長谷川博己一覧

【長谷川博己】に関するニュースを集めたページです。

意味深な言葉を口にした綾瀬
綾瀬はるか、共演者へのニックネーム命名術 愛され続ける距離感と大喜利力
 長谷川博己と綾瀬はるかが共演した映画『はい、泳げません』が6月10日に公開された。長谷川演じる泳げない哲学者・小鳥遊雄司と綾瀬演じるコーチ・薄原静香による水泳のレッスンを通じて、人生の希望や再生を描くこの作品。ポジティブな気持ちになれると好評の同作だが、プロモーション期間に見せた長谷川と綾瀬の仲の良さも話題だ。 6月9日放送の日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン2時間スペシャル』の、“ゴチになります”に2人揃って登場した長谷川と綾瀬。そこで綾瀬が長谷川のことを「ピロちゃん」と呼んでいることが明らかになったのだ。「6月11日には舞台挨拶があって、長谷川さんと綾瀬さんが同席していたんですが、そこでも綾瀬さんが長谷川さんに“ピロちゃん”と呼びかける場面があり、空気が一気に和やかになりましたね。長谷川さんには“ピロちゃん”なんていうかわいらしいイメージもなかったので、綾瀬さんによって新境地が開拓されていくかもしれませんよ」(メディア関係者・以下同) そんな綾瀬に対し、ネット上では、〈想像しただけで和む〉、〈可愛くて性格も良くて、嫌味全くなさそうだから人気なんだと思う。〉、〈綾瀬はるかさんの皆さんに好かれるお人柄がででいて微笑ましい〉などと、その柔らかい雰囲気が絶賛されている。 綾瀬は過去にも、共演した俳優に一風変わったニックネームをつけて話題になったことがある。「綾瀬さんは、2014年に放送された『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)で共演した玉木宏さんのことを“おたまちん”と呼んでいたんですよ。口にする人によっては、かなり攻めたニックネームですが、綾瀬さんが“おたまちん”と呼んでいたと想像すると、なんともほんわかしてしまいますね。ほかにも、西島秀俊さんを“お兄ちゃん”と呼んだり、堤真一さんを“おいちゃん”と呼んだりしていたそうです」仕事をした人は誰しもが好きになる 現場でも、とにかくフレンドリーだという綾瀬。撮影現場を取材したことがあるという芸能記者が明かす。「カメラが回っていないときは、ずっとニコニコしていましたよ。周囲のスタッフともとても仲よさげに話していて、現場は本当に和やかになっていましたね。その一方で、衣装や脚本などで気になった点があれば、自分の意見をしっかりとスタッフに伝えていて、作品に対して真摯に向き合っていることが、見ているだけでもわかりました。誰にでも分け隔てなくフレンドリーに接して、そのうえストイックで一切手を抜くことがないのですから、仕事をした人は誰もが綾瀬さんのことを好きになってしまうと思いますね」 共演者やスタッフとの絶妙な距離感を作り、現場を和ませ、誰からも愛されている──その背景には天才的な発想力があるようだ。エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサ氏はこう分析する。「いわゆる“天然ボケ”系の俳優さんでも、キャリアを重ねていくと徐々に天然ボケ発言が減っていくというパターンが多いのですが、綾瀬さんの場合はそうではない。若手時代から現在に至るまで、絶えずその発言で周囲を楽しませています。そう考えると、単純な天然ボケではなく、むしろ天才的な発想力の持ち主なのだと思います。共演者にニックネームを付けるというのも、いわば“大喜利”ですよね。大喜利で楽しませるには、相当な発想力が必要であり、綾瀬さんはその能力を持ち合わせているわけです。俳優としても天才ですが、発想でも天才。愛され続ける秘密はそこにもあると思います」 いつか『IPPONグランプリ』に出場し、芸人たちを蹴散らして、爆笑をかっさらう綾瀬はるかを見てみたい。
2022.06.13 16:00
NEWSポストセブン
長谷川博己に「歌手デビュー」プラン RADWIMPS野田洋次郎と急接近
長谷川博己に「歌手デビュー」プラン RADWIMPS野田洋次郎と急接近
 昨年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主人公の明智光秀を演じた長谷川博己(44才)。光秀は最終回のラストシーンで馬にまたがり、深い森へと消えていった。その姿と重なるように、今年、長谷川のメディア露出は激減した。「ここ数年、長谷川さんは“NHK漬け”でした。2019年2月末に朝ドラ『まんぷく』を撮り終えてから、すぐに大河ドラマがクランクイン。2年以上、ほとんど休みなしだったので、しばらくは充電期間と決めていたようです。今後についてゆっくりと考えるなかで、2022年には驚きのプランがあるようです」(長谷川の知人) それが“歌手デビュー”だという。実は、長谷川は歌唱力が評価されている俳優の1人だ。2014年にはミュージカル映画『舞妓はレディ』で歌声を披露。さらに、2015年に公開された映画『ラブ&ピース』では、ロックミュージシャンを熱演している。「甘い歌声で滑舌よく、アップテンポもバラードも両方いけるかたです。『ラブ&ピース』では高音でシャウトしていて、ロック歌手の素養も感じさせていました」(映画製作スタッフ) こうした経験もあってか、来年、長谷川がプロデュースする舞台で本格的に曲作りからかかわり、歌声も披露する可能性があるという。 長谷川の所属事務所は「歌手活動の予定はない」と答えるが、長谷川はこの秋、あるカリスマバンドマンに秘密裏に接触していた。「曲作りの助言をもらうために協力を仰いだのが、RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さん(36才)でした。知り合いを介してコンタクトを取り、会って話をしたそうです。長谷川さんは一昨年の紅白歌合戦でゲスト審査員として野田さんの演奏を聴き、大ファンになったのだとか」(前出・長谷川の知人) RADWIMPSといえば、映画『君の名は。』(2016年)や『天気の子』(2019年)の音楽を担当。これまで日本アカデミー賞最優秀音楽賞を2度受賞したほか、数々の音楽賞を受賞している。一度聴けば耳から離れない楽曲の数々は、長谷川にとって、理想の音楽なのだという。「長谷川さんが考えている舞台と、野田さんの世界観がマッチする、ということなのでしょう。最終的にどのように着地するかはわかりませんが、彼らのコラボが実現すれば、話題性の高い作品となるはず」(前出・長谷川の知人) そんな長谷川の意欲的な活動とシンクロするような動きを見せているのが、10年以上交際を続け、“事実婚”状態の鈴木京香(53才)だ。 実は彼女も2019年に、お笑いタレントの藤井隆(49才)のプロデュースで歌手デビューを果たしている。そして今年は木村拓哉(49才)のオファーに応えて作詞に挑戦。来年1月に発売される木村のセカンドアルバム『Next Destination』に京香が作詞した楽曲が収録される予定だ。 音楽活動への興味は、自然と恋人の長谷川にも“伝染”したのかもしれない。「京香さんは今年、朝ドラ『おかえりモネ』の撮影を終えて、休む間もなく舞台に出演。来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影もあり、多忙を極めています。そんな中でも、自宅で食事を共にするなど長谷川さんとの時間を大切にしています。いまはふたりとも、音楽が共通の話題なのでしょう」(芸能関係者) カップルで、お互いにいい影響を与え合っているようだ。※女性セブン2021年12月9日号
