渋野日向子一覧

【渋野日向子】に関するニュースを集めたページです。

渋野日向子の「黄金世代」も苦労を重ねる女子ゴルフ「下部ツアーはつらいよ」
渋野日向子の「黄金世代」も苦労を重ねる女子ゴルフ「下部ツアーはつらいよ」
 女子プロゴルフツアー「KKTバンテリン・レディス」(4月17日最終日)で、史上最長となる2時間のプレーオフを制したのはプロ6年目の植竹希望(23)。植竹は「黄金世代」での10人目の優勝者となったが、早くから華々しく活躍した同年代の選手たちのキャリアと比べると、下部ツアーでチャンスを窺う時期のあった“苦労人”である。 女子ゴルフの「黄金世代」とは、宮里藍や横峯さくらの活躍に憧れてゴルフを始めた1998年度生まれの選手たちを指す。勝みなみ、畑岡奈紗、渋野日向子、原英莉花、小祝さくら、新垣比菜、河本結など、次々と新しい優勝者が誕生してきたが、ツアー優勝はもちろんのこと、そもそもレギュラーツアーに出場するのも簡単なことではない。同世代が次々と優勝することは奇跡に近いとさえ言えるだろう。 今回、初優勝を果たした植竹は高校卒業後、2017年7月のプロテストに一発合格。下部ツアーである「ステップ・アップ・ツアー」を主戦場としていたが、2018年は賞金ランク114位、2019年は43位と伸び悩んだ。推薦やマンデートーナメント(出場権を持たない選手のための事前選考)からレギュラーツアーにも出場したが、すべて予選落ち。2019年までレギュラーツアーでの獲得賞金はゼロだった。 初めて植竹がレギュラーツアーにフル参戦できたのは、プロ4年目となる2020~21年のシーズンだった。QTランキング48位での出場だったが、このチャンスにトップ10入り7回と健闘。最終的に賞金ランキング33位で初シードを手にした。そしてプロ6年目となる2022年シーズンの7戦目にして、黄金世代10人目の優勝者となったのだ。 その植竹が初優勝したのと同じ週の前半、大分県ではステップ・アップ・ツアー「フンドーキンレディス」(4月14日最終日)が開催されていた。初日から首位を守り、2位に6打差をつけて完全優勝したのは、昨年11月にプロテストに合格した大林奈央(22)だった。 大林は2017年のIMGアカデミー世界ジュニア選手権(15~18歳女子の部)のチャンピオン。この大会はジュニアの世界一決定戦で、過去にはタイガー・ウッズ、アーニー・エルス、フィル・ミケルソン、ロレーナ・オチョアなどが優勝し、世界のトッププロへの登竜門とされる。同年の大会で大林は、フィリピン代表として出場していた笹生優花との3打差を最終日に逆転して優勝。その勝負強さで注目されていた選手だが、今回、ステップ・アップ・ツアーに優勝してもレギュラーツアーへの出場権はない。「2016年まではステップ・アップ・ツアー優勝者には翌々週のレギュラーツアーから4試合の出場権が与えられていたが、2017年に撤廃。賞金ランキング制となり、年間1位と2位には翌年のレギュラーツアー前半戦の出場権が与えられるといった制度に変わった」(ゴルフ担当記者) ゴルフのプロテストは狭き門だが、合格したからといってすぐにレギュラーツアーに出られるわけではない。トップ合格者さえQTファイナルへの出場権が与えられるだけで、道のりは遠いのだ。ステップ・アップ・ツアーも、下部ツアーでありながらレギュラーツアーとのつながりは薄い。今回、優勝してステップ・アップ・ツアーでは賞金ランク2位となった大林も、推薦などで出場するレギュラーツアーでは賞金ランキングは103位にとどまる。 それでも、大林に聞くと、「今はマンデートーナメントなどで出場を目指していますが、3日間で戦う本戦と違って18ホールでスコアを出すことが求められるため、そういった力もつけないといけないと思っています」と前向きだ。 新人に試合経験を積ませてレベルアップを図る目的で設立された下部ツアーとはいえ、脇元華、金田久美子、吉田弓美子、木戸愛といったレギュラーツアーの常連組も出場している。女子ゴルフの裾野の広さを実感させられるし、テレビ中継に映るのがごく一部のトッププロであることがよくわかる。
2022.04.22 07:00
NEWSポストセブン
各界のスター選手はその活躍にふさわしい報酬を手に入れている(写真/AFLO)
大谷翔平、大坂なおみ、松山英樹…超一流日本人アスリートの推定年収
 世界中が固唾をのんで見つめるアスリートには計り知れない広告効果が生まれ、桁違いの富が集中する。日本人トップ選手たちもその活躍にふさわしい報酬を手に入れているようだ。億万長者となっている各界のスター選手を一覧してみよう。【※推定年収は、各種報道での2021年の実績をもとに2022年の収入を編集部が推定(1ドル≒125円で換算)】●大谷翔平(27)ロサンゼルス・エンゼルス投手・DH 推定年収/34億円 本業の年俸は550万ドル(約7億円)だが、アシックスやデサントなど日米15社とのスポンサー契約は1件あたり100万ドル以上で、年間総額は2000万ドル(25億円超)にのぼる。●渋野日向子(23) 推定年収/4億円 2020年からサントリーと3年3億円(年間1億円)の所属契約。アメリカツアーでの獲得賞金に加え、RSK山陽放送やナイキなど約9社のスポンサー収入や9000万円にのぼるCM出演料が入る。●松山英樹(30) 推定年収/38億円 獲得賞金は約5億3400万円(2022年4月時点)。ダンロップとの5年契約(総額30億円)、レクサスとの5年契約(総額10億円)など、約10社との契約金は年間30億円以上にのぼる。●大坂なおみ(24) 推定年収/75億円 昨年の女性アスリートの収入ランキング1位。今年、日清食品所属からフリーに転身するも、ルイ・ヴィトンなどとのスポンサー契約は続行。契約料はナイキとタグ・ホイヤーだけで20億円といわれる。テニスの獲得賞金は年間5億円前後。●錦織圭(32) 推定年収/32億5000万円 過去5年の獲得賞金は年平均1億9000万円。所属の日清食品とは昨年末に契約終了し、今季はフリーで臨む。