ダンカン一覧

【ダンカン】に関するニュースを集めたページです。

3人息ぴったりの「お家芸」はお茶の間を沸かしてきた
上島竜兵さん追悼 老若男女問わず幅広く愛された“伝統芸”と人柄
 5月11日に急逝したダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、多くの人に愛された上島さんの芸風や人柄について振り返ります。 * * *体を張る芸を披露し、楽しませ、毎回キッチリ笑わせてくれる 近年、ここまで自分の気持ちがもっていかれた有名人の訃報というのもなかったような気がします。5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなりました。享年61。 バラエティー専門放送作家として、多くの番組でかかわらせていただいたうえ、ワイドショーのスタッフやコメンテーターとして、上島さんとダチョウ倶楽部の皆さんには、何度お世話になったか……数え切れません。 すでに多くの芸人さんがコメントされていますが、誰に対しても優しくて腰が低くて仕事熱心で繊細で……。以前、「竜兵会」の土田晃之サン(49才)や劇団ひとりサン(45才)から、後輩を激励するための会であるはずなのに、途中からいつも上島さんが「俺はこれからどうすればいいんだ」と言いながら泣き出してしまい、フォローするのが大変……というエピソードを『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で聞いたときには、なんてチャーミングなお人柄なのだろうと、さらに上島さんファンになったのを覚えています。 最近の若手芸人があまりやらなくなった体を張る芸を率先して披露し、楽しませ、毎回キッチリ笑わせてくれたのも上島竜兵さんでした。 いまは、コロナ禍であることや、コンプライアンスがどうのこうのということで、そもそも、そうした番組自体が少ないのですが、実はそれよりもっと前から、最近の若手芸人さんの多くは体を張らなくなっていました。 いいとか悪いとかではないのですが、私のような年配の放送作家からしてみたら、それは少し寂しかった。 でもダチョウ倶楽部だけは、若手の時代から全員がアラウンド60になったいまでも、「熱湯風呂」や「熱々おでん」など、全身を使ったリアクション芸を持ちネタにしていらっしゃった。それらは伝統芸とも呼ばれ、老若男女、幅広い世代に愛されてきました。 最近、こうした“レジェンド芸”がほかの事務所の若手芸人にも伝わるようになっていた矢先の訃報でした。 トレンディエンジェルの斎藤司サン(43才)は、ダチョウ倶楽部と共に体を張った画像をSNSにアップ。EXITのお二人も、共演し、学ばせてもらったことを「宝物」と涙ながらに振り返りました。芸人は笑っていくのが理想、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに 実際、ダチョウ倶楽部はイベント出演が本当に多かったのです。多くの皆さんがオチまで熟知しているハズなのに、何度見ても面白いし大笑いできる。ダチョウ倶楽部が登壇するイベントには必ずワイドショーのカメラが出ていたものです。実は、このことも近年では希有な例だったのです。 いちばんの理由は予算削減。次の理由は、ワイドショーにレギュラーの芸能コーナーがなくなり、特にイベント絡みの映像は、よほど大スポンサーでない限りは、“マル是”(絶対にオンエアするという意味)にもならなくなってしまったのです。 そんな中、ダチョウ倶楽部が登壇するイベントには各局から必ず各番組のクルーが集まり、スポーツ紙の記者さんなども顔を揃えていたのです。 訃報の際、各局が使用していた直近の映像も、4月25日に行われた衛生用紙製品ナンバーワンブランド「エリエール」を展開する『大王製紙』のイベント「えがおにタッチPROJECT」でした。「孤独を感じるときが増えている人や、幸せを感じるときが減っている人が多いこと」「これらは触れ合いの減少に原因があるのかもしれない」という研究結果も伝えられたもので、振り返ると胸が苦しくなってしまいます。が、多くのメディアでいわれている、ダチョウ倶楽部の“3密芸”がコロナ禍でやりにくくなっていたことが“理由”だとは思いたくありませんし、「なぜ?」「どうして?」という問いを繰り返すことをしないと、私自身は決めました。 そんな中、ビートたけしサン(75才)がいち早くコメントを出してくださった。「芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに」というあのコメントです。 たけし軍団として、上島竜兵さんと共に体を張って最高の笑いをとってきたガダルカナル・タカさん(65才)は11日の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、上島さんの奥さま・広川ひかるサン(51才)と、20年来、ダチョウ倶楽部を担当してきた女性マネジャーを思いやりました。 ダンカンさん(63才)は13日の『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)で、とっておきのエピソードを話してくれました。以前、自宅に泥棒が入り、ダンカンさんも警察で事情を聞かれることになった際、ダンカンさんが逮捕されたと勘違いした上島竜兵さんがメロンの差し入れを持って警察へ。警察官にダンカンさんの人柄を話し、「魔が差しただけ」とフォローをしてくれたという、なんともほほえましく、バカバカしい内容でした。そして東国原英夫サン(64才)は12日の『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』(CBCテレビ・TBS系)で「笑い話で送るのがいちばんの弔いというのが師匠(ビートたけしサン)の考え」と明かし、すでに共演した師匠と上島さんをしのんだことを明かしました。15日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)です。 後にも先にも“師匠”ビートたけしサンのことを「ビート〜〜〜」と呼び捨てにした芸人は上島さんだけだったと。