2021.11.26 07:00
女性セブン
現役ヤクザに「監督なら主役の組長に誰を抜擢するか?」などをアンケート(時事通信フォト)
ヤクザが選ぶ「ヤクザ映画の主役になって欲しい人」1位は香川照之
 いつの時代もヤクザ映画は観るものを高ぶらせてきた。ただ、現役ヤクザがヤクザ映画を観たら、どんな感想を持つのか? 「そもそも映画を見るのか」「ヤクザ映画のプロデュースに興味はあるか」「やるならキャスティングはどうするか」といったことを、ライターの鈴木智彦氏が現役組員100人に聞いた。鈴木氏が綴る。 * * *【Q1】「劇場に映画を観に行くか?」・よく行く 9人・たまに行く 25人・もう数年行っていない 33人・もう何十年も行っていない 29人・映画館に行ったことがない 4人 かつて映画は小屋で開かれる興行の一種だった。興行は落語をのぞいてヤクザが仕切っていたため、浪花節のように原則ヤクザ礼賛であり、またヤクザのシノギにもなっていた。 戦後、無軌道な時代はヤクザが映画館の用心棒を務めており、土地のヤクザは青たんをきって入場する(顔パスでの無料観劇)行為に憧れた。そのためか昭和のヤクザはよく映画館に足を運んだ。当時、映画館は二本立て、三本立てが主流で、映画の合間にはアイスクリームの売り子が劇場内を練り歩いたが、ほとんどはヤクザのシノギだった。【Q2】「ネットフリックスなどの動画配信サービスを観るか?」・はい 34人・いいえ 18人・いずれ加入したい 31人・興味がない 17人 3割の人間がすでに契約済みだが、暴力団はクレジットカードを持てないので、家族や愛人、友人名義で観ているという。ネットフリックスにはオリジナル作品があり、その中にはヤクザ映画もある。「ガイジンは俺らをニンジャの仲間と思ってるんだろうな」(稲川会系組長) ヤクザの評判はあまりよろしくない。【Q3】「ヤクザ映画をプロデュースしたいか?」・やってみたい 47人・興味ない 26人・場合による 27人 2000年前後、Vシネマ全盛期になると、ヤクザたちは自分たちが出資し、ヤクザ映画の製作にタッチするようになった。我が組織の物語からスタートし、次第にあちこちの題材を軒並み実録映画に仕上げていった。一種、会社の社史のようなものだから批判精神は皆無で、ベタベタの親分賛歌を映像化していた。一般人が観て面白い作品はほとんどない。 基本、ヤクザは目立ちたがりのミーハーなので、映画製作に関わったり、芸能人と交流したりするのは大好きだ。興味がないと冷淡だったとある組長は、以前、自分たちの映画を作るために4000万円出資し、詐欺にあって懲りたそうである。【Q4】「監督なら主役の組長に誰を抜擢するか?」・1位 香川照之 13人・2位 内野聖陽 10人・3位 GACKT 7人・4位 坂上忍 6人・4位 ビートたけし 6人・4位 浜田雅功 6人・7位 ディーン・フジオカ 3人・8位 長谷川博己 2人・8位 山口祥行 2人・同率10位 それぞれ1人 村田雄浩、佐々木蔵之介、安田顕、染谷将太、東山紀之、松下洸平、ヒロミ、北村一輝、吉川晃司、田村亮、嵐・二宮和也、嵐・松本潤、関ジャニ∞・横山裕、関ジャニ∞・村上信五、高知東生、片岡愛之助 ヤクザが香川照之に目を付けたのは『半沢直樹』を観たかららしい。激情的気質のヤクザが好きそうな芸風ではある。内野聖陽は現在放映中の連続テレビ小説『おかえりモネ』がなかなかいいのだという。ヤクザとはいえ流行の俳優が人気なのは変わらない。 3位のGACKTはヤクザにナルシストが多いせいだろう。坂上忍は「ワイドショーを観て、あの性格ならヤクザに向いていると思った」(住吉会系組長)という。本人が喜ぶかは微妙な評価だ。ビートたけしやダウンタウンのハマちゃんは「そのままでヤクザになれる」(松葉会系組長)とべた褒めだった。 ディーン・フジオカは意外だが「平気な顔で人を殺しそう」(神農団体幹部)と評価された。長谷川博己は昨年の大河ドラマでヤクザにも人気が浸透した。昔からヤクザは大河ドラマが好きだ。インタビューでうかつに戦国武将の話をすると朝まで終わらない。山口祥行は「本当にヤクザっぽい」(九州の独立団体)と大ファンの組長がいて、熱く1時間あまり激推しされた。【プロフィール】鈴木智彦(すずき・ともひこ)/1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。近著に『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(小学館文庫)。※週刊ポスト2021年10月15・22日号
2021.10.12 16:00
週刊ポスト
長谷川博己に新情報
長谷川博己の妹、料理家・弓子さんが話題に 活躍の裏に家族の物語
 ある有名人の家族である料理家に注目が集まっている。ことの発端は、テレビ番組『超人女子戦士 ガリベンガーV』(テレビ朝日系)。小峠英二(45才)がMCを務め、毎回さまざまな分野の専門家を招いて疑問を解決していく深夜バラエティー。その5月9日放送回でのことだった。「この日のテーマは『出汁』でした。講師を務めたのは、聖徳大学短期大学部准教授で料理家の長谷川弓子さん。緊張する様子もなく、落ち着いた語り口でわかりやすく解説していました。美人として放送後に話題になったのですが、最近になって、彼女が長谷川博己さん(44才)の妹さんだと明らかになったんです。知的で優しそうな雰囲気が、お兄さんとよく似ていますよ」(テレビ局関係者) 弓子さんは明治大学を卒業後、一度、百貨店に就職している。3年間の会社勤めで学費を貯め、栄養専門学校に入学したという。「就職後に本当にやりたいことを考えるようになり、中学生の頃に料理研究家の栗原はるみさんに憧れていたこともあって、料理の道を志したそうです」(長谷川家の知人) 弓子さんは専門学校で栄養士の資格を取得後、27才で「近茶流宗家」の門を叩いた。「近茶流」は江戸時代から伝わる、茶道の心にかなう料理で、現代に至るまで世襲で伝えられている。「弓子さんは内弟子として5年間、トイレや庭の掃除、師匠の白衣のアイロンがけなどもこなしながら、近茶流の知識や技術を学んだそうです」(前出・長谷川家の知人) 2012年から聖徳大学の講師となり、料理家としての活動をスタート。料理本を上梓したりメディアに出演するなど、キャリアを積み上げている。その活躍の裏には家族の物語があった。弓子さんは過去のインタビューで、料理の道へ進んだ理由を次のように語っている。《家族にその道を究めようとするタイプが多いことに影響されたのかもしれない》(日刊工業新聞2017年1月23日付) 兄の影響も受けているだろうが、それ以上に大きな存在となっていたのが、父の堯さん(享年81)だった。「堯さんは建築史家として活躍し、武蔵野美術大学の名誉教授も務めた日本建築界の重鎮なんです。2019年に亡くなった際、長谷川さんの父であることが広まりました。堯さんは建築史家として生計を立てられるようになるまで、ライター業で食いつないで知識を身につけていったそうです。お父様のバイタリティーも、弓子さんは引き継いでいると聞いています」(前出・長谷川家の知人) 弓子さんには、こだわりの料理がある。