獲得賞金以外の収入は、ユニクロ12億円、ウィルソン2億5000万円など約10社のスポンサー料で総額30億円にのぼる。●村田諒太(36) 推定年収/7億円 日本初のスポーツ独占生配信(アマゾン)となった“世紀の一戦”ミドル級王座統一戦のファイトマネー6億円(日本人ボクサー史上最高額)に加えて、数千万円のグッズ収入を得た。対するゴロフキンのファイトマネーは15億円。村田は他に、マイナビなど約10社と総額1億円のスポンサー契約を結ぶ。●鈴木誠也(27)シカゴ・カブス外野手 推定年収/21億5000万円 今年3月にカブスと5年総額8500万ドル(約106億7000万円)で契約。メジャーに移籍した日本人野手初年度として最高額で、広島時代の年俸3億円から大幅なアップとなった。●田中将大(33)楽天ゴールデンイーグルス投手 推定年収/10億円 年俸9億円は日本球界最高額。大塚製薬、楽天モバイルなどのCMに出演。昨季は4勝どまりだったが、今季はすでに2勝目を挙げ、日米通算200勝まであと17勝に迫る(2022年4月5日時点)。●ダルビッシュ有(35)サンディエゴ・パドレス投手 推定年収/28億円 年俸は日本人メジャーリーガー最高額2200万ドル(約27億6500万円)。この他に約57万人もの登録者を持つ自身のYouTubeで、300万~1000万円の広告収入を得る。●八村塁(24)ワシントン・ウィザーズ 推定年収/20億円 年俸約6億円に加え、NECや日清食品、大正製薬などと結ぶスポンサー契約は約14億円。もう1人のNBA選手・渡邊雄太の年俸は2億円。●井上尚弥(29) 推定年収/11億5000万円 6月7日のノニト・ドネア戦のファイトマネーは、軽量級では破格の100万ドル(約1億2500万円)。ほかに、NTTぷららやTBCなど、国内外の大手企業とのスポンサー契約は総額10億円に達する。●本田圭佑(35) 推定年収/10億円 現在、サッカーは無所属のため、収入は自身の会社やサッカークラブ経営、カンボジア代表監督の年俸、スポンサー料など。日本人現役サッカー選手最高年俸は、リバプール・南野拓実(27)の5億9000万円。海外の超一流アスリートは…?●リオネル・メッシ(34)パリ・サンジェルマン 推定年収/91億6000万円 年俸51億6000万円。その他、生涯契約を交わすアディダスをはじめ、スポンサー収入は総額約40億円といわれる。同じパリ・サンジェルマンに所属するネイマール(30、右)の年俸は65億2000万円で、ピッチ外の収入は約23億8000万円とされる。●レブロン・ジェームズ(37)ロサンゼルス・レイカーズ 推定年収/131億円 年俸は約51億7000万円。コート外では生涯契約となるナイキの21億円の他、スポンサー収入、株や不動産投資のロイヤリティ、企業の役員報酬などでも収入を得ている。●ロジャー・フェデラー(40) 推定年収/102億円 収入のほとんどを占めるスポンサー契約のうち、特に巨額なのがユニクロの340億円(10年契約)。膝の負傷でしばらく大会に出ておらず、今年半ば頃に復帰が予定されている。●タイガー・ウッズ(46) 推定年収/60億円 昨年2月に交通事故で大ケガを負うも、今年のマスターズで電撃復帰。現時点での獲得賞金は約550万円ながら、ブリヂストンなど10数社と結ぶスポンサー契約で総収入は60億円を超える。※週刊ポスト2022年4月29日号
2022.04.20 19:00
週刊ポスト
渋野日向子は米国から帰れるのか?(時事通信フォト)
渋野日向子、オミクロン株で「帰国困難」の可能性 石川遼騒動も影響か
 稲見萌寧(22)が初の賞金女王に輝いて幕を閉じた女子ゴルフ。国内ツアーが終了したなかで注目を集めたのが、来年の米国女子ゴルフツアー出場権獲得のために予選会(Qシリーズ)に参戦した渋野日向子(23)と古江彩佳(21)だ。 だが、関係者の間で2人に対して心配の声が上がっている。原因は渡米と同じタイミングで登場した「オミクロン株」だ。「今後の感染状況次第では米国からの帰国が困難になる可能性が出てきたことで、『正月を実家で過ごせないのではないか』という懸念が出ているんです」(ゴルフ誌記者) 2人が滞在していたアラバマ州ではまだオミクロン株の感染者は確認されていない。だが、仮に帰国できても14日間の自宅待機が必要になる。ツアー関係者が言う。「男子プロの石川遼が自主隔離中にゴルフ場でラウンドや食事をしたことが“社会問題化”してしまった。ツアー機構からは1か月間の出場停止処分を受けたほかスポンサー関係にも大きな影響があったため、違反は絶対にマズい。一方で、帰国できても年内は練習できないし、また海外に戻る時も同様なので、『帰国しない』選択肢も検討しているようです」 ここで気になるのが、渋野と2019年10月からサポート契約を結んでいる日本航空(JAL)の動向だ。契約締結時には、「今後、国内外移動時のサポートを中心にバックアップしていきます」と声明を発表している。 渋野の帰国についてJAL広報部が回答した。「帰国される便でのサポートはさせていただいておりますが、たとえスポンサー契約をしている方に対してでも入国制限に関してできることはなく、一般のお客様と同じです。 大谷翔平選手も同様ですが、予約に対して“融通”といったこともしていません。あくまで予約していただいたうえで空港内や機内でのサポートをします。一時は入国の新規予約を止めるということで混乱しましたが、今は年末に向けて帰国される日本人は通常通り予約できます。国がすべて“タクトを振る”という状況で、それに対応させていただいております」 次に日本でシブコスマイルが見られるのは、いつになるのだろうか。※週刊ポスト2021年12月24日号
2021.12.15 16:00
週刊ポスト
【動画】渋野日向子、テレ東の野沢春日アナと破局していた
【動画】渋野日向子、テレ東の野沢春日アナと破局していた