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』(日本テレビ系)で思わず出た叫びだったといいます。 週末は明石家さんまサン(66才)が『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、「いちばん好きな芸人、いちばん好きな後輩」と言い、最後に街で会った日、上島さんが外国人から客引きにあっていて、「おっぱいOK?」と交渉していたというエピソードを披露しました。 週末には肥後克広サンと寺門ジモンさんからのコメントも。天才芸人であり、最高の仲間である上島竜兵さんを笑いやトリオ芸をまじえた最高の文章でしのびました。「二人で、『純烈』のオーディションを受けます」なる一文には『純烈』リーダーの酒井一圭サン(46才)がTwitterで「推すなって? 絶対推すなって? 純烈は推しますよ」と“熱湯風呂”のお約束ギャグでリアクションしました。 神宮球場では、ヤクルトスワローズの公式キャラクター「つば九郎」が恒例の「くるりんぱ」後に合掌。ダチョウ倶楽部のお約束芸が美しい映像になったケツメイシの『友よ〜この先もずっと…』のYouTubeで公開されているMVには、上島竜兵さんを悼む一般のかたからのコメントがとまりません。 そうした皆さんが心配されていた「竜兵会」の土田晃之サンや有吉弘行サン(47才)はそれぞれ自身のラジオ番組で病院に駆けつけたことから“家族”として上島さんを送ることができたと。そこには“笑い”もあったと明かしてくれました。 最強のお笑い芸人、上島竜兵さんへの想いが強すぎることから、送る言葉が見つけられない日々が続いていたのですが、上島さんを愛してやまない本当に多くの芸人さんたちのお陰で、笑って送るという気持ちになれました。 上島竜兵さん、お疲れさまでした。“芸能部”“お笑い界”は、絶対に、上島竜兵さんのことを語り続けます。 ゆっくり休んでください。合掌。構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。【相談窓口】「日本いのちの電話」ナビダイヤル 0570-783-556(午前10時〜午後10時)フリーダイヤル 0120(783)556(毎日:午後4時〜同9時、毎月10日:午前8時〜翌日午前8時)※女性セブン2022年6月2日号
2022.05.21 16:00
女性セブン
子供の成長が励みになったという
ダンカン、妻を亡くした後の日々 前を向くうえで「子供の存在は大きかった」
 もしも妻に先立たれたら──そんな仮定で人生を考えたことがない人が多いのではないだろうか。ただ、経験者の話を聞くと、長い人生のなかで“その時”に備えておくことが重要だとわかってくる。どのように悲しみを乗り越えていったのか、タレント・ダンカン氏(62)に聞く。 * * * タレントのダンカン氏(62)の妻・飯塚初美さんは、2014年6月に乳がんのためこの世を去った。告別式で、ダンカン氏は人目を憚ることなく泣きじゃくった。 初美さんの右胸に乳がんが見つかったのは2005年のこと。切除手術を受けたが、3年後に左胸への転移が見つかる。その後、肝臓や脳への転移も判明。闘病を支えたダンカン氏は、2013年頃から2人で一緒の時間を過ごせるように仕事を調整し、温泉旅行に行ったり、思い出の場所を巡ったりした。2014年に新しい抗がん剤治療を始めようとした矢先に、初美さんは亡くなった。「あの日から、心の空洞が埋まることはありません。ただ、7年という時が過ぎて、“(妻が)いつも側にいてくれると考えて生きていこう”といった気持ちは出てきました。 大きな舞台が入ったり、大事な撮影があったりすると、今でもプレッシャーを感じます。先日も佐渡で映画の撮影があったのですが、そういう時には“ちゃんとやってくるから見ててくれよ。応援してくれよ”と言って家を出るわけです。そういうことが自然に言えるようになりましたね。亡くなってすぐの頃は、自分だけが不幸になったような気がして、そんな気持ちになれなかった」 深い悲しみに暮れたダンカン氏だが、前を向くうえで「子供の存在は大きかった」とも振り返る。 妻の初美さんが亡くなった当時、長女・美つきさんが25歳、長男・甲子園くんが23歳、次男・虎太郎くんは15歳だった。「それまで子育ては任せっぱなしだったけど、“あとは頼むね”とバトンを渡されたのだから、ちゃんとやるしかない。警察の世話にはならないように、世間並みには育てないといけない。ママリンが傍で見ているんだから、きちんと成長した姿を見せないといけないわけです。 子供たちはみんなお母さんっ子で、とくに一番下の次男は小さい頃から野球に熱心で、ママリンが練習や試合の送り迎えなどの面倒を見ていた。それを引き継ぐわけですが、たとえば泥だらけのユニフォームは、洗剤に浸け置きしてから手洗いしないと汚れが落ちない。最初は、“なんでこんな大変なことを……”と思っていたけど、そのうち“もっとキレイにしてやろう”という気持ちになってくる。ママリンは、“キレイにすれば子供がいいプレーをしてくれる”と思って洗っていたんだろうな、なんて考えるようになる。いなくなって初めて、ママリンの気持ちがわかったことも多いんです」 心境は少しずつ変わっていくものだという。ダンカン氏はこう続ける。「最近になって、僕が早く死んだらママリンに会えるわけだし、長生きしても子供たちの成長を見守れるから、“どっちに転んでもラッキー”と考えられるようになった。そう思えるようになったのは5~6年経ってから。 ママリンの友人たちが“初美さんはズルい”と言い出したりするわけです。なぜなら“(遺影が)若いままの写真だから”だと……。そういう感想もあるのかと感心した。もしも生きていたら婆さんの写真になるんだなと。そんなふうに、少しずつ気持ちが穏やかになる考え方が選べるようになってきましたね」 とにかく行動が早くて、強くて明るい母親であり、頼りになる妻だったとダンカン氏は振り返る。「ママリンの前で“この仕事は大変だ”とか弱音を吐くと、“だったらやめればいいでしょ。好きなことを仕事にできるのは世の中で1万人に一人ぐらいでしょう。パパリンもその一人なのよ”と叱られました。今でもその言葉は、よく思い出しますね」 亡くなった妻の言葉は、生きる活力にもつながる。※週刊ポスト2021年12月24日号
