事件後も安福容疑者が名古屋市から離れることはなかった(共同通信)
「私が安福さんの隣に越してきたのは2005年頃。事件の5~6年後くらいですね。引っ越しの挨拶をしに行ったら、安福さんが『どうも、よろしくお願いします』っていう感じで対応してくれて、いい奥さんでしたよ。優しそうな、ごく普通の人でした。
旦那さんはほとんど見かけなかった。安福さんが『主人は長期の出張に行っています』って言っていたこともあったし、『主人の山形のお土産です』って山形の食べ物をいただいたこともありました」
出張に出ているためか、普段から夫の存在感は薄かったようだが、「たまに帰宅した際にも夫婦2人でいるところを見たことがなかった」という。
「今思えば、不思議な家族でもあって……。家族みんなで一緒にいたり、夫婦揃っていたりっていうところを見たことがないんですよ。必ず、1人ずつでしかいなかった」(同前)
安福容疑者は悟さんと同窓会で会ったおよそ5か月後に犯行に及んでいる。学生時代には悟さんに思いを寄せたこともあったが、複雑な愛憎が身勝手な犯行に繋がってしまったのだろうか──。