 女子プロゴルファーの渋野日向子選手と、今年1月に交際が報じられたテレビ東京の野沢春日アナが破局していたことがわかりました。 野沢アナの知人によると「野沢にシブコさんとの関係を聞いたら、暗い顔で『実は最近別れてしまった。この前、フラれたんだ』と言ってきたんです。 理由を尋ねたら、『今はゴルフに集中したいから』というようなことを言われたそうなんです」とのこと。野沢アナはとても落ち込んでいるそうです。
2021.12.11 16:00
NEWSポストセブン
渋野日向子の新スタイルはアメリカでも通用するか(Getty Images)
渋野日向子、交際していたテレ東アナ野沢春日と破局「ゴルフに集中したい」
 来季からの米女子ツアー本格参戦に向けて“身辺整理”を済ませたのかもしれない。女子プロゴルファーの渋野日向子(23才)が、今年1月に交際が報じられていたテレビ東京の野沢春日アナウンサー(31才)と破局していたことが分かった。 写真週刊誌「FRIDAY」に初ロマンスをキャッチされたのは、ちょうど1年前。当時は「全米女子オープン」で4位と大健闘して帰国。新型コロナウイルス感染防止の2週間の自主隔離生活を終えると、1月5日に真っ先に野沢アナの自宅へ車を走らせて、高級ブランドの誕生日プレゼントを渡しに行った現場を撮られていた。 その後も複数回、ホテルで密会したところも押さえられて、あるゴルフ関係者は「渋野の方が最初に惹かれていった」と話していた。それが、1年も経たずに、なぜ? 野沢のある知人が明かした。「最近、野沢の元気が無かったので、シブコさんとの関係を聞いたんです。そうしたら、暗い顔で『実は最近別れてしまった。この前、フラれたんだ』と言ってきたんです。まだ、付き合って間もないと思っていたから驚きました。理由を尋ねたら、『今はゴルフに集中したいから』というようなことを言われたそうなんです」 交際当初は、前のめりだった渋野の方から、別れを切り出したというのだ。前出の野沢の知人は続ける。「今だから明かせますが、もともとシブコさんは、野沢のタイプじゃなかったと周囲の人たちは見ていました。彼のこれまでの好みを振り返ると、どちらかといえば港区女子のような、派手な雰囲気の子が多かったように思います。彼は20代のころから、よく飲み会に参加して、その手の女の子と遊んでいましたからね」 ところが、渋野が野沢アナを変えていったという。2年前の2020年1月放送のスポーツトーク番組で共演した後、渋野からの好意を野沢アナが受け止めるような流れで、交際に発展していた。「それでも野沢の方は、シブコさんのことを日に日に好きになっていったそうなんです。自分のもともとの好みのタイプとは違ったのに、どんどん惹かれていった。そんな中でフラれてしまったので、かなり落ち込んでいるようなのです」(野沢の知人) 野沢の勤務するテレビ東京に破局について問い合わせたところ「社員のプライバシーに関するご質問にはお答えしておりません」との回答があった。一方、渋野の所属事務所は期日までに回答がなかった。 今年の渋野は、スイング改造をしてシーズンに臨むも、上半期は長い不調に苦しみ、東京五輪の出場権を逃してしまった。復調気配が見えてきたのは10月。その10月10日に国内女子ツアーの「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で約2年ぶりの優勝を果たすと、その3週間後の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」も優勝。 渡米した今月2日からは、最大目標の来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会(Qシリーズ)に出場している。現地時間12月5日の第1週最終日を24位で通過し、9日からの第2週への進出を決めた。残り4ラウンドで45位タイまでに入り、来季の出場資格をつかみたい。 現在奮闘中の、今後のゴルフ人生を大きく左右する大一番の前には、“けじめ”をつけていたというわけだ。最近の調子が上向きなのも、吹っ切れた証しなのかもしれない。 あるゴルフ関係者は「同世代の中に同等、もしくはそれ以上の実力選手が何人も出てきていますが、それでも渋野の人気はダントツ。シブコスマイルは、報道陣、ファン、スポンサーとみんなを虜にしている。こんな選手は、日本ゴルフ史上でも全盛期の宮里藍ちゃん(36才)と彼女だけです。だからこそ、余計なお節介ですが、まだまだ私生活のロマンスよりも、プレーで私たちを魅了し続けてほしい」と漏らした。 もうしばらくは、“国民的女子ゴルファー”、“みんなのシブコ”として、再び海外メジャーを勝ってほしいということか。そういう声が多いのも、広く愛される人気者、渋野ゆえである。
2021.12.07 18:00
NEWSポストセブン
渋野日向子
イ・ボミも渋野日向子もいなくなる?女子ゴルフ「資格厳格化」の余波
 国内の女子ゴルフツアーは11月21日の大王製紙エリエールレディスを終えたところで、来年のツアー出場権である「シード権」が確定した。賞金ランキングおよび(米メジャーを含む大会の順位をポイント化した)メルセデス・ランキングの50位以内に入った計52選手に、来季の出場資格が与えられるが、今回は13人が初シードを獲得。女子ゴルフに“新時代”が到来したことが見て取れる一方、「人気選手が国内ツアーから消えるのでは」と懸念する声も聞こえてくる。  初シードが13人というのは、歴代3番目に多い数字で、「宮里藍や横峯さくらが出てきた頃のことが思い出される」(ツアー関係者)という。宮里は2003年、横峯は2004年にプロデビューしたが、その直後にあたる2005年と2007年は「初シードが14人」という歴代最多の数字が残っている。 「あの頃は、宮里や横峯に引っ張られるように若手が台頭し、世代交代がどんどん進んでいった。2005年までは不動裕理が6年連続で賞金女王に輝いて確固たる地位を築いていたが、2006年は大山志保がその座を奪い、翌年は上田桃子が最年少賞金女王となった。 