「彼女は魚料理を得意としているのですが、これにはお父様の魚好きが影響しているんです。なかでも『いわしの揚げしんじょ』は、弓子さんが母から受け継いだ、“長谷川家の味”。うま味が口いっぱいに広がるおいしすぎる一品なんだとか」(前出・長谷川家の知人) 父に導かれたのは、弓子さんだけではない。兄の博己は、3才の頃に堯さんに連れられて映画館で見た『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』に感銘を受け、俳優を志すきっかけになった。実はそうした兄妹の父に対する思いは、目に見える形で残された。「堯さんが亡くなる約半年前の2018年9月、長谷川さんと弓子さんとで個人事務所を設立しました。その社名が堯さんの名前にちなんだものなんです」(前出・長谷川家の知人) 長谷川家の絆は強固なものに感じられる。そこで気になるのが、長谷川と事実婚状態と報じられている鈴木京香(53才)の立ち位置だ。「食に関しては、京香さんも造詣が深い。行きつけの店も、知る人ぞ知る名店ばかりで、料理も得意なんです。そんな背景もあって、『王様のレストラン』(1995年・フジテレビ系)や『グランメゾン東京』(2019年・TBS系)など、レストランが舞台のドラマにも数多く出演しています。京香さんも弓子さんのことはご存じのはず。弓子さんの手料理を味わっているのでしょうね」(京香の知人) 長谷川家の面々は京香もたじろぐほど華麗だった。※女性セブン2021年9月9日号
2021.08.30 11:00
女性セブン
長谷川博己、加瀬亮、岩田剛典…偉大な父の背中を見て育った芸能人たち
長谷川博己、加瀬亮、岩田剛典…偉大な父の背中を見て育った芸能人たち
“親の七光り”で成功のきっかけを掴む芸能人も少なくないが、一方で“別の世界で大成功を収めた父”を持つ芸能人もいる。俳優の長谷川博己(44才)の父は、建築界の有名人だ。「彼は建築界に大きな転換点をもたらした人物です。1972年に著書『神殿か獄舎か』(SD選書)を発表し、特に明治時代、西洋文化の影響を強く受けていた建築物を痛烈に批判。人間にとって合理的な建築物とは何かを問い続け、ムダのない建築様式へとシフトするきっかけを作りました。もし彼がいなかったら、日本の建築はいまとは違ったものになっていたかもしれませんね」(建築史研究家) 建築史家、建築評論家として活躍し、武蔵野美術大学名誉教授を務めた長谷川堯氏(享年81)。発表した建築評論は錚々たる賞を総なめにし、2019年に彼が亡くなったとき、ある人気俳優の父親であることが広まった。 「堯さんはトレンチコートがよく似合う180cmを超す長身で、博己さんによく似ていた。博己さんが就職した会社を1年で辞め、“俳優になる”と伝えたときは猛反対したそうですが、親子の仲はよかった。晩年、堯さんはがん闘病していましたが、博己さんのドラマの話をすると、顔をほころばせていました」(長谷川家の知人) 俳優の加瀬亮(46才)の父親は、売上高1兆円超のレジェンド商社社長だ。「日本の七大商社の一角で、連結売上高約1兆6000億円(2021年3月期)を誇る『双日』の元会長で、現在は積水化学工業の社外取締役を務める加瀬豊氏(74才)。世界有数のスポーツブランド『ナイキ』の創業者であるフィリップ・ナイト氏とも非常に親しい関係です」(経済ジャーナリスト) 加瀬はドラマ『SPEC』(TBS系)の戸田恵梨香(32才)の相手役として大ブレークし、国内だけでなく海外映画での活躍も目立つ。2018年公開の米国映画『ベル・カント とらわれのアリア』では、アカデミー賞女優のジュリアン・ムーア(60才)、渡辺謙(61才)らと共演し、複数の言語に堪能な通訳を演じた。「加瀬さんは豊さんの仕事の関係で生まれてすぐに米国に渡り、7才まで過ごしました。商社マンとして世界中を飛び回る父親の姿が、“自分も海外で活躍したい”という思いにつながったと聞いています」(映画関係者) 芸能界には、明治時代から続く老舗企業の創業家出身者もいる。「今年創業100年を迎えた愛知県名古屋市の高級革靴メーカー『マドラス』。2代目の岩田武七氏が、まだ草履や下駄が主流だった時代に米国から機械を輸入し、靴の製造を始めました。現在は達七氏が社長を務めています。 岩田家はマドラスのほか、工作機械の製造・販売会社、DVDレンタル・書籍販売などの会社、さらには岐阜県の下呂温泉の老舗旅館『湯之島館』も有しており、昭和天皇・皇后両陛下や上皇・上皇后両陛下も宿泊されたことがあるんです」(経済誌記者) その岩田家の御曹司こそ、三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典(32才)だ。岩田は慶應義塾大学を卒業後、大手企業の内定を蹴ってパフォーマーになったが、経歴だけでなく、実家もスゴかったのだ。「2011年、達七社長はストリートダンサー向けの新ブランド『JADE』を立ち上げましたが、それは岩田さんが入っていた慶大のダンスサークルの名前と同じ。息子のダンサー活動を応援したいという気持ちの表れなんでしょう」(靴業界関係者)※女性セブン2021年7月15日号
2021.07.05 07:00
女性セブン
大河で唯一の「見るからにヒール」、顔芸が際立つ片岡鶴太郎
大河で唯一の「見るからにヒール」、顔芸が際立つ片岡鶴太郎
 長谷川博己(43才)が主人公の明智光秀を演じているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。豪華なキャストが出演陣に顔を揃えているが、中でも存在感を発揮しているのが片岡鶴太郎(65才)だ。時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが解説する。  * * *『麒麟がくる』で片岡鶴太郎が頑張っている。  鶴太郎は、摂津晴門役。それ誰?という感じだが、この人物は織田信長(染谷将太)の後押しで将軍となった足利義昭(滝藤賢一)の側近で、前の将軍時代から実務を取り仕切る「政所執事」なのである。いわば室町幕府の事務方のトップ。保守的な摂津は、大胆な信長と気が合うはずもなく、出てきたときからムスーッとして感じが悪い。嫌な予感が…。案の定、主人公の明智光秀(長谷川博己)は、幕府の中で不正が横行していることをつかむ。 摂津は実にしたたか。信長を警戒し、このままだと信長を恨むものたちが将軍にも矢を向けるかもなどとささやいて、平和主義の義昭をビビらせる。義昭はたちまち涙目だ。一方で、土地の横領について訴状を突き付けて問いただす光秀には、「これが何か?」「それでぇ~?」と語尾を上げてからかうようにすっとぼける。バチバチにらみあう二人。そして、誰が横領したかきちんと詮議するべしという光秀に、五年かけ十年かけ、長ーい詮議になるとにんまり。笑っているのに口角が下がるという高度な顔芸で反撃する。 しばしば画面いっぱいに映し出される晴門の悪だくみ顔。大河ドラマでは画面の大部分を占めるほどの顔のアップはあまりないが、目をむき、眉毛とヒゲをひくひくさせる晴門の顔芸アップは特別なのかも? 思えば、モノマネ芸人時代の鶴太郎はバンダナを頭に巻いて近藤真彦の『ギンギラギンにさりげなく』を歌って暴れていたが、顔はまったくマッチに似てなかった。それが30年以上の時を経て、鶴太郎の顔に注目することになろうとは。