2021.12.21 07:00
週刊ポスト
一冊丸ごと手書きという本もある
高田文夫、今でも手書き原稿を貫く理由は「ぬくもり」ではなく「効率」
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今も手書き原稿をFAXで納品している高田氏が、まるごと手書きの本についてつづる。 * * * 実はこの連載原稿は“手書き”のものを編集部からいやがられながらも送っているのだ。友人の編集者にきいたら“手書きでFAX”という昭和な作家・もの書きは10人に1人か20人に1人らしい。普通は秘書なり事務所の人間が打ち直して編集へ送るものだが、私の所は全員ラクして何もしない。そのままただ送る。 急いで書いたりすると間違って出版されることも多々ある。月刊誌もやってるのだが、今月号は噺家の住まいについて書いていて「稲荷町に住んでいた林家正蔵(のちに彦六)は昔気質の人で、最後まで三軒長屋に住んでいた」と書いたら、編集の人間も若いし早とちりだから“三軒長屋”という意味も分からなかったのだろう。「稲荷町の正蔵は三軒茶屋に住んでいた」となっていた。(例のふるえる声で)「バカヤ~ロ~、あたしが~キャロットタワー~に住むのか~」と天国から小言が届いた。 きくところによると今でも生原稿で届くのは私の他に中野翠、林真理子、泉麻人がそうらしい。亡くなった坪内祐三もそうだったときく。迷惑な連中なのである。若い編集者にきくと「みんなもうベテランだし、何か言うと逆にみんなキレそうなので、我慢して“手書き”を判読してるんです」だとさ。 手書きは手書きでぬくもりとか書いた人間の体温など感じられていいもんだとも言い訳気味に言うと、ぬくもりなどまったく必要ないと言う。それよりも効率。 一冊丸ごと手書きという本が2冊出た。『ダンカンの企画書』(スモール出版)。たけし軍団であり作家でもあるダンカンの可愛い文字の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『風雲!たけし城』のおバカな企画の数々。そしてバカすぎる絵の数々。奇才の脳味噌の中が少し分かる本。 もう一冊が素晴しい。私がラジオで和田誠の事を喋ったらすぐにできあがったばかりの本を送ってくれたナゾの「Mうらじゅん事務所」と「B藝春秋」とで二刀流で働いているという人にお礼。『だいありぃ 和田誠の日記1953~1956』(文藝春秋)。私も近くなので行こうとした都立千歳高校時代の17歳から19歳(多摩美大)までのギッシリ書かれた日記。 ひとの日記をのぞくというのはドキドキするものだがこれは例の文字とイラストで読みやすい。ほとんど毎日下北沢オデヲン座などで洋画を見ている記録。たまにのり平芝居や文楽、圓生の落語を公開録音できいてるのが嬉しい。青春の記。イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2021年11月19・26日号
2021.11.14 07:00
週刊ポスト
コロナで毎日生じる「空白時間」、スポーツ観戦がいかに幸せな時間だったか
コロナで毎日生じる「空白時間」、スポーツ観戦がいかに幸せな時間だったか
 新型コロナウイルスの影響で東京五輪の開催延期が決定した。他にもありとあらゆるスポーツイベントが中止・延期となった。国内ではプロ野球、高校野球、Jリーグ、Bリーグ……、海外ではMLB、NBA、各国サッカーリーグも開催を断念している。こうした事態に直面したことで、「オレ達はいかにスポーツが好きでどれだけスポーツに時間を使っていたのか……」と愕然とするのは、スポーツ観戦が大好きなネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。コロナ騒動であらためて感じるスポーツ観戦の幸せについて、中川氏が考察する。 * * * 私は現在、ウェブでNBAに関する連載を持つなど、スポーツ観戦は子供の頃から好きです。プロ野球は本来3月20日に開幕し、1週間経って「このルーキーやばい!」やら「おいおい、山田哲人、もうホームラン3本かよ!」みたいなことをやっているはずだったのに、それがないのが本当に寂しくて仕方がありません。あとは五輪に出場する選手が「絶好調!」といった報道が出るのも楽しみにしていました。 東京五輪の延期について世界中で安堵の声がでておりますが、「無観客」や「中止」でなかったことも、その理由のひとつでしょう。「中止」ともなれば、2016年のリオから8年後の開催ということで、現在の有力選手の活躍が見られなくなってしまいます。「延期」だからこそ、これまで頑張ってきた選手の活躍を見られるわけですし、「無観客」ではないからこそ、世界中の人々が東京のスタジアムを埋め尽くす様を見て「平和の祭典」にふさわしい光景を見ることができるわけです。 毎朝、新聞を読む時、スポーツ欄を見るのは一種の「息抜き」的な面がありました。文化面と合わせてスポーツ面はあくまでも娯楽として楽しむことができたんですよね。それはテレビのニュースのスポーツコーナーも同じでした。 今のスポーツニュースは「五輪の予選、延期になった競技はどうなる?」的なものや、「朝乃山の大関昇進、取材陣は現場に入れず」みたいなニュースだらけで、すべてがコロナと関連してしまっています。 今となっては2019年の「芸人闇営業問題」「ヤクザとタピオカ」みたいな話題でキャッキャしていた時代が本当に「幸せだったなぁ……」という気持ちになってしまいます。コロナにより、すべてがぶっ壊れてしまった。 それを顕著に感じているのがスポーツ関係者でしょう。もちろん、非正規雇用やフリーの人々の仕事が吹っ飛んだり、学校の一斉休校により子育てする保護者に多大なる負担がかかたりしていることも分かります。しかし、「大勢の人前に立つ」といった意味で、春はスポーツ選手が主役になります。 スポーツの専門チャンネルもありますし、普段ならJリーグやプロ野球、格闘技イベントも中継されます。海外スポーツも軒並み中継されます。サッカーであろうが野球であろうがバスケであろうが、たいてい2時間は熱狂することができます。今、スポーツファンは1日あたり数時間の“空白時間”ができてしまい「あぁ、試合が観たいなぁ……。