さらに翌年には古閑美保が賞金女王に輝き、20歳の原江里菜が21アンダーで優勝するなど若手が爆発的なスコアをマークする試合が目立った。この年はプロテストに合格したばかりの若林舞衣子や服部真夕が優勝するなど、初優勝者が8人。新しい世代がどんどん台頭する今の女子ゴルフ界に重なって見えます」(同前) 畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみ、原英莉花、小祝さくらなどの1998年生まれの「黄金世代」に加え、古江彩佳ら2000年生まれの「ミレニアム世代」、そしてその間の1999年生まれである稲見萌寧ら「ハザマ世代」の選手たちが大活躍している。ハザマ世代の稲見とミレニアム世代の古江による今季の賞金女王争いの決着は、最終戦まで持ち越された。 初シード獲得の面々を見ても、ツアー優勝を果たしたミレニアム世代の西村優菜(賞金ランキング5位)や吉田優利(同21位)、さらに若い2001年生まれの西郷真央(同4位)、山下美夢有(同12位)ら新鋭が名を連ねる。 その一方で、そうした若手に押し出されるかたちで、これまでの実力者たちが次々とシードを失った。8シーズン連続でシード入りしていた成田美寿々(同102位)をはじめ、福田真未(同57位)、葭葉ルミ(同67位)、永井花奈(同70位)、松田鈴英(同94位)ら19人がシード落ち。シード喪失者のなかには、キム・ハヌル(同81位)、イ・ボミ(同82位)、ペ・ヒギョン(同63位)、黄アルム(同86位)ら数年前には国内ツアーの上位を席巻していた韓国人プロたちの名前もある。「韓国人プロたちは、コロナ禍による入国制限で出場できない試合もあったため、それぞれの状況に応じた特別措置が取られることになった。たとえば、2015、2016年の賞金女王であるイ・ボミは来季5戦を終えたところで、今季の賞金ランク50位の獲得賞金(有村智恵の3201万1751円)に到達すれば、シードを与えられる。ただ、ハードルはかなり高く、もう日本の国内ツアーで彼女たちを見る機会はなくなってしまうのではないか」(ゴルフ担当記者) ただでさえ、コロナ前からLPGAは海外選手のツアー出場が困難になるように、参加資格を“厳格化”してきた経緯がある。 賞金ランキングなどでシード権を得られなかった選手は、QT(クォリファイングトーナメント)に出場し、そこで上位に入れば来季の出場権を得られる仕組みがある。2018年度までは、日本のプロテストに合格していなくても、QTで上位に入ればツアー出場権が得られた。これまで、韓国人プロを含む海外選手の多くは、「プロテストは受験せず、QTを通過して単年登録でツアー出場」というやり方を採用してきた。ところが、2019年度以降はQTの受験資格がLPGA会員(プロテスト合格者)に限定されたのである。前出・ゴルフ担当記者が言う。「海外選手ばかりが活躍してはツアー人気が落ちることを懸念しての厳格化ではないかとも言われていますが、制度変更の影響は大きい。黄金世代の期待の星のひとりである高木優奈は今季、単年登録でツアーに出場していたが、来シーズンから単年登録が完全撤廃されるため賞金ランク50位以内を目指すか、QT受験資格を得るためにプロテストを受けるかの2択を迫られ、ツアーの試合を欠場してプロテストを受けた。しかし、1打差で不合格となってQTには出られないうえに、賞金ランキングも60位に終わりシードを逃したのです。彼女の例を見ても、ツアー参加がかなりの“狭き門”になっていることがわかる」 ツアー参加が狭き門になろうとも、若手の人気プロが台頭しているからいいではないかと思うかもしれないが、そうとは限らない。「今シーズンは渋野と古江が米女子ツアー最終予選会に出場するし、『大王製紙エリエールレディス』で復活優勝した原英莉花も米女子ツアーを目指しているという。すでに畑岡は米女子ツアーで戦っているし、人気選手がどんどん海外流出する可能性もある」(前出・ゴルフ担当記者)という状況なのだ。 顔ぶれが大きく入れ替わった結果、“見たい選手がいない”という寂しいツアーになる可能性もあるのだろうか。
2021.11.25 07:00
NEWSポストセブン
“ハザマ世代”の注目株、大林奈央(GettyImages)
女子ゴルフ狭き門のプロテストを通った「笹生優花のライバル」
 11月5日、2021年度の女子プロゴルフの最終プロテストが終了し、通算4オーバーの20位タイまでの21人が合格となった。狭き門であるだけに、今年も実力者が涙を飲むなどしたが、その一方で“ハザマ世代”から期待の選手が合格するなど、来季以降にツアーでどのような活躍を見せるのか、注目を集めている──。 京都・城陽CC(6400ヤード、パー72)で行なわれた最終プロテストは、今年の日本女子アマで優勝した尾関彩美悠(18)が通算8アンダーでホールアウト。2位に3打差をつけてのトップ合格となった。岡山・作陽高3年の尾関は、渋野日向子の高校の後輩だ。 10月のスタンレーレディスでプレーオフに進んで2位となった佐藤心結(18)が通算1アンダーの4位、元賞金女王の平瀬真由美プロの姪にあたる竹田麗央(18)も通算イーブンパーの5位タイで合格。期待されたトップアマが結果を出した。 その一方で実力者も涙を飲んだ。4月のオーガスタナショナル女子アマで日本人として初めて優勝した梶谷翼(18)は通算12オーバーの51位タイに終わり合格を果たせず。今シーズンはツアーに43試合出場して賞金ランク56位につける高木優奈(23)も、通算5オーバーの22位タイと合格に1打足りなかった。2018年の予選会を突破して米女子ツアーを主戦場として3シーズン戦ってきた山口すず夏(21)は通算7オーバー、30位タイでやはり合格には至らなかった。 プロテストは狭き門だ。614人が参加した全国5か所で開催される一次予選からスタートし、上位者が全国3か所での二次予選で絞り込まれる。そして、二次予選を通過した112人が最終プロテストに臨み、4日間72ホールのストロークプレーで20位タイまでが合格となる。