも60位に終わりシードを逃したのです。彼女の例を見ても、ツアー参加がかなりの“狭き門”になっていることがわかる」 ツアー参加が狭き門になろうとも、若手の人気プロが台頭しているからいいではないかと思うかもしれないが、そうとは限らない。「今シーズンは渋野と古江が米女子ツアー最終予選会に出場するし、『大王製紙エリエールレディス』で復活優勝した原英莉花も米女子ツアーを目指しているという。すでに畑岡は米女子ツアーで戦っているし、人気選手がどんどん海外流出する可能性もある」(前出・ゴルフ担当記者)という状況なのだ。 顔ぶれが大きく入れ替わった結果、“見たい選手がいない”という寂しいツアーになる可能性もあるのだろうか。
2021.11.25 07:00
NEWSポストセブン
渋野日向子の後輩たちが活躍中(GettyImages)
ネット中継だけなんて…渋野日向子復活Vも地上波中継なしに不満の声
 スランプを脱した“スマイル・シンデレラ”の破顔――その瞬間を地上波テレビで見られる視聴者はいなかった。スタンレー・レディース(10月10日最終日)で1年11か月ぶりの復活優勝を果たした渋野日向子だが、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)はこの大会から有料ネット配信を始めたからだ。 大会直前、JLPGAは米メディア大手ディスカバリー社が運営するインターネット動画配信サービス「GOLFTV」でスタンレー・レディスの3日間すべてをライブ配信すると発表した。スポーツ紙デスクはこう話す。「月額1000円の料金を払って『GOLFTV』に加入すれば、午前10時から試合終了まで生中継で観ることができるというものです。プロ野球やJリーグと違って、女子ゴルフは主催者が放映権を持っているが、その主催者は放映権料を発生させないでスポンサー集めも含めたゴルフ中継をテレビ局に丸投げしてきました。地上波で中継されてもJLPGAに放映権料が入りません。JLPGA側はそのことに不満を持ち、テレビ局や系列局が主催者となっている一部の大会を巡っては放映権の一括管理を求めてテレビ局側と対立してきた経緯があるのです。テレビ局としては、女子ゴルフが不人気だった時代にも予算を組んで広告スポンサーを集め、地上波で中継して支えてきたという思いがあるから、JLPGA側の主張に簡単には応じられないでしょう」 現在、国内女子ゴルフツアーはスポンサー企業がJLPGAに公認料を支払って主催者となっている。それを2025年シーズンからJLPGAは、ほぼすべての大会で自身が主催者となることを目指していると報じられた。これも放映権の一括管理、インターネット中継による収益基盤の安定を視野に入れての話だとみられている。ツアー関係者はこう言う。「これまで主催者としてやってきたスポンサー企業としても、簡単に首をタテに振れる話ではないでしょう。スポンサー企業は公認料に加えて大会賞金や運営費などを負担し、総額は3億~4億円ともいわれてきた。JLPGAが主催者になると、協賛金として同様の負担をしながら特別協賛という立場になるといったかたちが考えられ、独自カラーを出しにくくなるとみられている。そのことに反発するスポンサー関係者も少なくありません」 そんな状況下でもJLPGAが強気で財政基盤強化を目指しているのは、次々と新しい目玉選手が出てきて女子ゴルフ人気が根強いものになっているからだろう。渋野日向子、原英莉花、勝みなみ、新垣比菜、小祝さくらなど1998年度生まれの黄金世代に続き、安田祐香、吉田優利、西村優菜、古江彩佳ら2000年度生まれのプラチナ世代が台頭して、中間の“はざま世代”からも東京五輪銀メダリストの稲見萌寧が誕生した。スタンレー・レディスでも現役高校生の佐藤心結(みゆ)が優勝争いを引っ張った。「とはいえ、女子ツアーのゴルフ中継を楽しみにしている層には年配者も多く、有料のネット放送になじみがない。今回も渋野復活Vの瞬間が見られず残念がる声が聞こえた。 宮里藍や横峯さくらがブームを巻き起こしたのはゴルフをやらない主婦層などが地上波でその活躍を見て、応援するようになったことも大きい。ネット中継だけでは国民的な人気が広がらないというのが、主導権を握ろうとするテレビ局側の依って立つところでしょう」(同前) 海外スポーツ中継などでは、ネット配信がどんどん存在感を高めているが、日本の女子ゴルフ中継も、どういったメディアで選手たちの活躍が見られるようになるのか、分岐点に差し掛かっている。 
2021.10.13 11:00
NEWSポストセブン
ビッグタイトルを掴めるか(GettyImages)
女子ゴルフ・西村優菜はナニワ根性で賞金女王へ 小さくても勝てます!