結果を知りたいなぁ……」といった気分に陥り、あらためて普段、スポーツにもらっているパワーを実感しているのではないでしょうか。 お笑いタレント・ダンカンさんのように、プロ野球の試合前には15分の時間を使って試合展開を分析し、試合を楽しんだ後は総括に15分を使うような人もいます。こうした方にとっても今は痛恨の時期でしょう。 コロナのせいでスポーツ観戦ができなくなった今、我々はどれだけの娯楽を失ってしまったのでしょうか……。もう、やけっぱちになりますが、ここで1973年生まれの私にとって最高のスポーツシーンTOP20を振り返ります。スポーツファンにとっては、今はもう過去を振り返るぐらいしか楽しみはありません。なお、私がもっとも好きなチームはNBAのシカゴ・ブルズで、次に好きなのは阪神タイガースです。【中川淳一郎的・最高のスポーツシーンTOP20】20:Jリーグ開幕戦、ヴェルディ川崎・マイヤーがJ初ゴール(1993年)19:ロンドン五輪開会式でポール・マッカートニー『Hey Jude』を歌う(2012年)18:なでしこJAPAN、サッカー女子W杯優勝(2011年)17:ロナウド、リバウド、ロナウジーニョの“3R”がサッカーW杯日韓大会で大爆発(2002年)16: 柔道・田村亮子&野村忠宏、アテネ五輪初日に最軽量級で金メダル連発(2000年)15: 第1回WBC決勝、大塚晶文がキューバの選手を三振に取って優勝した瞬間(2006年)14:史上最高のワールドシリーズ、ミネソタ・ツインズvsアトランタ・ブレーブス第7戦(1991年)13:まったく期待されてなかったサッカーW杯南アフリカ大会、日本代表がグループリーグ初戦でカメルーンに勝利(2010年)12:シカゴ・ブルズ、2回目の3ピート(1998年)11:サッカーコンフェデレーションカップ、日本vs豪州戦、中田英寿が豪雨の中FKを決めた!→ガッツポーズ(2001年)10:サッカーアジアカップ準々決勝、日本vsヨルダン戦での川口能活のPK連続セーブ(2004年)9:PRIDE GPの桜庭和志vsホイス・グレーシー、90分の死闘で桜庭勝利(2000年)8:古賀稔彦、バルセロナ五輪柔道71kg級金メダル(1992年)7:バース・掛布・岡田、バックスクリーン3連発(1985年)6:サッカーW杯日韓大会グループリーグ第2戦、日本vsロシア戦の1-0勝利(2002年)5:阪神タイガース初の日本一(1985年)4:マイケル・ジョーダンによる“The Shot”(1989年)3:長野五輪スキージャンプ団体・日本代表金メダル(1998年)2:シカゴ・ブルズ初優勝(1991年)1:第2回WBC決勝、韓国戦でのイチローの決勝打(2009年) 読者の皆様もそれぞれ「思い出に残るスポーツシーン」はあると思います。そうした話に花を咲かせながら、このスポーツ「空白期間」を乗り越えていきましょう。そして、各スポーツが再開された暁には、思う存分その幸せを噛み締めたいものです。
2020.03.28 16:00
マネーポストWEB
ラッシャー板前、三浦知良との「一つ屋根の下」生活で強くなった
ラッシャー板前、三浦知良との「一つ屋根の下」生活で強くなった
 ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系・今年4~6月期に放送)で描かれた、男性同士の同居生活。実は、こうした同居生活を選ぶ芸能人や芸人は少なくない。 芥川賞作家でもあるピースの又吉直樹(38才)は、芸人仲間2人とルームシェア。シェアメイトは、パンサーの向井慧(32才)とサルゴリラの児玉智洋(38才)だ。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、向井から又吉のこんな素顔が明かされた。「(又吉は)愛が深いから気味悪いところまでいっちゃう。ぼくが仕事でうまくいかなくて落ち込んでる時に『カレーがストレスにいいと聞きました。カレーを買って帰ります』って連絡が来たりするんです」 流した浮名は数知れずなモテ男、チュートリアルの徳井義実(43)は、スピードワゴンの小沢一敬(45)と同居中。前出『アメトーーク!』では、酔っ払った徳井が、小沢のベッドに入ってくる“おっさんずラブ”の様子が明らかに。「『え~い、オザ~』って。でも『やだやだ、まだ(自分が)お風呂に入ってない(からくっつかないで)』って言うの」と徳井。小沢は「ほんのりいい香りがした」と悔しがっていた。 人気急上昇中の女性芸人、ガンバレルーヤのよしこ(27)は、相方のまひる(25)と同居中。まひるは、よしこが嫌な顔ひとつせずになんでも許してくれることに甘えていた矢先、お風呂場からよしこの「クソがぁ!」という狂気に満ちた声が聞こえてきたという恐ろしい体験を明かしている。 こうしてみると同居芸能人は人気者ばかり。 ビートたけし(71才)、ダンカン(59才)、そのまんま東(61才)などと同居経験のある、同居のプロ・ラッシャー板前(55)が意外な人物とのエピソードを語る。「カズさん(三浦知良)と一つ屋根の下だったこともありますよ。彼が19~20才で、まだ有名じゃなかったときです。たぬきそばとカツ丼を分け合って食べたりしていましたね。 同居のよさは気遣いが染みつくこと。率先してお酒を作るようになるし、冷房の温度は妥協するようになるし、聞かれたくない電話は聞かないふりができるようになるし、人との距離が上手になりますよね。それは、社会でも生かせるスキルです」 同時に、こんな魅力も語る。「自分が失敗した時に、励ましてくれることが何よりも心強い。ひとりだったら挑戦できなかったことも“失敗しても帰ったらみんながいるからやってみよう”と思えたことが当時の自分を強くしましたね」(ラッシャー) みんなの同居エピソード、思わずほっこりしちゃいます。※女性セブン2018年10月25日号
2018.10.16 07:00
女性セブン
離婚が明らかになったビートたけし
声明文は「認知的不協和」たけし軍団を心理士が分析