合格率は実に3.4%というハイレベルな戦いだ。「合格に手が届かなった山口すず夏は2000年生まれのミレミアム世代のひとり。すでにツアーで活躍している古江彩佳(21)や西村優菜(21)らと同い年だが、トップ合格した尾関はさらに3歳年下。今回のプロテストで現役高校生は6人も合格しており、世代交代はさらに加速しそうです」(ゴルフ担当記者) そうしたなかで、関係者の注目を集める合格者がいる。15位タイで合格した大林奈央(22)だ。2017年のIMGアカデミー世界ジュニア選手権(15~18歳女子の部)のチャンピオンである。同大会は畑岡奈紗(22)が連覇したことでも知られる、ジュニアの世界一決定戦。過去にはタイガー・ウッズ、アーニー・エルス、フィル・ミケルソン、ロレーナ・オチョアなどが優勝し、世界のトッププロへの登竜門となっている。 2017年の大会で、大林は最終日にフィリピン代表として出場していた笹生優花(20)を3打差で追いかけていた。前半で1打差に詰め寄り、10番で逆転すると、そのまま逃げ切った。全米女子オープンを最年少(19歳351日)で優勝した笹生を相手に、大逆転劇を演じたアマチュアだ。 大林は1999年生まれ。稲見萌寧(22)と同い年で、渋野ら「黄金世代」と古江ら「ミレミアム世代」の中間となる“ハザマ世代”の一人だ。世界ジュニアで優勝後、高校を卒業するとプロコーチ・井上透氏の門下生となり中国ツアーに参戦していた。 今年は中国ツアーで賞金ランク23位の成績を残し、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のプロテストに挑戦した。合格を果たした大林に話を聞いた。「プロテストは独特の雰囲気でした。この4日間で今後が決まってしまうという重圧のなかでのプレーとなり、押しつぶされそうでした。たまたま世界ジュニアでは優勝できましたが、笹生さんはジュニアの頃から次元の違うゴルフをされており、今の活躍は当然だと思います。今後は幼い頃からの夢だった世界で活躍する選手になるため、一歩ずつ成長していきたい」 プロテストに合格すると、トップ通過の尾関はQTのファイナルステージに出場できるが、他の合格者は来年のステップ・アップ・ツアーから勝ち上がっていくことになる。ライバルの笹生ともう一度戦いたい。ようやくそのスタートラインに立った大林は、どのような活躍を見せることになるのか。
2021.11.07 16:00
NEWSポストセブン
渋野日向子の新スタイルはアメリカでも通用するか(Getty Images)
復活Vの渋野日向子「ウェッジ4本のゴルフ」は米ツアーでも勝てるのか
 約2年ぶりの優勝というかたちで「スイング改造」が実を結んだ。10月10日に最終日を迎えたスタンレーレディスで首位と2打差でスタートした渋野日向子が、プレーオフの末に逆転優勝を果たした。東京五輪代表を逃すなどの不調からの復活劇となった。 昨年オフから青木翔コーチのもとを離れ、石川遼のアドバイスでトップの位置を低くする新スイング改造に取り組み、ウェッジを4本(46度、52度、54度、58度)入れてのマネジメント重視のゴルフに転換したが、なかなか結果が出なかった。「スイングを安定させるためにコンパクトにしたものの、飛距離が落ちてバーディーチャンスにつけられなくなっていた。徐々に新スイングが身についてドライバーの飛距離が戻り、4本のウェッジによるショートゲームが活きるようになってきた」(ゴルフ担当記者) 渋野は来季の米ツアー参戦を目指して最終予選会に挑む予定で、優先出場権を手に入れられなくても下部ツアーから挑戦すると宣言している。「石川遼が米下部ツアーの予選会に挑戦することに刺激された面もあるし、不調時に手のひら返しをした日本のマスコミを見返したい思いもあるのでは」(ツアー関係者)とされるが、米ツアーは女子もドライバーで300ヤード近く飛ばす選手がいる世界。マネジメント重視のゴルフで勝てるのか。プロゴルファーの沼沢聖一氏が解説する。「まだ完成ではないでしょうが、スイング改造は成功だと思います。本人がインパクトしやすい形になっている。ただ、飛距離は米ツアーで通用しない水準でしょう。一方、パッティングは世界レベル。ウェッジを4本入れれば、プロなら1ヤード刻みで打ち分けられてパッティングの強みを活かしやすくなる。それで飛距離のハンデをどれだけ取り返せるかでしょう」 米国でも“飛ばさなくても勝てます”を実現できるか。※週刊ポスト2021年10月29日号
2021.10.17 07:00
週刊ポスト
渋野日向子の後輩たちが活躍中(GettyImages)
ネット中継だけなんて…渋野日向子復活Vも地上波中継なしに不満の声
 スランプを脱した“スマイル・シンデレラ”の破顔――その瞬間を地上波テレビで見られる視聴者はいなかった。スタンレー・レディース(10月10日最終日)で1年11か月ぶりの復活優勝を果たした渋野日向子だが、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)はこの大会から有料ネット配信を始めたからだ。 大会直前、JLPGAは米メディア大手ディスカバリー社が運営するインターネット動画配信サービス「GOLFTV」でスタンレー・レディスの3日間すべてをライブ配信すると発表した。スポーツ紙デスクはこう話す。「月額1000円の料金を払って『GOLFTV』に加入すれば、午前10時から試合終了まで生中継で観ることができるというものです。プロ野球やJリーグと違って、女子ゴルフは主催者が放映権を持っているが、その主催者は放映権料を発生させないでスポンサー集めも含めたゴルフ中継をテレビ局に丸投げしてきました。地上波で中継されてもJLPGAに放映権料が入りません。JLPGA側はそのことに不満を持ち、テレビ局や系列局が主催者となっている一部の大会を巡っては放映権の一括管理を求めてテレビ局側と対立してきた経緯があるのです。