『麒麟がくる』」は長く謀反人といわれた明智光秀が正義感にあふれるまっすぐな男として描かれ、主家を乗っ取るなど悪行男とされる松永久秀(吉田鋼太郎)も世渡り上手のおもしろおじさんみたいで、これまで悪役らしい悪役がいないドラマだった。 そこへ出てきたのが「見るからにヒール」な晴門なのである。ちなみに鶴太郎は、「麒麟」と同じ池端俊作脚本の1991年の大河ドラマ『太平記』で、鎌倉幕府のダメ執権・北条高時役だった。この高時も鎌倉幕府の腐敗の象徴で、そのダメっぷり演技で鶴太郎は俳優として評価を高めたのであった。 これまでの晴門で最高だったのは、光秀の昔からの知り合いである三淵藤英(谷原章介)が、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の幼い嫡男の毒殺を仕組んだと晴門が言い出した場面。動揺する光秀にダメ押しのごとく「み・つ・ぶ・ち様ぞ~」と言い放つ。一語ずつ区切っていうセリフといえば、今年話題になった『半沢直樹』の大和田(香川照之)の「お・し・ま・いDEATH」を思い出す。大和田のダジャレ精神とは違うが、晴門もかなりのインパクト。ビビらせた将軍義昭も七年前の「半沢」第一作で涙目になっていた滝藤賢一だし、顔芸アップといい、バチバチにらみ合いといい、やっぱり悪役が出ると面白い。晴門が次に何をやってくれるか、どんな技を繰り出すのか。気になる。
2020.11.05 16:00
NEWSポストセブン
中居aa
中居、玉木、竹野内、ムロら10人「マスク×黒」の男前コーデ
 新型コロナウイルスが流行し始めてから半年以上経ち、コロナ対策でのマスクもすっかり日常となった今日この頃。以前からマスクをつける機会の多い芸能人は、マスクをつけながらのコーディネートはお手の物。この春以降キャッチしたイケメン芸能人たちは、「黒」を使ってファッションを楽しんでいた。 さわやかに晴れた6月の週末、都内の老舗スーパーで買い物する中居正広(48才)の姿があった。黒いキャップに黒いTシャツ、黒のパンツと全身黒で統一しているが、重たく見えないスポーティな印象。この8月に48才になったばかりだが、アラフィフとは思えないTシャツ越しからでも分かる鍛えられた体が、きれいな着こなしを一層引き立てていた。サングラスとマスクもつけていたが、醸し出すオーラでひと目で中居と分かってしまった。 都心の住宅街を自転車でさっそうと駆け抜けていたのは、中居と同様、ジャニーズ事務所を退所した手越祐也(32才)。6月初旬のよく晴れたこの日、極太タイヤがおしゃれなファットバイクにまたがり、大きなリュックを背負ってボランティア活動に励んでいた。黒い無地のTシャツに黒い短パン、黒のレギンスと、全身黒で統一したコーディネートで、トレードマークの金髪がよく映えていた。 5月中旬、都内のラジオ局から収録を終えて出てきたのはマスク姿のムロツヨシ(44才)。おしゃれなグレイヘアが日焼けした肌によく似合っている。濃いめのベージュのシャツにゆったりとした紺色パンツと服はシンプルにまとめ、大きめの青のトートバックやカラフルなスニーカーで色をプラス。そして、黒縁メガネがコーデのアクセントに。小物でおしゃれを楽しんでいるようだった。 市川海老蔵(42才)は6月中旬、オーガニックカフェで長女の麗禾ちゃん(8才)、長男勸玄くん(7才)とともにアイスクリームを味わっていた。ぴったりと体にフィットした白いTシャツに丈の短めの黒い短パン、ビーチサンダルというカジュアルな服装は海老蔵の普段着の定番スタイル。がっちりとした体型のためか、サングラスにマスクをしていても、道行く人が振り返るほどの存在感を放っていた。 玉木宏(40才)は、黒のサングラスに黒マスク、黒のシャツを着用し、ボトムスにはダメージジーンズとウォレットチェーンというワイルドなスタイル。8月下旬、庶民派スーパーへ買い物に出かけたときのシーンで、荷物がたくさん入ったビニール袋を両手に持っていても、どこかサマになっているのさすが! 7月上旬、都内の繁華街で、焼き鳥をテイクアウトしていた竹野内豊(49才)の姿をキャッチ。黒いTシャツに黒いパンツ、足元はスニーカーというシンプルなコーディネートだが、長身で小顔という抜群なスタイルは、マスク越しでもスターの貫禄で溢れていた。Tシャツからのぞく腕もたくましく、49才とは思えない鍛えぬかれた体には、華美な装いはむしろ不要!? 長谷川博己(43才)が、マスクをつけて都内高級住宅地の一角を歩いていたのは5月下旬の夕方のこと。竹野内と同様、黒いパンツに黒いTシャツ、足元にはスニーカーを合わせた長谷川。ラフなスタイルだが、体のサイズに合った服をサラッと着こなし、「きちんと感」を醸し出しているあたりは身長183cmと高身長な長谷川ならではだ。 7月のある日、都内の路上に車を止め、スマホを操っていたのはV6の坂本昌行(49才)だ。黒いキャップに黒Tシャツ、黒いパンツとこちらも黒で統一したコーディネートは、リラックスした大人の印象。キャップに黒縁メガネとマスクをしていても、長年スターとして活躍してきたオーラは隠せていなかった。 坂本と同じジャニーズ事務所のTOKIOのリーダー・城島茂(49才)も黒を使ったファッションだった。7月末、都内のコンビニエンスストアで買い物を終えたリーダーは、黒のキャップを目深に被り、白いTシャツに黒の短パン、黒いスニーカーというコーディネート。今年2月に生まれた子供がまだ小さいためか、メガネにマスク、手袋も着用して徹底したコロナ対策を行うなど、早くもパパとしての一面が垣間見られた。 少し肌寒さを感じる4月下旬、都内屈指の高級フレンチのエントランスにいたのは、マスク姿の中井貴一(59才)。ジャケットの下にアーガイルのニットを合わせ、左手小指にはクロムハーツのリングと、さすが芸能界きってのファッショニスタと言われる風格だ。トレードマークのピッチリ横分けの髪型と黒縁メガネもよく似合い、ベテラン俳優だからこそ醸し出せる大人のムード満載だった。
2020.09.21 16:00
NEWSポストセブン
まずまずのスタートを切った『麒麟がくる』
放送再開の大河『麒麟がくる』プレーバック&今後の展開
 いよいよ、麒麟が帰ってくる……! 6月7日(日)第21回『決戦!桶狭間』をもって放送を休止していたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』が、8月30日(日)から放送再開!! 光秀は、いつか麒麟を呼ぶことができるのか? そして、物語はどんなふうに本能寺の変へとつながっていくのか!? 再開に向けて、これまで放送された物語を、登場人物ごとにプレーバック。【ここまでのあらすじ】 美濃国、明智荘で育った光秀(長谷川博己)は、主君・斎藤道三(本木雅弘)の命で、京に赴く。そこで目にしたのは、戦渦に荒れ果てた都とその中で懸命に生きる人々の姿。松永久秀(吉田鋼太郎)ら、他国の武将と親交を深める一方で、平和の世を希求する将軍・足利義輝(向井理)の懊悩(おうのう)に触れた光秀だったが、道三の長男・高政(伊藤英明)との対立の果てに、美濃を追われることに。追い求めるのは、平和な世が訪れたときに現れるという瑞獣、麒麟。しかし桶狭間では、信長(染谷将太)と今川義元(片岡愛之助)の合戦が始まっていた……。■明智光秀(長谷川博己) 室町時代末期、若き明智十兵衛光秀は争いの絶えない世に憤りを感じていた。自分は美濃以外の世界を知らない。見聞を広めれば、皆が安心して暮らせる世が訪れ、麒麟(平和の象徴)が現れるのではないか……。