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、オフィス北野の騒動を渦中の人物たちから分析。 * * * タレント、ビートたけしの独立騒動が新たな展開を見せている。移籍先の事務所についていろいろと報道はあったものの、とりあえずの円満退社かと思いきや、1日にたけし軍団がこの独立について声明文を発表したのだ。 声明文の内容は、たけしさんが知らない間にオフィス北野の森社長が会社の筆頭株主になっていたこと、役員報酬が容認できない額であることに言及。稼いでいるはずが事務所は赤字に転落、これらに加えて高いという従業員の給与水準などについて、森社長が改善を約束したがそれが実行されず、たけしさんは独立することになったという。 この声明文に異議があるかとマイクを向けられた森社長は「もちろんあります」と即答。「不本意」と言い、「これはそうだよね、とは言えない」と首を横に振った。軍団との関係は大丈夫かと聞かれると、「関係って?」と一瞬、レポーターから視線を外して横を向く。そんなことをわざわざ聞くのか?という感じだ。呆れたのか驚いたのか、「大丈夫なわけがないじゃないですか」と声音が変わった。「こういう問題、騒動になってしまった」と語気をわずかに強めたのは、森社長自身は、騒動にしたかったわけでも、騒動になるとも思っていなかったのだ。それでも騒動になったからには、「私なりの意見を述べさせていただく」と何度かしっかりと頷いていた。よほど腹に据えかねているのだろう。 この「不本意」という発言に、ガダルカナル・タカさんは「不本意と言われることが不本意」と言いながらも、事務所に残留。ダンカンさんも、ある番組のインタビューでスタッフの給料がタレントよりも高いことに不満を言い、森社長について「一番信用できる、気持ちが通じる人」だったのに、「その人に裏切られた」と頭を掻いた。やりきれない気持ちが強まったのだろう。 そして森社長とは「チームだったのに」と、互いの間に距離ができてしまったことをにじませる。彼らの言う「裏切られた」は、株式や報酬のことだけでなく、森社長が自分たちの側の人間、芸人のことを理解してくれる人間でなくなってしまったことが、一番大きかったのではないだろうか。 たけしさんもあるイベントで、「そもそもオレの会社じゃねえか」とコメントしていたように、軍団にとっても、たけしさんの会社、芸人のための事務所という意識が強かったのだと思う。たけしさんや軍団と森社長の間の不協和音は、日増しに大きくなっていったのだ。 ダンカンさんは、報酬の改善が進まず、「(たけしさんが)独立ということになった」と、右耳の穴を掻いた。この仕草は、そんな言葉を聞きたくなかったということ。本当はたけしさんに独立などしてほしくなかったのだ。そのうえで、たけしさんの抜けた事務所に「わだかまりはあるものの残る」と話した。残留を決めた軍団は、それぞれがわだかまりを持ちながら、森社長と一緒にやっていきたいと話している。 今のままの森社長は嫌だけと、一緒にはやっていきたい。彼らが胸の内に抱えているこんな不協和音のことを、心理学では「認知的不協和」という。なぜ、こんなことになったんだ──彼らの中には、そんな思いもくすぶっていただろう。そしてそんな思いをさせる原因になったのは森社長。それでも森社長と一緒にやっていこう。そうすると、心の中では相反する思いがぶつかり合い矛盾が生まれるのだ。 すると、モヤモヤした居心地悪さやイライラした不快感、なんともいえない嫌な感覚が起きてきて、人はそれをどうにかしようとする。だからといって、愛着のある事務所は辞めたくない。辞めるとなると、次の事務所を探さなければならない。森社長が辞任してしまえば、新しい社長を探さなければならない。自分たちの仕事がどうなるかもわからない…。 社長に謝罪してほしくても、頼みとなるたけしさんはもういない。軍団の中では、そんな葛藤を解消するための解決方法が見つからなかったのだ。あんな形で声明文を出したのも、彼らの中で大きくなった「認知的不協和」が引き金になったのだと思う。 うまくやっていきたいという軍団の意向について聞かれた森社長は、「いや」と首を横に振って即答し、週刊誌上でも看過できないと反論した。軍団が望むような解決策は、どうやら難しそうな気配だ。
2018.04.07 16:00
NEWSポストセブン
健康診断受診率33%の専業主婦に朗報!「500円健診」を体験
健康診断受診率33%の専業主婦に朗報!「500円健診」を体験
会社の健康診断の結果を見て「おれもついにメタボかぁ…」とため息をつく夫に「ビールのやめどきじゃない?」と声をかけて、ふと気がつく。私、最後に健康診断行ったの、いつだっけ? でも、病気じゃないのに検査を受けるなんて、なんだか時間もお金ももったいない気が…。小学生の息子2人を育てる専業主婦・森山朋子さん(仮名・48才)は、こう嘆く。「健康診断を最後に受けたのは、会社勤めをしていた15年ほど前です。子育てしながらだと1日がかりの人間ドックは厳しい。何より今病気にかかっているわけじゃないので、受けなくてもいいか…、って。周りのママ友でも受けている人は、あまり聞かないです。夫は会社でタダで受けられるからいいですよね…」森山さんが言う通り、企業では健康診断をすることが義務づけられているが、夫の扶養内で働くパート主婦や専業主婦が健康診断を受ける機会は少ない。『専業主婦の定期健康診断に関する調査』(2013年「ライフメディア」調べ)によると、20~59才の専業主婦の定期健康診断受診率はわずか33%程度。会社勤めをしている人の受診率が、約8割にのぼるといわれる一方で専業主婦の受診率はかなり低い。家事や育児に追われ、自分の健康は後回しにする主婦が少なくないというのが現実だ。しかし6月に亡くなった小林麻央さん(享年34)は忙しさで乳がんの再検査に行けなかったことを後悔していた。2014年にがんで妻・初美さん(享年47)に先立たれたダンカン(58才)も、「もっと早く病気に気がついていれば…」と肩を落としていた。「健診を受けなきゃいけないというのは頭ではわかっているけれど、時間もお金も余裕がなくて…」森山さんの健康診断の予定はまだ未定である。◆たった30分で終了!ご近所健診を体験しかし近年、そんな主婦たちに福音をもたらす施設が急増している。神奈川県内のとある駅の改札を出てすぐに、500円で健診できる施設があるという。「それって怪しいところなんじゃないの?」