容疑者宅とされる一軒家。女はここで、人目を避けて生活していたのか
「あの家は、〇〇さん(同居男性。以下同)の実家ですよ。でももう30年くらい空き家になっているんじゃないの? たまに業者が来て、(庭の)剪定とかしているから綺麗なんだけど、誰も住んでいないと思うよ。
昔は〇〇さんの下に妹がいたような気がするんだけど、今回の容疑者と結婚していたなんて初めて聞いたよ。1週間くらい前に〇〇さんが実家に来たのは見たけど、ご夫婦でいるところを見たことなんてないよ。
そういえば半年くらい前に、『実家の倉庫を壊すからご迷惑おかけします』って菓子折り持って挨拶に来たけど、その時も〇〇さんひとりでした」(近隣の商店の店主)
女は人目を逃れるように生活していたのだろうか。
真相を探るためNEWSポストセブンは11月1日、この同居男性に電話で取材を試みた。
会話の冒頭、男性は「安福さんですか」という記者の問いに対して「はい」と認めたが、取材を申し入れると「あっ。ごめんなさい……。今急いでいるので」と語るに留め、電話を切った。その声色からは、動揺が感じられた。
安福容疑者の逮捕を受け、高羽悟さんは「昔、告白を受けたことがある女性」「(妻が)殺されるようなことを僕がしたのか」などと語っているが、犯人の動機はまだ明らかになっていない。
捜査の進展が待たれる。
(了)
