人間のような顔をして寝る山本の愛犬・カルロス(Instagramより)
今年2月、山本がカルロスを迎えた経緯について次のように語っていたことが「スポニチアネックス」の記事に掲載されていた。
《もともと動物が凄く好きで、僕の母が動物病院に勤めていた。その影響で子供の頃から動物が好きだった》
《母がアメリカのシェルターを見に行ってみたいということで。シェルターに行って凄く気になる犬がいて、それが出会いで飼うことになりました》
山本の母・由美さんは昨夏、ロサンゼルスを訪れており、その時期に親子でシェルターへ足を運んだとのことだった。2人の信頼関係は深い──山本を知る飲食店関係者が語る。
「由美さんは山本選手が子どもの頃から、野球の送迎から食事面まで献身的にサポートしていたことは有名でした。プロ入りしてからも何度も球場に通い、オリックス時代はデーゲーム後にお母さんと2人で庶民派の焼肉店に行ってそうです。お店でも『母とは仲良しなんです』と素直に話していたそうで、本当に純粋な人なんだなという印象です」
WSでの山本は中0日登板で胴上げ投手になるという伝説を残したが、その最終戦後、由美さんの姿はグラウンド上にあった。
「由美さんは遠征先のトロントにも足を運んで声援を送っていたようです。あまり言葉が多くないタイプの山本選手ですが、怒ったりイライラしたりしている姿を見たことがないし、常にポジティブで紳士的。それは、幼少期から寄り添ったお母様の教育の賜物でしょう」(前出・スポーツ紙記者)
シーズン終了後はすぐに日本に帰国した山本。母とともに、山本はまた新たなシーズンに臨む。