京で、そして尾張で出逢う人々と共に、光秀は運命という大海原に漕ぎだしていく。■煕子(ひろこ・木村文乃) 光秀とは幼い頃に一緒に遊んだ仲で、「大きくなったらお嫁においで」と言われたことを胸に成長する。約束どおり結婚してからは、何があっても動じずに光秀を支え、越前での貧しい暮らしのなかでも常に前向き。長女・お岸に続き、まもなく次女・たま(のちのガラシャ)の母となる。■牧(石川さゆり) 嫡男の光秀が幼いときに夫・光綱を亡くし、土岐源氏の血を引く明智家の誉れと、武士としての心構えを光秀に教えながら、女手ひとつで育てあげる。美濃を追われて越前へ移ってからは、光秀の嫁・熙子と手を携えて家計をやりくり。優しく、強く、ときには厳しい母親として生きる。■帰蝶(川口春奈) いとこで幼なじみの光秀にほのかな想いを寄せながらも、信長の正室へ。政略結婚ではあったが、しだいに信長との絆は深まり、父・道三譲りの知恵と度胸で信長を支える。実子には恵まれず、信長が吉乃という女に生ませた男児・奇妙丸を嫡男として育てることになる。■駒(門脇麦) 戦災で両親を失い、伊呂波太夫(尾野真千子)率いる旅芸人一座を経て、京の医師・望月東庵の助手として光秀と出会い、惹かれていく。失恋したあとも幾度となく光秀と会うことになるが、あくまで「支えになれたら」という気持ちからの行動。松平元康(のちの徳川家康)から慕われているようだが……。■斎藤道三(本木雅弘) 若き日の光秀の君主。京へ上りたいという光秀を、鉄砲を手に入れることと医師を連れてくることを条件に許す。光秀の能力を評価して目をかけるが、跡目争いがこじれて嫡男・高政と対立。光秀は道三に加勢しようとするが間に合わず、高政に討たれる。■松永久秀(吉田鋼太郎) 京の実権を握る三好長慶の右腕として、畿内を中心に軍事と政治の両面で力を発揮。斎藤道三を尊敬していたため、その家臣である光秀には、初めて会ったときから好意的。さらに光秀の誠実な人柄、内に秘めた情熱に触れ、親交を深める。■望月東庵(堺正章) 京で庶民を診ている医師。貧しい人からは治療代を取らないという良心を持つが、博打で稼ごうとし、逆に借金を抱えるなど困ったところも。しかし医師としての腕はよく、斎藤道三の正室の病を治すため美濃を訪れるなど、諸国を渡り歩いている。兎柄の品を愛用。■織田信長(染谷将太) 光秀と信長が初めて出会ったのは、尾張の漁港。帰蝶に頼まれて信長の人となりをこっそり探りに来た光秀は身分を隠していたが、帰蝶と夫婦になった後、再会したときに光秀をすぐに見分けて驚かせる。死を覚悟して挑んだ桶狭間の戦いを、光秀が密かに見守っていたことは知るよしもない。■足利義輝(向井理) 京の混迷する情勢に翻弄され、第13代の将軍でありながら実権を失うなか、光秀の「将軍は武家の統領であり、すべての武士の鑑。家臣同士の争いを止めてほしい」との言葉に打たれて行動を起こす。しかし権威を取り戻すことはできず、「麒麟がくる世を連れてくることができぬ」と落涙する。【これからの『麒麟がくる』】 織田信長(染谷将太)が桶狭間の戦いで勝利を収めてから数年後、越前でくすぶっていた光秀(長谷川博己)の元へ、細川藤孝(眞島秀和)が訪ねてきて足利義輝(向井理)が光秀の上洛を望んでいると告げる。 京で再会した義輝は将軍とは名ばかりの存在になっており、自身の無力を嘆く姿を目にした光秀は、将軍家の力を取り戻すためには織田の力が必要だと進言。将軍の御内書を携えて信長の元へ赴いた光秀は、藤吉郎(佐々木蔵之介)と名乗る家臣を紹介され、彼の口から義輝のあらぬ噂を知らされるが……。※女性セブン2020年9月10日号
2020.08.30 16:00
女性セブン
再開後、長谷川博己演じる明智光秀(左)と織田信長(染谷将太)の関係性はどう変化していくのか
大河『麒麟がくる』 歴史作家が注目する、再開後の見どころ
 のちの主君・織田信長、終生のライバル・羽柴秀吉……戦国乱世の主役たちと、主人公・明智光秀の関係はこれからどう描かれるのか。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』放送再開後の見どころを、歴史作家の島崎晋氏が解説する。(写真提供:NHK) * * * 6月放送の「決戦!桶狭間」(第21回)を最後に休止状態だったNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』が、8月30日に再開される。 放送休止前までは、主人公・明智光秀(長谷川博己)が、生国である美濃と主君・斎藤道三(本木雅弘)のため、美濃と京の都、尾張との間を東奔西走する様子を描いた「美濃編」に続き、戦国大名・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)が治める越前を拠点にしながら時局に関わる様子を描く「越前編」の開幕まで、話が進んでいた。 ここまでの光秀に関して、史料的な裏付けはまったくない。『麒麟がくる』の脚本家が創造力豊かに、重大な出来事と光秀の歩みを絡めているのである。 参考までに、美濃編から越前編にかけての主な出来事は以下の通りである。・1556年4月……長良川の戦い。斎藤道三が戦死・1559年2月……織田信長が初めて上洛。刺客に遭遇・1560年5月……織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取る ドラマ第17回「長良川の対決」では、斎藤道三と嫡男・斎藤高政(伊藤英明)の父子対決の結末、第18回「越前へ」では、道三に味方した光秀の叔父・明智光安(西村まさ彦)の最期が描かれた。光秀は母の牧(石川さゆり)や正室の熙子(木村文乃)、甥の左馬助(間宮祥太朗)などともに越前に落ち延びる。 越前編に入って2話目の「信長を暗殺せよ」(第19回)は、越前の朝倉義景の使いとして上洛した光秀が、斎藤高政による信長暗殺の噂を耳にし、京の実力者である松永久秀(吉田鋼太郎)の助力を仰いで、計画の実行を未然に阻止するという展開。続く第20回「家康への文」は、松平元康ことのちの徳川家康(風間俊介)を今川義元(片岡愛之助)陣営から引き離すべく、斎藤道三の娘で織田信長の正室となっていた帰蝶(川口春奈)に、光秀が策を授け実行させるという展開だった。 そして第21回「決戦!桶狭間」では、桶狭間の戦いにおける織田信長・今川義元・徳川家康の動向がそれぞれ描かれた。急ぎ尾張に向かった光秀が、戦に勝利して凱旋する信長を道で待ち受け、今後の展望について問答を交わすところで終わった。新発見の史料をどう取り入れるか 物語は中盤の「越前編」に入ったばかり。第22回以降に消え去る人物もいれば、露出の増える人物や新たな登場人物もいる。 消え去る人物のなかで特に重要なのは、松永久秀の主君・三好長慶(山路和弘)と13代将軍の足利義輝(向井理)である。三好長慶はこれまで出番が少なく、セリフもほとんどなかった。1564年に病死する場面も描かれないかもしれないが、京周辺の最高実力者である彼の死が、多方面に影響を与えないはずはない。三好一族と足利義輝の関係は急速に悪化し、翌年には義輝殺害という大事件が出来する。 露出の増える人物の筆頭は藤吉郎(佐々木蔵之介)こと、のちの羽柴秀吉で、光秀が信長の家臣になってから「本能寺の変」前夜までの間、最大のライバルであり続ける。