テレビ局としては、女子ゴルフが不人気だった時代にも予算を組んで広告スポンサーを集め、地上波で中継して支えてきたという思いがあるから、JLPGA側の主張に簡単には応じられないでしょう」 現在、国内女子ゴルフツアーはスポンサー企業がJLPGAに公認料を支払って主催者となっている。それを2025年シーズンからJLPGAは、ほぼすべての大会で自身が主催者となることを目指していると報じられた。これも放映権の一括管理、インターネット中継による収益基盤の安定を視野に入れての話だとみられている。ツアー関係者はこう言う。「これまで主催者としてやってきたスポンサー企業としても、簡単に首をタテに振れる話ではないでしょう。スポンサー企業は公認料に加えて大会賞金や運営費などを負担し、総額は3億~4億円ともいわれてきた。JLPGAが主催者になると、協賛金として同様の負担をしながら特別協賛という立場になるといったかたちが考えられ、独自カラーを出しにくくなるとみられている。そのことに反発するスポンサー関係者も少なくありません」 そんな状況下でもJLPGAが強気で財政基盤強化を目指しているのは、次々と新しい目玉選手が出てきて女子ゴルフ人気が根強いものになっているからだろう。渋野日向子、原英莉花、勝みなみ、新垣比菜、小祝さくらなど1998年度生まれの黄金世代に続き、安田祐香、吉田優利、西村優菜、古江彩佳ら2000年度生まれのプラチナ世代が台頭して、中間の“はざま世代”からも東京五輪銀メダリストの稲見萌寧が誕生した。スタンレー・レディスでも現役高校生の佐藤心結(みゆ)が優勝争いを引っ張った。「とはいえ、女子ツアーのゴルフ中継を楽しみにしている層には年配者も多く、有料のネット放送になじみがない。今回も渋野復活Vの瞬間が見られず残念がる声が聞こえた。 宮里藍や横峯さくらがブームを巻き起こしたのはゴルフをやらない主婦層などが地上波でその活躍を見て、応援するようになったことも大きい。ネット中継だけでは国民的な人気が広がらないというのが、主導権を握ろうとするテレビ局側の依って立つところでしょう」(同前) 海外スポーツ中継などでは、ネット配信がどんどん存在感を高めているが、日本の女子ゴルフ中継も、どういったメディアで選手たちの活躍が見られるようになるのか、分岐点に差し掛かっている。 
2021.10.13 11:00
NEWSポストセブン
野田すみれが新たな挑戦への思いを語る
女子ゴルフ・野田すみれがグラビア挑戦 黄金世代と二刀流への思い
 メジャー優勝を果たしスマイルシンデレラ・渋野日向子、勝みなみ、原英莉花や河本結など、国内外のツアーでも活躍する女子ゴルフの「黄金世代」のなかで、グラビア挑戦が話題になっているのが、野田すみれ(22)だ。 幼少期から渋野らとしのぎを削ってきた経験もありながら、別の世界での活躍も目指す野田は、どんな思いなのか──。 * * * ゴルフで日々トレーニングに励んでいる私ですが、撮影では慣れないポーズをするのでめっちゃ足が攣りました(笑い)。特に腰が痛くて、全身が筋肉痛。「グラビアで使う筋肉ってゴルフとは違うんだ」と実感しましたね。 私は3歳からゴルフを始め、ジュニア時代は世界ジュニアの日本代表に3年連続で選ばれたり、国内外の大会で優勝も経験し着実に実績を積んできました。でも小さい頃から試合でいつも顔を合わせていたシブコ(渋野日向子)や勝みなみちゃんなど「黄金世代」の活躍を見ていて、そこに自分が加わっていない悔しさはあります。 グラビアを始めたのは、同世代のみんなを見返したい気持ちもありました。グラビアで培ったものをゴルフにも活かしてこれからも二刀流で頑張ります!【プロフィール】野田すみれ(のだ・すみれ)/1999年2月8日生まれ、東京都出身。2010年から3年連続日本ジュニア代表に選出。2011年、ハワイパールオープンジュニア、ワールドチャンピオンシップ優勝。2017年にティーチングプロ資格を取得。2020年12月にグラビアデビューを飾った。撮影/鈴木ゴータ※週刊ポスト2021年5月21日号
2021.05.15 16:00
週刊ポスト
海外メジャー初戦は苦い結果に終わった渋野(gettyimages)
渋野日向子メジャー予選落ちは「石川遼スイング」への改造失敗
 悩んだ末に2021年の海外メジャー初戦となる「ANAインスピレーション」(4月1~4日・米カリフォルニア州ミッションヒルズCC)に参戦を決めた渋野日向子(22)だが、通算2オーバーの72位であえなく予選落ちした。「渋野はもともと、今年最初のメジャー大会となるANAインスピレーションに出場するか躊躇していた。アメリカで試合に出たあとに日本ツアーに戻ろうとすると、帰国時に2週間の隔離が求められて出場機会が減ってしまう。東京五輪で日本代表になるためには世界ランキングを落とすわけにはいかないが、若手から猛追を受けているため、1試合でも多く出場できるスケジュールを模索していたのでしょう」(担当記者) 結局、渋野は世界ランキングで獲得ポイントの高い米ツアーを転戦することに決めたが、時間を少しでもロスしないために「全米女子オープン」(6月3~6日)と「全米女子プロ選手権」(6月24~27日)までの3か月間、LPGAアジアシリーズに参戦するなど、海外を拠点にすることにした。その初戦で予選落ちとなって、いきなりつまずいてしまった。「帰国後2週間の自主隔離が緩和されれば国内大会への出場を考えるだろうが、現段階では、このまま3か月間の長期遠征になる可能性が高い」(前出・担当記者) 渋野はこのオフからスイングを改造中だが、その成果が出ていない。肩よりグリップが上がらないようにトップの位置を低くし、縦振りから横振りにスイングを変更しているが、弊害も大きそうだ。プロゴルファーの沼沢聖一氏はこう言う。「左へのミスを防ぐ目的があるのでしょうが、クラブヘッドがシャロー、つまり寝た状態で入ってくることでスピン量は減ります。そのうえ前下がりやラフなどライの悪いところでは非常に打ちづらくなってしまうスイングです。