と疑いつつも訪ねた本誌・女性セブンの女性記者(45才)の思いを裏切るように、外観は、街中のマッサージチェーンのような清潔な雰囲気だった。5年間『健診』と名のつくものを受けていない記者は、引き寄せられるように中に入った。白を基調にした明るい店内で、看護師からメニューの説明を受ける。血糖値や肺年齢、骨密度など、調べたい項目をワンコイン(税別500円)から受けることができ、それらを組み合わせたセットメニューも用意されている。何年も健診を受けていない人には、血糖値や骨密度、肺年齢に加え、肝機能や血管年齢、中性脂肪値などもチェックできる7500円のセットメニューがおすすめだという。この際だから…と、記者は迷わずこのメニューを選択。すぐに検査キットがテーブルに並べられる。採血は自分で行うと聞いて少々戸惑うが、機械を使うので簡単だった。中指をアルコール綿で消毒し、使い捨ての針を指にあててボタンを押すと、一瞬だけ針が飛び出して指に刺さった。一瞬チクリとするだけで大した痛みはなく、指先に血がぷっくりと出てくる。指先を押して血を絞り出し、米粒大になった血をスポイトのようなもので吸い取る。その作業を6回繰り返し、採った血液を検査してもらい、血糖値などを測る。【次のページで、結果判定】血管年齢は、指先にクリップのようなものを挟むだけで、すぐに終了。肺年齢の検診では、トイレットペーパーの芯のようなものを口にくわえ、一気に息を吐き出した。骨密度検査は、裸足になり、機械の上に足をのせると超音波で測定される。最後は体重計で体脂肪や筋肉量、基礎代謝などを測った。これらすべての検査は、入店からわずか30分で終了。結果もその場ですぐにわかる。「骨密度は基準値を大きく上回っているので骨粗鬆症の心配はありません。ただ、運動をして筋肉量を上げた方がいいですね。エレベーターではなく階段を使うなどして、卵や肉、魚などたんぱく質の食事を心がけてください」といった生活指導を受けて検査は終了。検査結果は後日メールでも届くので後から見直すことも可能だ。◆薬局でできる「セルフ測定室」もこのように手軽に健康状態を調べられる施設は全国に増えつつある。なかでも、指先に針を刺してわずかな血液で、糖尿病の診断に関係するHbA1c値などを測定できる『ゆびさきセルフ測定室』は、薬局の中などで1000か所以上展開している。その1つが東京都足立区の「あやせ薬局」。測定担当の薬剤師・長井彰子さんは、「忙しい主婦のかたにこそ検査を受けてほしい」とすすめる。「家族のためにも健康を大切にしてほしい。奥さんやお母さんが倒れると、夫や子供の負担はかなり重くなりますから。健康なときから定期的に健診などを受けて、自分の正常値を把握しておくことが大事です。指先から採ったわずかな血液の測定結果から、医師の診察を受けて糖尿病が判明したケースもあります」料金は区民が500円(税込)で、それ以外は1000円(税込)。指先に針を刺し、わずかな血液を検査すると、約6分後にその場で結果がわかる。糖尿病は男性がかかるイメージが強いが、女性こそ気をつけるべき、と医療経済ジャーナリストの室井一辰さん。「女性は更年期以降にホルモンバランスが崩れるため、肥満が増え、並行して糖尿病も増えます」※女性セブン2017年8月10日号【関連記事をチェック!】●ダイエットにも有効。死を招く「血糖値スパイク」を防ぐ7つの食習慣●ダイエットのカギは“腎”の健康にあり!痩せる体を作る「腎活」習慣● 【やせおか】食べるだけでがっつり痩せる!料理家も激痩せした3つの革命的テクニック●健康に痩せるカギは睡眠。7時間眠る「3・3・7睡眠」推奨● 【オバ記者連載9】 血圧190で気づく「健康あっての減量」
2017.08.04 17:00
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NBA奇跡の大逆転 稀代の点取り屋が見せた「33秒で13点」
NBA奇跡の大逆転 稀代の点取り屋が見せた「33秒で13点」
 スポーツに「筋書き」はない。だからこそ、ある時は信じられない大逆転劇が観衆を沸き立たせ、ある時は予想だにしていなかった悲劇が起きる。ファンの脳裏に刻まれた数々の大逆転劇・大番狂わせ──。その瞬間、選手たちには何が起きていたのか。現場にいた当事者らの証言で“秘話”を掘り起こす。 2004年12月9日、NBA王者・サン・アントニオ・スパーズを本拠地に迎えたヒューストン・ロケッツは、残り1分で10点のビハインド。そこから、ロケッツのエース、T・マグレディによるNBA史に残る“独壇場”が始まった。 なんと1人で「33秒間に13得点」──超人揃いのNBAで、後にも先にもない大記録だ。ロケッツのボールになると、とにかくマグレディが3ポイントを打ち、それが落ちない。スパーズの2メートル11センチセンター、T・ダンカンにファウルを受けながら放り投げたボールまでもが、リングに吸い込まれる。「リングが、とても大きく見えたんだ」──本人はこの試合を後にそう振り返っている。 ちなみに、ロケッツの本拠地・トヨタセンターにはこの日、1万6000人が詰めかけていたが、試合終了時のスタンドに観客はまばら。勝ちを諦めた多くのファンが試合終了前に会場を後にし、歴史的瞬間を見逃したのだ。偉業を帰り道で知ったファンにとっては“悲劇”としても記憶されるゲームだ。※週刊ポスト2016年11月18日号
2016.11.12 07:00
週刊ポスト
運動音痴で野球に興味がなかったという
虎ファン「やっぱり監督は生え抜き。川藤でエエやないか」