医師・望月東庵(堺正章)の助手・駒(門脇麦)を巡る光秀と藤吉郎、松平家密偵の菊丸(岡村隆史)との三角関係ならぬ四角関係がどうなるかもそうだが、駒が駿府の芳仁(ベンガル)という老人から製法を伝授された丸薬が、どこでどう役立つかも注目したい。番組公式サイトには、その丸薬が駒の運命を変えることになるとあるから、光秀の運命をも左右する可能性がある。 新たな登場人物では、関白の近衛前久(本郷奏多)と義輝の弟で、出家して奈良興福寺の一条院門跡を務めていた覚慶(滝藤賢一)が大事な役回りである。 近衛前久は類稀なる行動力で、みずから政治に介入すれば、京の外へも頻繁に赴く。当時としては変わり種の貴族で、幼いとき、近衛家に拾われた過去を持つ旅芸人一座の座長・伊呂波太夫(尾野真千子)と姉弟のように育った設定になっている。伊呂波太夫は裏の仕事がむしろ本業のような謎多き人物。近衛前久も彼女を通して何かと暗躍するものと推測される。 覚慶の名は一般には馴染みがないが、還俗後の足利義昭といえばわかるだろう。1568年に織田信長の庇護のもとで上洛を果たした、室町幕府最後の第15代将軍である。義輝が殺害されたのち、覚慶は三好長慶の養子・義継の後見人である三好三人衆の手で幽閉状態に置かれていた。予告動画を見る限り、光秀は覚慶の脱走と逃避行に直接関与するようである。 現存する史料の上で、光秀の動向がおぼろげながら見えてくるのはこの「越前時代」で、仏教関係の史料には、光秀が越前の長崎称念寺門前に10年余り居住していたことが記されている。 だが、光秀が美濃を追われた長良川の戦いから義昭の入京までには12年の間隙があり、最近発見された史料によれば、光秀による東奔西走の働きが、荒唐無稽でないことがわかってきた。 肥前国(熊本)細川家家臣の米田家に残された古文書から、光秀が、義昭・信長の上洛以前に近江の田中城(滋賀県高島市)で幕府方として籠城を経験したことが新たにわかった。また、同古文書では光秀が『針薬方』(しんやくほう)という現代の「家庭の医学」に相当する書物の内容を暗誦できた=医師だった、と記されているのである。 NHKがこの新事実をどうドラマに取り入れるのかも興味深い。ドラマ中の光秀はかつて義輝に、「美濃一国を従えてお仕えする」と約束しているが、これも実現されるのかどうか。再開後の『麒麟がくる』も見どころ満載である。【プロフィール】しまざき・すすむ/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』(辰巳出版)など著書多数。近著に『人類は「パンデミック」をどう生き延びたか』(青春文庫)がある。
2020.08.29 16:00
NEWSポストセブン
NHK朝ドラはリハなし進行、大河は「合戦シーン」に難題
NHK朝ドラはリハなし進行、大河は「合戦シーン」に難題
 テレビドラマの撮影が再開されたが、現場での「新撮影ルール」には役者もスタッフもてんやわんやになっている。〈出演者同士の距離は基本的に2メートルを守る。2メートルを越えて接近する芝居は限定的に行ない、出演者の同意を得る〉〈衣装等の身に着ける衣服は使い廻しをせず、利用の都度、必ず洗濯する〉〈複数の出演者およびスタッフが触れる備品、ドアノブ等は1時間に1回以上消毒する〉 NHKが5月27日に公表した『新型コロナウイルス感染を防止するためのドラマ制作マニュアル』には、詳細な感染防止策が列挙されている。「産業医科大学の監修を受けて作成したもので、局内の全てのドラマがこのルールで撮影されている。決まり事が多いので、ワンシーン撮るのも一苦労です」(NHK関係者) 6月16日に約2か月ぶりに収録を再開した朝ドラ『エール』の現場ではこんなことが。「出演者はみな本番直前までフェイスシールドの着用が義務づけられていて、リハーサルもやりづらそう。窪田正孝さんと二階堂ふみさんの主役夫婦が密着するシーンも脚本の変更でだいぶ減りました。どうしても削れない夫婦のハグシーンなどはリハなしでやる。『プレッシャーがすごい』と窪田さんも苦笑いでした。 シーン切り替えに伴う衣装替えもスタイリストの手を借りず、基本的に一人でやってもらっています。女優さんはメイクさんとの接触時間を減らすために、下地を自分で塗ってからスタジオ入りをお願いしている。二階堂さんはメイクの勉強までしていて大変そうです」(別のNHK関係者) 大河ドラマ『麒麟がくる』は6月30日に撮影が再開する予定だが、見どころである「合戦シーン」に難題が浮上している。「エキストラの数を従来の3分の1程度にまで減らすそうですが、人数が少ないと、引いたアングルでは迫力が欠ける。なるべく出演者の寄り(アップ)のシーンを増やす方向だと聞いています。長谷川博己さんのファンは嬉しいかもしれませんが、顔の表情だけで迫力を出さなければならないから、演じる役者さんは大変ですよ」(別のNHK関係者)※週刊ポスト2020年7月10・17日号
2020.06.30 16:00
週刊ポスト
【動画】長谷川博己が引っ越し、鈴木京香と同棲せずいい距離感
【動画】長谷川博己が引っ越し、鈴木京香と同棲せずいい距離感
 鈴木京香さんとの交際中の長谷川博己さんが引っ越しをしました。テレビ局関係者によると「京香さんとの交際から今年で10年目。5月31日に彼女は52才になった。いまのタイミングでの引っ越しとなれば彼女と結婚生活を始めるための新居なのかと思いきやそうではないようです」とのこと。引っ越し先は鈴木さんの自宅の付近で「会おうと思えばすぐに会える」というほどよい距離感を保っているようです。
2020.06.07 07:00
NEWSポストセブン
台本を脇に挟んで歩く長谷川
長谷川博己が引越し 10年交際鈴木京香と同棲せずいい距離感
「放送回数を減らさないでほしい」「明智光秀をしっかり描いてほしい!」──。大河ドラマ『麒麟がくる』の放送が6月7日で一旦休止することが決まったことを受け、NHKにはこんな声が多く寄せられているという。 5月24日放送の第19話では、伊藤英明(44才)演じる斎藤義龍が、尾張平定の報告のために京都に上る織田信長(染谷将太・27才)を暗殺しようとする。それを長谷川博己(43才)演じる光秀が未然に防ぐという内容だった。視聴率は15.7%と好調で、これには長谷川も喜びを隠せない様子だという。「長谷川さんはこれまでの大河の主演の中でも一、二を争うほど馬術を猛特訓していたり、座長としてキャストやスタッフへの気配りを大事にし、現場を見事に『ワンチーム』にまとめていた。撮影が中断され、もどかしさを感じている長谷川さんにとって、いまいちばんうれしいのが視聴者からの熱い声援です」(ドラマ関係者) 撮影は新型コロナの影響で4月1日から休止していたが、ロケ地やキャストのスケジュールを調整中で、6月中旬からの再開を目指している。「大人数が集まる戦闘シーンを減らすため台本を書き換え、対話の場面では引きのショットから各々のアップを使うというように変更しています」(NHK関係者) 5月下旬のある日、夕方6時過ぎ、長谷川の姿は都内の高級住宅地の一角にあった。黒いパンツに黒いTシャツ、白いスニーカーというラフなスタイルで歩く長谷川に、スタッフらしき男性が一冊の本を渡した。どうやら出来立てほやほやの『麒麟がくる』の台本のようだ。長谷川はそれを受け取ると、すぐに自身が運転する車で出かけていった。 向かったのは『セカンドバージン』(2010年・NHK)で共演したのをきっかけに交際をスタートし、“10年愛”を貫いている鈴木京香(51才)が暮らすマンションだった。