5か月間に少なくとも4人を毒殺したという(Xより)
最初の犠牲者は、彼女が暮らしていた家の所有者、マルセロ・アリ・フォンセカ(51)だった。今年1月、アナが入居してからわずか4日後、フォンセカは自宅で遺体となって発見された。死体は著しく腐敗し、部屋のソファは焼かれていた。また、サンドイッチを食べた形跡があった。アナは口論の末にマルセロを殺害したと自白しているという。
2人目の犠牲者はアプリで知り合った友人、マリア・アパレシーダ・ロドリゲス(43)。4月、アナの自宅でコーヒーとケーキを振る舞われた直後に急死。警察は、アナが偽造メモを残して第三者に罪を着せようとしていたと明らかにしている。
続く3人目は、大学の友人ミシェル・パイヴァ・ダ・シルヴァの父、ネイル・コレア・ダ・シルヴァ(65)。アナは第三者の依頼を受け、毒入りのフェイジョアーダ(豆と肉の煮込み料理)を食べさせたとされる。報酬はたった4000レアル(11万円)だった。
そして最後の被害者は、チュニジア出身の恋人、アイダール・マズレス(21)。別れ話のあと、妊娠を偽って金銭を要求したが拒否され、ミルクシェークに毒を仕込んで殺害したとされる。
これらの連続殺人事件の全貌が明らかになったきっかけもまた、不可解だった。