 プロ野球のクライマックスシリーズが1か月後に迫るなか、下位に沈んだチームのファンの鬱憤は溜まりに溜まっている。「ホンマに打てへんなぁ」 中日相手に完封負けを喫した8月31日、大阪市内某所の居酒屋では、虎ファンたちが哀愁漂う反省会中だ。批判の矛先は、“超変革”を掲げた就任1年目のアニキこと金本知憲監督に向かう。50代虎ファンが酎ハイ片手につぶやく。「やっぱり監督は生え抜きやないとアカンわ。若手を育てとるのか知らんけど、甲子園で負けてばっかりやったらファンは盛り上がれへん。外様にはそのへんが分からんのや。もう来年は二軍から掛布(雅之)さんに昇格してもうたらエエんちゃうか。勝てる監督なら岡田(彰布)やろうけど、前に1回やっとるしな」 なぜか掛布だけは「さん」付けの男性の意見に対し、隣の席に座っていた60代ファンは色をなして反論する。「そりゃ理想論や。生え抜きで優勝したんは吉田(義男)はんと岡田だけ。阪神を変えてきたのは野村克也と星野仙一。外様監督やないか。生え抜きは文句を言わんから、フロントが使いやすいだけや」 横からは別のファンが「そうや。そんなに生え抜きいうんやったら川藤(幸三)でエエやないか。ヤジでベンチは賑やかになるで」と口を挟む。 ファンの議論の的は、早くもストーブリーグに移っている。熱烈な阪神ファンで知られるタレントのダンカン氏は金本擁護派だ。「1年目で勝つのは厳しいでしょう。若手をどんどん使うのもいいと思う。 ただ、負けた試合の後に、若手を叱るコメントをするのはどうなんか。若い選手がヘタなのは当たり前でしょう。監督は選手ではなくコーチに対して“きちんと教えてやれ”と叱るべき。金本監督は、コーチに遠慮がありすぎましたね。もちろん続投。でなければ今年1年はなんだったのかということになる」※週刊ポスト2016年9月16・23日号
2016.09.05 16:00
週刊ポスト
ダンカン氏「ダメ外国人病が阪神から隣のオリにうつった」
ダンカン氏「ダメ外国人病が阪神から隣のオリにうつった」
 開幕前の大方の予想を裏切って首位争いに絡む中日を支えるのが、ホームラン数でリーグ2位(6本)、打率1位(3割7分)、打点3位(14打点=いずれも4月20日時点)と打ちまくる新外国人の4番・ビシエドの活躍だ。 阪神との開幕3連戦での3試合連続アーチでファンの度肝を抜いたが、首脳陣は「本当に大丈夫か?」とヒヤヒヤだったという。「開幕直前の3月に『3人目の子供が生まれるから』という理由でアメリカに帰ってしまった。しかも、生まれた赤ん坊の体調に異変があるとかで、予定よりも日本に戻るのが遅れた。やっと戻ってきたと思ったら、試合前に報道陣に囲まれて『時差ボケで眠い』なんて軽口を叩いてしまうのんびりした性格の持ち主。周りはずいぶん心配していました」(ドラゴンズ番記者) 今のところその心配は杞憂に終わっている。「メジャー通算66本のビシエドが1億7000万円。いい買い物をした」(同前) もちろん、新加入の助っ人が期待通りに働くケースは稀。「話が違う!」という声も聞こえてくる。熱烈なタイガースファンで知られるタレントのダンカン氏はこういう。「いつもの年ならダメ外人といえば阪神。3億円も払ったのに7試合で自打球骨折して帰ったグリーンウェル(1997年)をはじめ、ハズレくじばっかり引いていますが、今年はその“病気”がお隣のオリックスにうつったみたいです。とくに中継ぎ左腕のミッシュ(年俸6200万円)はひどい」 ミッシュは4月9日のソフトバンク戦、5回1死満塁の場面で来日初登板。その初球でまさかのボーク判定を受け、「0球で1失点」という珍記録を打ち立てた。「その翌日もホームランを打たれ、2試合で防御率10.13。即二軍落ちが決まりました。2月に宮崎で入団会見した時は、『アメリカでしっかり調整してきた』と自信満々の口ぶりで、わざわざ会見からその足でブルペンに入り、50球投げてみせた。開幕一軍かと思ったが、その直後にインフルエンザで離脱。ようやく一軍に上がったと思ったらあの有り様です」(スポーツ紙デスク) オリックスは他にも「自称・最速166キロ」の守護神候補・コーディエ(年俸9700万円)が、登板4回で防御率13.50の大炎上。「オープン戦では5試合投げて被安打ゼロの完璧なピッチングだったので、福良(淳一)監督も冗談で『ランナーを背負ったら人格が変わったりして……』と笑っていたが、それが現実になった。開幕戦では四球の後に牽制で悪送球、そこからメッタ打ちでした」(同前) 昨季DeNAから加入した大砲・ブランコ(年俸2億5000万円)も故障で離脱中と、ハズレくじばかりのオリックスは開幕からパの最下位をひた走る。※週刊ポスト2016年5月6・13日号
2016.04.25 16:00
週刊ポスト
金本監督が負けてもファンが絶賛 番記者も初体験の光景
金本監督が負けてもファンが絶賛 番記者も初体験の光景
「今年は違うで!」──阪神ファンの威勢のいい声が至るところから聞こえてくる。気の早いことに、ナニワの街は早くも優勝目前かのような熱気だ。お膝元の尼崎中央3丁目商店街には、もう「マジック点灯」の看板が掲げられた。「優勝したら、監督の背番号にちなんだセールをやるんですわ。星野監督のときは77円セール、岡田監督時代は80円やったね。金本監督が優勝したら6円セールかいな。そらちょっと困るなぁ」 商店街の幹部は頭を抱えるが、顔は笑っている。ここ数年は激辛のコメントばかりだった虎党のタレント・ダンカン氏さえも手放しでホメちぎる。「去年までは“しょうもない負け方をしやがって”と怒っていましたが、今の阪神は負けた翌日も球場に足を運びたくなる試合をしている。開幕戦からルーキー・高山(俊)を1番に、2年間で1度も一軍出場がなかった横田(慎太郎)を2番に据える。7年ぶりの開幕一軍となった岡崎(太一)もマスクを被った。これまでの阪神にはなかった勇気ある起用です。彼らが不調のキャプテン・鳥谷(敬)の穴を完全に埋めている。 8日の広島戦では、お調子者の西岡(剛)がサヨナラヒットを打って、お立ち台で泣いたんですよ。全員が勝ちに向かって必死になって動いている。その姿勢がファンを感動させているんです」 西岡は開幕3戦(3月27日・中日戦)でも、気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取った。レギュラーを横田に奪われ歯ぎしりしていた江越大賀も、起用されると4試合連続本塁打で気炎を吐いた。生まれ変わった理由は、金本監督にあるとファンは声を揃える。「生え抜きの若手を大胆に使って、あとは細かいことをいわずに背中で引っ張っていく。金本監督は、阪神ファンが一番シビれるタイプの指揮官です」(阪神ファンの経済評論家・江坂彰氏) 確かに、グラウンドでの金本監督の気迫はただならぬものがある。9日の広島戦。レフト前にあがったフライを福留孝介がダイビングキャッチ。いったんは捕球していないとジャッジされたが、金本監督はすぐさまベンチから飛び出し猛抗議。審判はその剣幕に気圧されたのか、判定はアウトに覆った。黄色で埋めつくされた甲子園のライトスタンドからは「アニキぃ~!」の大合唱が巻き起こった。 オドオド感がにじみ出る某在京球団のイケメン新監督とは対照的に、監督1年生とは思えない存在感だ。 翌日の試合(10日・広島戦)は6回までに4点差をつけられる劣勢。7回の攻撃を前に円陣を組み金本監督が檄を飛ばした。「このままズルズル終われば(去年と)何も変わってない。何とかしろ!」 すると最終回、3番江越がボテボテのサードゴロをヘッドスライディングでセーフにするなど闘志あふれる猛攻で1点差にまで詰め寄った。「負けたものの、スタンドからは“ようやった!”と拍手が沸いた。負けたのに六甲おろしを歌い始める連中もいた。長い番記者歴でこんな光景は見たことない」(スポーツ紙担当記者)※週刊ポスト2016年4月29日号