夕食を共にするため向かったようだ。「実は長谷川さんは先月あたりに引っ越しました。京香さんとの交際から今年で10年目。5月31日には彼女は52才になる。いまのタイミングでの引っ越しとなれば、彼女と結婚生活を始めるための新居なのかと思いきや、そうではないようです」(テレビ局関係者) 京香といえば、東京にマンションを数戸所有し、京都でもセカンドハウスを賃貸。そのうちの1軒は長谷川とふたりで住むための部屋だという噂もあった。「どうやら今回の引っ越しはあくまでも長谷川さんの個人的な理由みたいです。同棲はしないけど、近くに住み、頻繁に会う。そんな不思議な生活を続けています。撮影の前日など集中したい日はこの自宅へ、ほかの日は京香さんの家にいることも多いみたいです。 会おうと思えばすぐに会える。でもひとりになりたいときは自分の時間がつくれるという、“ちょうどいい距離感”を保っているようです」(前出・テレビ局関係者)「新しい台本が来たから京香と読み合わせをしよう」──そんなタイミングだった。公私共にベストパートナーぶりがうかがえる。※女性セブン2020年6月11日号
2020.05.30 07:00
女性セブン
まずまずのスタートを切った『麒麟がくる』
『麒麟がくる』の川口春奈は凛と美しいが門脇麦は残念キャラ
 役者のキャリアやスキルが活きるのも演出や脚本の力あってこそである。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * *  初回スタートは好調。しかし回が進むごとにジリジリと視聴率が下降気味となったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(日曜午後8時)。2話17.9%、3話16.1%、4話13.5%、5話13.2%、6話13.8%(関東地区)という推移で、心配もささやかれていた昨今。しかし、第7話は15%と、1.2ポイント上昇してみせました。いよいよ反転攻勢の兆しか? 上昇した理由は、やはり川口春奈さん効果、ということでしょうか。 沢尻エリカさんの代役として大抜擢された帰蝶役・川口さんが、主人公・明智光秀(長谷川博己)とのからみで大いに目立つ展開となった第7話。物語は……織田信秀(高橋克典)が斎藤道三(本木雅弘)と和議を結ぶことに。その条件として道三の娘・帰蝶を息子・信長(染谷将太)の妻にすることを要求。しかし、帰蝶はこれを拒絶。光秀に娘を説得するよう命じる道三。 光秀にひそかに思いを寄せている帰蝶は、「信長には嫁ぎたくない」と心のうちを見せる。一方、やはり光秀を慕いつつ苦悩する戦災孤児の駒(門脇麦)。二人の女性にはさまれた光秀は信長の姿を見に……とにかく、川口さんのすっくとした立ち姿が印象的です。大河ドラマはもちろん時代劇への出演も初めてという川口さんですが、いやいやどうして。最初から帰蝶に選ばれていたかのような堂々たるたたずまい。 お姫様役にピタリの凜とした風情と美しさ。外部に影響されない芯の強さも感じられ、武将の娘、そして信長の妻役の気迫は十分です。過去、大人気となった大河ドラマ『篤姫』を彷彿とさせる気概も。ここで視聴者の共感を集めることができたら『麒麟がくる』の人気に一層拍車がかかる可能性もありそう。 それとは対照的に、第6話までどうもしっくりこない残念キャラがいました。門脇麦さん演じる駒の存在です。駒は医者・東庵に拾われた戦災孤児。という史実にはない「架空の少女」だからこそ、使い方にはリスクも潜む。よく考えないとご都合主義的、安易な挿入要素になりがち。 意図した演出なのかもしれませんが、駒の風情が戦国の世から浮いている。 小さなちょんまげを結った髪、おてもやん風メイク、しゃべり方も妙に現代風で、口を尖らせる表情も気になる。ど派手なピンクの着物も目障り。光秀と同衾したりと、とにかく物語の中でやたら目につく存在。「こんな小娘をなぜ光秀が相手をしなければならないのか」とか、よけいな疑問が湧いてきてしまい冷や水効果絶大です。そう、駒を見ているとふっと夢から覚めてしまう。ドラマ世界に酔いしれたいのに、いきなり現実に引き戻されてしまう感じ。 これは門脇さんという役者のせいというよりも、キャスティング、演出、脚本のミスマッチによるものでしょう。『麒麟がくる』が始まった当初は、駒の設定に期待を感じました。戦国といえば権謀術数、兵法や勝敗の話が多くなりがち。そこに一般庶民や女性の視点を盛り込む役割を担いそうだったからです。戦(いくさ)中心の大河ドラマをあまり好まない女性視聴者たちに対しても、「駒の視点から活き活きとした戦国の世が描かれたら、人間ドラマとして人気が出るかもしれない」と想像しました。 がしかし、残念ながら今のところ駒の存在が物語の中で効果を発揮しているとは思えない。今後ぜひ、「なるほど駒が登場する理由があったよね」と腑に落ちるような展開・演出をして欲しいものです。まずは川口さん演じる帰蝶に注目。その姿がドラマの中でどれくらい輝くのか、第8話に期待します。
2020.03.07 16:00
NEWSポストセブン
明智光秀(長谷川博己)。第6回では三好・松永の窮地を救う場面が描かれた(写真提供:NHK)
『麒麟がくる』の複雑な人間関係、5分でわかる解説
 NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』は、主人公・明智光秀の“謎に包まれた前半生”に焦点を当てている。2月までに放送は6回を数えたが、耳慣れない登場人物名が続き、その複雑な関係性に戸惑う視聴者も多いかもしれない。歴史作家の島崎晋氏が解説する。 * * *『麒麟がくる』が面白い。番組ホームページも充実していて、大河ドラマ好きとしてはありがたい限りだが、登場人物が多く、物語も京から美濃、美濃からまた京へと舞台が飛び飛びなので、少々混乱している人もいるかもしれない。ここではそんな読者のために基礎的なところを整理しておこう。 ときは戦国時代。室町幕府が存在するとはいえ、その支配は後の江戸幕府とは比較にならないほど形骸化していた。江戸幕府と同じく全15代を数えながら、3代・足利義満を頂点として将軍の権勢は弱まるばかり。幕府の実権は将軍の補佐役である「管領(かんれい)」や都である京周辺の治安を司る「侍所頭人(さむらいどころとうにん)」の手に移っていった。 地方に目を転じれば、「守護(*注1)」や「守護代(*注2)」による支配から、戦国大名による領国支配へと変化した時期でもあった。ドラマ第6回までに登場した人物では、美濃の斎藤道三(本木雅弘)、尾張の織田信秀(高橋克典)、今川義元(片岡愛之助)が挙げられる。【*注1:守護/室町時代には一国全体の支配権を確立した。守護大名とも】【*注2:守護代/数か国を兼ねる守護が任国の管理のために派遣する家臣】 この頃に特徴的なのが、盛んに起こった一揆や戦国大名の台頭に象徴される「下剋上」の風潮だ。今川義元がれっきとした駿河守護の家系であるのに対し、親子二代で国盗りをしたと言われる斎藤道三は守護代・斎藤氏の家名を奪い、織田信秀にいたっては守護代・織田氏の傍流に過ぎなかった。全国的に見れば、守護大名がそのまま戦国大名に移行する例は稀だった。 各地の戦国大名が京の天皇と将軍を敬うのは官位官職が欲しいときだけ。あとは一切命令に従わず、隣国との戦乱に明け暮れる──それこそが、『麒麟がくる』の主人公・明智光秀(長谷川博己)がまだ斎藤道三の家臣だった頃の実情だった。 