 稲見萌寧(22)と小祝さくら(23)の一騎打ちだった女子ゴルフの賞金女王争いに西村優菜(21)が割って入った。2週連続優勝で賞金ランキング3位に急浮上。トップの稲見に5300万円差に迫った(9月26日時点)。シーズン終盤は優勝賞金3000万円超えの大会が続き、逆転女王も射程圏内だ。「大阪・堺市生まれの西村は5歳でゴルフを始め、小学6年生の時に『フジサンケイジュニア』で男子選手を抑えて優勝。大商大高校に進学後も実績を重ね、2019年11月のプロテストで一発合格するとルーキーイヤーに優勝を果たした」(担当記者) 小祝や渋野日向子(22)ら1998年生まれの「黄金世代」が注目されるが、素材的には西村と同い年の2000年生まれのプラチナ世代が上とも言われる。「今季3勝の古江彩佳(21)、日本女子アマを制した経験のある吉田優利(21)、安田祐香(20)ら期待の選手がずらりと並ぶ。西村は同じ関西出身の安田や古江と仲が良く、練習ラウンドなどではバリバリの関西弁で話している。ただ、インタビューでは関西弁は使わない。“きつく聞こえないか心配”と気にしているそうです」(ツアー関係者) ゴルファーとしては不利な身長150センチという小柄な体格。ドライバー平均飛距離は230ヤードと女子プロでは“飛ばない”部類で、同い年の吉田には20ヤード以上置いていかれることも。「そこで西村は徹底してショートアイアンの練習に重点を置く。アマ時代から100ヤード以内、グリーン周りの練習に8割の時間を割き、ショートアイアンは抜群のコントロールを誇ります。“ゴルフは飛距離だけではない”と断言します」(同前) その強い精神力には目を見張るものがあるが、「アマ時代は成績が悪いと一人で泣きじゃくるネガティブな性格だった。メンタルトレーナーの指導を受け、シーズン中も自分のいいところを毎晩ノートにつけている」(同前)というのだ。 小さな体で、ビッグタイトルを掴めるか。※週刊ポスト2021年10月15・22日号
2021.10.07 07:00
週刊ポスト
稲見萌寧たちの主戦場は海外に?(Getty Images)
稲見萌寧も海外に行ってしまう?女子ゴルフ新ランキング一本化の不安要素
 女子ゴルフの国内ツアーが大きく変わりそうだ。長く「賞金ランキング50位以内なら翌年のシード権(出場資格)獲得」という仕組みが定着していたが、それが来シーズンにもなくなると報じられている。「賞金ランキングには実力が正確に反映されないとの批判が根強くあった。たとえば『マスターズGCレディース』『アース・モンダミンカップ』などは国内メジャーより賞金が高い。是正するために“ポイント制”の『メルセデス・ランキング』が生まれ、昨年からシード権付与の基準として賞金ランキングと併用されている。ここからさらに、賞金ランキングによるシード権を廃止する方向なのです」(担当記者) メルセデス・ランキングは「国内メジャー優勝は400ポイント」「レギュラーツアーの4日間競技優勝は300ポイント」などと各大会の順位がポイント換算される。「注目は年に5戦ある海外メジャー大会は優勝なら800ポイントといった具合に比重が高いこと。海外で活躍できる選手はより有利になる」(同前) たとえば、渋野日向子(22)は2020年12月の全米女子オープンで「4位」に入り、国内の4日間競技の「優勝」に匹敵するポイントを稼いだことでメルセデス・ランキング11位に浮上。この時点で日本ツアーの賞金ランキングは35位だった。 そうなると、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22)ら国内ツアーを主戦場にしている選手が、どんどん海外に出て行ってしまう懸念はないのか。「もともと国内志向の稲見は“30勝して永久シードを目指す(現在9勝)”と公言してきたし、東京五輪の銀メダルで5年シードを手にしたので当面はシード権争いとは無縁。ただ、海外メジャー挑戦を奨励する流れは明らかなので、ランキング1位を目指して海外メジャーや調整のためにその前後の大会に挑戦する機会も出てくるだろう。そこで日本を飛び出しての戦いの魅力に目覚める可能性はある」(ツアー関係者) 制度変更の詳細はまだ発表されていないが、プロゴルファーの沼沢聖一氏はこう指摘する。「ランキングが一本化されれば、海外進出が増えて日本の女子ゴルフのレベルは上がるだろうが、海外ツアーに参戦できるプロは限られるため、そこにも不公平は生じる。ある程度準備期間を設けるべきではないか」 世界に羽ばたいてほしいが、国内の試合会場での活躍も見たい。ファンとしては複雑な制度変更かもしれない。※週刊ポスト2021年10月1日号
2021.09.21 07:00
週刊ポスト

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