硬いグリーンでボールがオーバーするのもスピン量が足りないため。アプローチにダフリのミスが多いのも、まだスイングが固まっていないことと、シャロースイングからくるものだと思います」 新しいスイングは、オフに何度か練習を共にした石川遼(29)のアドバイスがあったとされる。米男子ツアーでは主流になっているスイングだが、この経緯は異例だという。「このオフ、渋野のスイングの基礎をつくってきた青木翔コーチと師弟関係を解消している。渋野としては次のステップに進む気持ちで取り組んだわけだが、通常、スイング改造は特定のコーチのもとで行なうもの。プロが自分で新しい発見をしたとしても、コーチと話し合い、コーチが理論的にしっかり応えるかたちで取り入れていくことが多い。今回の渋野のようなケースはあまり聞かない」(ゴルフクラブメーカープロ担当) イメージ先行で改造していくと、スランプに陥るリスクがあると、前出の沼沢プロも指摘する。「世界を舞台にするプロの場合、ひとりで戦うのは不可能な時代です。世界のトッププロは技術的なコーチや体調管理のトレーナーはもちろん、各種データを集め、メンタルやパッティングの専門コーチまでつける。シーズンを通してチームで行動しないと勝てないといわれています」 国内女子ツアーを見ても、現在賞金ランキング1位の小祝さくら(22)が指導を受けるのは辻村明志コーチ。“辻村軍団”には上田桃子(34)、山村彩恵(28)、松森彩夏(26)、永井花奈(23)などがいる。今年2勝と絶好調の稲見萌寧(21)は奥嶋誠昭コーチの指導を受けている。3年ぶりに「アクサレディスゴルフトーナメント」(3月26~28日)に優勝した岡山絵里(24)も、鈴木愛(26)を指導する南英樹コーチと、このオフに契約を結んだばかり。 2019年に新設された女子アマの世界トップ85人が女王の座を争う「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権」で優勝した17歳の梶谷翼は渋野が師事していた青木コーチの門下生だ。コーチと関係を解消して米ツアーに挑戦する渋野とは正反対の選択で成果を出している選手が少なくない。「しっかりとしたコーチをつけずに海外を転々とするスケジュールで、渋野が復活できるか疑問視する声は多い。2019年の全英女子オープンを制したポイントなどが大きく、今のところ東京五輪代表を争う世界ランキングで畑岡奈紗(22)に次いで日本人2番手となっているが、五輪代表は6月28日時点でのランキングをもとに決定される。対象となるのは過去2年間(104週=ランキング凍結期間は除外)だから全英優勝は加味されるとはいえ、直近13週のポイントに重点が置かれる仕組みになっている。成績は古くなるほど減算される。4月以降の成績次第ではランキングが入れ替わる可能性もある」(前出・担当記者) アゲンストの海外転戦で、渋野は復活できるか。
2021.04.09 07:00
NEWSポストセブン
渋野日向子の初ロマンスはプレーにどう影響?(Getty Images)
渋野日向子熱愛に横峯良郎氏「相手が局アナだからゴルフも良くなる」
 渋野日向子(22)の初ロマンスである。テレビ東京の野沢春日アナ(31)との熱愛がフライデーされた。 めでたい話だが、「これで渋野の成績がどうなるか」(担当記者)と注目が集まっている。女子ゴルフでは恋愛をきっかけに成績に大きな変化が生じることが少なくない。 2015年、2016年に賞金女王に輝いたイ・ボミ(32)は、のちに結婚相手となる俳優との交際が2018年に発覚したが、その年は24試合で9度の予選落ちと極度の不振に陥った。2013年の賞金女王である森田理香子(31)も、2014年秋に14歳年上のトレーナーとの半同棲が発覚。それ以降はツアー勝利がない。「ジュニア時代からゴルフばかりで恋愛経験が少ない選手ほど、成績が落ちるケースが目立つ。トッププロはホテルとコースの往復ばかりなので、交際相手はキャディやコーチ、マネージャー、メディア関係者が多く、多忙な毎日のなかで心の隙間を埋めてくれる相手にのめり込む傾向がみられます。かつては父親の友人である妻子持ちの男性とドロ沼不倫にハマった末、ツアーを休養してそのまま引退した選手もいました」(ツアー関係者) 反対に、交際によって成績が上向いた例では、宮里藍(35)がいる。「米ツアーを共に転戦していたマネージャーとの関係が長く噂され、2018年に結婚した。その間に世界ランク1位になっている。2009年の賞金女王である横峯さくら(35)は、2014年に2年半の交際を経てメンタルトレーナーと結婚。交際中の2013年は賞金ランク2位の成績を収めています」(同前) 横峯の父・良郎氏は渋野にエールを送る。「恋愛がプレーに影響? 平気だよ。プロゴルファーは孤独だから、相談できる相手がいたほうが考え方に深みや幅が出る。さくらもそうだった。相手は博識な局アナなんだから、シブコのゴルフも良くなるんじゃないか」 風はフォローか、アゲンストか。※週刊ポスト2021年2月19日号
2021.02.09 07:00
週刊ポスト
渋野日向子と恩師との間に何が?(左が青木コーチで、2019年の全英女子OP。Getty Images)
完全復活を間近の渋野日向子 「シブコのコーチ離れ」は本当か