美濃国の本来のトップは守護職を代々務める土岐氏だが、織田信秀と結んで道三から権力奪回を図ろうとした土岐頼純(矢野聖人)は毒殺され(ドラマ第2回)、新たな傀儡として土岐頼芸(尾美としのり)が擁立された(同3回)。斎藤道三がみずから守護職につかないのは、父の代に他国から流れてきた新参者で、土着勢力から心服を得るまでにいたらずにいたからだった。 一方、京とその周辺では、13代将軍・足利義輝(向井理)、幕府管領・細川晴元(国広富之)、細川の家臣・三好長慶(山路和弘)、その三好の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)らが暗闘を続けていた。 表向きは足利義輝→細川晴元→三好長慶→松永久秀の序列が尊重されながら、現実には下3人がほぼ横一線上にあった。三つ巴と言うか三すくみと言うべきか。天秤を動かす力が現われれば、いつ均衡が崩れてもおかしくなかったのが当時の京の勢力図であった。 ドラマ第6回では、将軍と細川晴元、三好・松永陣営の三者間による鉄砲獲得競争に加え、細川晴元による三好・松永襲撃事件が描かれた。ひょんなことから計画を知った光秀が助太刀に馳せ参じ、三好・松永の窮地を救うという展開だったが、そうした史実はない。襲撃事件自体も完全な創作だが、当時の空気をわかりやすく見せてくれており、多くの視聴者の期待に応えたと言えるのではないか。 同じく第6回では、細川晴元が諸臣が居並ぶ将軍の御前で許可なく鼻をかんだことを例に挙げ、将軍側近の細川藤孝(眞島秀和)が憤る場面が出てくる。これは現実にあってもおかしくない光景だろう。 将軍側近の三淵藤英(谷原章介)や細川藤孝からすれば、幕臣・細川晴元の家臣である三好長慶や三好の家臣・松永久秀は本来、歯牙にもかけないような存在だ。下剋上はびこる戦国の世であれば、実力こそが物を言う。太平の世とは異なる論理が働いていた関係上、第5回で描かれた三淵藤英が松永久秀の陣屋を訪れる場面のように、ため口どころか、松永久秀のほうが恪上のごとく振る舞うことも許されたのだった。 第6回では、細川藤孝から将軍側近になるよう勧められた光秀が、今は無理としながら、「5年先か10年先には美濃一国挙げて将軍にお仕えする」と返答していた。それが果たして実現するのか。実現したとすれば、鉄砲を買いたい光秀のために松永久秀が一肌脱ぎ(第1回)、都の誰からも恐れられる久秀に光秀が好感を抱く(第6回)など、これまで上手くいっていた光秀と松永久秀の関係はどうなるか。それらは今後のお楽しみである。【プロフィール】しまざき・すすむ/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。著書に『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』(辰巳出版)、『いっきに読める史記』(PHPエディターズ・グループ)など著書多数。最新刊は『覇権の歴史を見れば、世界がわかる』(ウェッジ)。
2020.02.29 16:00
NEWSポストセブン
『麒麟がくる』光秀の馬は大河出演4度目、岡田准一も惚れた
『麒麟がくる』光秀の馬は大河出演4度目、岡田准一も惚れた
 2019年11月の沢尻エリカ(33才)の事件で再撮影が生じ、大河ドラマ初の放送開始日の後ろ倒しとなった『麒麟がくる』(NHK)。そのオープニングでは、長谷川博己(42才)演じる明智光秀が、馬に乗って疾走する映像が使われている。 この馬は「バンカー」という名の雄の「撮影馬」。オープニング映像も、CGではなく、バンカーが本物の炎の前を走っているのだという。 このバンカーを含め育てているのは、多くの撮影馬を手掛ける乗馬クラブ「ラングラーランチ」のオーナー・田中光法さん。田中さんは過去にドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)で小栗旬(37才)に乗馬を指導するなど馬術指導師の顔も持つ。「戦闘のシーンでも、長谷川さんご自身がバンカーに乗って撮影に臨んでいます。それができるのは、バンカーが長谷川さんを慕い、また、長谷川さんもバンカーを心から信頼しているからです」(田中さん) 大河ドラマでは、撮影が始まる数か月前に役者たちが乗馬練習をし、“相性”を見極めたうえで乗る馬を決める。「馬は第六感がとても強い動物で、人間の顔を一人ひとり認識し、その人がどんな人なのかを馬なりに感じている。出演者のかたが気に入ったというだけでなく、馬がどう感じているか。ぼくはそれを見て馬配をします。 バンカーに初めて乗った時、長谷川さんはとても安心した表情をされていました。それはバンカーも、安心して長谷川さんを乗せている証拠。それでバンカーを長谷川さんの愛馬にすることに決めました。 長谷川さんは真面目で勉強熱心。“撮影以外でも練習したい”とバンカーがあいている日を訪ねてきてくれるんです」(田中さん) 馬はとても敏感で臆病な動物で、本来なら槍や鉄砲を持った役者を乗せるのは至難の業。ましてや爆破シーンとなれば、パニックを起こして暴れてしまう。それゆえ撮影馬たちは、長く厳しい訓練を積んでいるのだという。「例えば合戦シーンには軍旗が必ず出てきますが、馬はヒラヒラとはためく旗がとても苦手で、普通は旗を見せただけで逃げ出してしまう。だから、少しずつ時間をかけて、“怖くないんだ”ということを教えていくんです。ほかの動物と同様、火を怖がるので、人が火のついたたいまつを持って馬と一緒に歩く、歩行訓練を行います」(田中さん) ほかにもさまざまなハードルを越え、バンカーが撮影馬になるには2年ほどかかったというから大変だ。 田中さんが育成している撮影馬は20頭以上。いずれも足が太くて丈夫で、性格が穏やかなクォーターホースという品種で、なかでも特に優秀な5頭が、実際に撮影馬として活躍しているのだという。「撮影馬の条件は、体が柔らかくてバランスがよく、頭がいいこと。いつもは必ずアメリカに行って自分の目で見て馬の買いつけをするのですが、バンカーに限っていえば、乗馬クラブの知人が撮影した動画を見て“この馬はいい馬だな”と思って決めました。実際に乗ってみたら、想像以上でしたね」(田中さん) 撮影馬たちの中でも、バンカーは一目置かれる存在だ。現在17才で、人間でいえば50代半ばのベテラン俳優。これまでに出演した映画やドラマは30本以上にのぼり、多い時には年間7本ほどの作品に出て、1頭で1000万円ほど稼ぐという。 大河ドラマへの出演歴も多く、『軍師官兵衛』(2014年)では岡田准一(39才)が、『おんな城主 直虎』(2017年)では菅田将暉(26才)が、『西郷どん』(2018年)では渡辺謙(60才)が乗る馬として登場している。 なかでも岡田はバンカーに惚れ込み、映画『関ヶ原』(2017年公開)でも指名。今年5月公開の映画『燃えよ剣』でもバンカーに乗っているという。「岡田さんは本当に真摯に馬と向き合う人で、長谷川さんと同じく撮影前に必ずバンカーのところに来て、挨拶していきます。とある雑誌のインタビューでも“ぼくは100%バンカーと相性がいい。乗った時のバランスもよく、大好きなんです”と話していましたよ」(田中さん)※女性セブン2020年2月20日号 
2020.02.09 16:00
女性セブン

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