 2019年に全英女子OPを制してスターとなった渋野日向子(22)にとって、昨年は浮き沈みの激しい1年だった。極度の不振から年末に復調し、12月の全米女子OPでは最終日まで優勝争いを演じた。 そうしたなかで注目されているのが、苦楽をともにしたコーチとの師弟関係の行方だという。「昨年末に夕刊紙で、青木翔コーチとの“決別”が報じられたのです。昨オフに取り組んだスイング改造がうまくいかず不振に陥ったこともあり、米女子ツアーからの帰国後に渋野がコーチとの関係を解消したという記事だった」(ゴルフ担当記者) 渋野を一流に育てたコーチとの決別となれば、大きな方針転換だ。 たしかに昨年8月の全英女子は、青木コーチが帯同したものの予選落ち。その後、渋野は米国ツアーを転戦し、青木コーチは帰国。すると調子が上向いていった経緯がある。「ただ、再現性を高めるべく取り組んだスイング改造は、すぐ結果が出るものではないというのが渋野と青木コーチの共通認識だった。時間をかけてでも世界トップになるためのもので、ちょっと予選落ちが続いたくらいで関係が崩れるとは思えない」(LPGA関係者) にもかかわらず決別報道が出たのは、「今季の国内ツアーはコーチが試合会場に入れず、渋野の側に青木コーチの姿がなかったからだろう」(同前)とみられている。「ひとりで試行錯誤を重ねているように見え、“渋野のコーチ離れ”が話題になったのでは」(同前) 世界ランクは13位となり、東京五輪に向けて再び代表圏内に戻ってきた。スイング改造が早く結実することを願いたい。※週刊ポスト2021年1月29日号
2021.01.19 07:00
週刊ポスト
東京五輪の1年延期がアスリートにどう影響したか(時事通信フォト)
錦織圭、大坂なおみ… 五輪1年延期がアスリートを天国と地獄に分かつ
 東京五輪の1年延期で、多くのアスリートの運命が変わった。猶予期間を得たことでスランプから脱出した選手もいるが、引退を決意した選手もいる。女子バレーボールの新鍋理沙(30)や女子バスケットの大崎佑圭(30)らだ。 そして、リオ五輪のバドミントン・女子ダブルス金メダリストである「タカマツ」ペアの高橋礼華(30)も。東京五輪の代表レースでは後輩ペアの後塵を拝すなかで延期が決定し、引退を決断。自粛が解けた直後、ペアを組む松友美佐紀(28)にコンビ解消を伝えた。 3人はいずれも1990年生まれの30歳。東京五輪を節目と考えていた彼女たちにとって、1年の現役延長には相応の覚悟が必要だったのだろう。 一方で、ベテランの域に達しながら現役続行に迷いがないのが卓球の石川佳純(27)や女子ソフトボールの上野由岐子(38)だ。とりわけ上野は、2024年のパリ五輪で再び五輪競技から外れるソフトボールで、有終の美を飾るという一心で現役を続ける(東京五輪は追加種目として実施)。 五輪の延期後にアクシデントに見舞われたのは、テニスの錦織圭(30)。8月にコロナに感染し、直後の全米オープンも欠場せざるを得なかった。対照的に2度目の全米制覇を遂げた大坂なおみ(23)は、世界ランク3位に浮上し、全米、全豪に続く3つ目のビッグタイトルも視野に入る。 ちょうど1年前、海外のトーナメントに出場後、帰国の途に就くなかで自動車事故に遭ったのがバドミントンの桃田賢斗(26)だった。命に別状はなかったが、帰国後、シャトルが二重に見えることから再検査すると、眼窩底骨折が判明した。 世界ランク1位だった桃田といえども、五輪の延期は眼と心のケアのためにも必要な時間だったかもしれない。復帰戦となった12月の全日本総合選手権で初戦に勝利したあと、桃田はこう語った。「感覚のズレは、正直、ありました。リハビリでパフォーマンスが下がっていたので、(その状態から)こつこつと、できることがひとつひとつ増えていくのを実感しながら、パフォーマンスを戻すことができていると思う」 コロナ禍の2020年に、苦しんだアスリートといえば女子ゴルフの渋野日向子(22)だ。2019年に全英女子オープンを制し、スマイリング・シンデレラと呼ばれた渋野は、オフに肉体改造に加え、アプローチを中心とするショットのバリエーションを増やすことに力を注いだ。 ところが、約4か月遅れで開幕した2020年の国内開幕戦は予選落ち。イギリス・アメリカ遠征でも上位で戦えず、五輪の出場権を左右する世界ランキングでは国内3勝を挙げた古江彩佳(20)に抜かれ日本人3位に後退。 しかし、12月の全米女子オープンでは最終日を単独首位で迎えるバウンスバック(立ち直り)をみせた。最終順位こそ4位となったが、パターが復調し、それがショットの不安を打ち消した。ランキングは再び五輪出場圏内へ戻ってきた。しかし、現在は五輪よりも、米ツアー参戦への思いが強い。「もちろん(五輪を)開催してほしいですが、米ツアーに参戦する目標の過程に五輪があるという感じで考えています」 アスリートにとって、1年365日はあまりに長い時間だ。だからこそ東京五輪の延期は、アスリートを天国と地獄に分かつのである。レポート/柳川悠二(ノンフィクションライター)と週刊ポスト取材班※週刊ポスト2021年1月15・22日号
2021.01.08 07:00
週刊ポスト
原英莉花は世界の壁を壊せるか?(AFP=時事)
原英莉花を襲った「ジャンボの呪い」 全米4位シブコと明暗
 今季国内ツアーで優勝ゼロ・予選落ち2回の絶不調から一転、全米女子オープンで4位となった渋野日向子(22)。全英女子王者らしく、海外の大舞台での強さを見せつけた。「最終日は氷点下近い気温のなか、寒さ対策不足でスコアを落としたが、3日目までの単独首位は立派でした」(プロゴルファー・沼沢聖一氏) シブコと明暗が分かれたのが国内メジャー2勝の原英莉花(21)だ。海外初挑戦の今大会、初日にブービーの154位と大きく出遅れ、あえなく予選落ちとなった。「原といえば豪快なドライバーショットが代名詞。ジャンボ尾崎(73)の指導で潜在能力を開花させた。しかし1980年代に国内最強を誇ったジャンボも、海外では成績を残せず予選落ちも多かった。そんなところまで師匠譲りでなければいいのですが……」(ゴルフ誌記者) 今後、原が海外で結果を残していくには、何が必要なのだろう。前出・沼沢氏が言う。「メジャーは国内に比べてコースセッティングの難易度が段違い。パターやアプローチの精度がより求められる。 またミスで崩れない強靱な精神力も必要。今回、原は初日の1番ホールでダブルボギーを叩いたことで大崩れした。メンタルをイチから鍛え直してほしい」“内弁慶”脱却なるか。※週刊ポスト2021年1月1・8日号
2020.12.21 19:00
週刊ポスト

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