2016.04.19 07:00
週刊ポスト
ダンカン 賭博の巨人には戦う資格ないのでセ・最下位認定
ダンカン 賭博の巨人には戦う資格ないのでセ・最下位認定
 シーズン開幕直前に巨人・高木京介による野球賭博問題が再燃した。不穏な空気をまといつつも、ペナントレース開幕はもうすぐ。タイガースが好きなあまり、初めて生まれた子どもに「甲子園」と命名した逸話を持つお笑いタレントのダンカンさんに、2016年プロ野球の順位予想を聞いた。●セ・リーグ予想(1)阪神、(2)ヤクルト、(3)横浜、(4)中日、(5)広島、(6)巨人●パ・リーグ予想(1)オリックス、(2)ソフトバンク、(3)ロッテ、(4)日本ハム、(5)西武、(6)楽天 巨人は戦えないでしょう。マイコラスが故障して、内海(哲也)は故障に怯えて普通の投手になった。それに野球賭博問題。そもそもペナントを戦う資格がない。社会的にも最下位です。 一方の阪神は(藤川)球児が加入したことで5人目、6人目の先発に困らないのが大きい。また中日から中継ぎの高橋(聡文)を獲ったことで、右でも左でも対応できるようになった。 注目は横浜。昨年の活躍を見てももっと上があるかもしれない。打者も円熟味を見せており今年は面白い。 パはオリックスですね。普通に考えるとソフトバンクですが、金持ち球団に腹が立つから、オリックスに頑張ってもらいたいんですよ。※週刊ポスト2016年3月25日・4月1日号
2016.03.16 16:00
週刊ポスト
「アンチ巨人」は死語? 「くたばれ讀賣」禁止運動も
「アンチ巨人」は死語? 「くたばれ讀賣」禁止運動も
 ファンが多ければその分アンチも多くなる。日本のプロ野球では、長く絶大な人気を誇った読売巨人軍を嫌う「アンチ巨人」の存在が知られてきた。巨人選手にヤジを浴びせ、巨人の敗北を誰よりも喜んだ人々。でも最近感じませんか。真のアンチ巨人が、ほとんどいなくなってしまったことを──。『週刊ベースボール』(2015年12月28日号)に掲載された、ベースボールライター・石田雄太氏の連載コラム『閃・球・眼』が興味深い。「アンチ巨人」と題されたその回では、名古屋出身の石田氏が年の瀬に野球好きの昔の仲間と会した時のことを綴っている。〈そういえば、と言って盛り上がったのが、最近のプロ野球界に蔓延る“アンチ巨人絶滅論”だ〉〈アンチ巨人は巨人のことに詳しかった。(中略)穴が開くほど見つめなければ捉え切れない特徴をつかんでいる。そう、アンチ巨人は巨人を嫌いだと言いながら無関心ではなかったのだ。 下位のバッターにホームランを打たれるたびに「出たぁ、エガワの手抜きだぁ」と喜べるのは江川のピッチングを熟知しているからだし、チャンスで凡退した原の打球を見上げて、「よっしゃあ、またまた内野フライだぁ」と叫べるのも、原の打席を見続けているからだ。“好き”の反対は“嫌い”ではなく“無関心”だという言葉に説得力を持たせてくれたのが、アンチ巨人という存在だった〉 そして石田氏は〈今、そういう人は激減している。同時に野球に対して、そして巨人に対して無関心な人が増えてしまった〉と綴る。これは憎らしいほどの実力を持つスーパースターの不在と、プロ野球への「無関心」を意味するものであり、球界、特に巨人は重く受け止めるべきだ──という趣旨であった。 アンチ巨人全盛の時代では考えられなかったようなエピソードがある。近年は神宮球場での東京音頭演奏時に、前奏で「くたばれ讀賣、くたばれ讀賣♪」(※アンチ巨人は、「読売」ではなく敢えて旧字体で「讀賣」と書くのもこだわり)と歌うのを自粛し、「東京ヤクルト」と歌うように私設応援団が呼びかけている。同様に阪神ファンの集まる関西の居酒屋などでも、「くたばれ讀賣コールをやめよう」という動きが起きている。「かつては1億総評論家といわれるほど、プロ野球ファンは皆が一家言を持っていました。良いプレーには拍手し、悪いプレーは平気で叱りつけていた。ヤジも“球場の華”とされ、球場観戦の楽しみの一つでした。 ところが今は、三振した選手を“次は頑張れ”と慰め、ノックアウトされた投手でも拍手で迎えるファンが増えている。選手に対する批判や悪口に聞こえる言葉は、愛情の裏返しだとしてもダメという風潮。評論家まで批判を自重するような時代になりました。当然、『アンチ巨人』なんて死語になるわけです。そういう時代になったといえばそれまでですが、本当にこれでいいのかという思いもあります」(元巨人・広澤克実氏) 球界に君臨する巨人への反発心から、悪態をつくことも許されていた時代は終わった。それはプロ野球というスポーツが成熟し、幅広いファン層を獲得したための「観戦マナー重視」という面もあるだろう。 しかし一方で、この風潮を招いたのは、巨人にかつてのような存在感が薄れたことも決して無縁ではないはずだ。「強敵不在」が、野球ファンの考え方まで大きく変える結果となったのである。 今後も巨人が「球界の盟主」を自任するならば、この現実からは目を背けてはならない。アンチ巨人という、潜在的な“最大のファン”を失った影響は大きい。漫画家のやくみつる氏がこう語る。「確かに巨人は絶対強者じゃなくなりました。でも、昔のようなアンチ巨人の火を消してはいけません。連中は何をしでかすかわからないから、監視の目を怠ってはいけない。常に悪いたくらみをしているのが巨人ですからね」 熱狂的な阪神ファンとして知られるダンカン氏が続ける。「本音をいえば、阪神ファンとしては、巨人には死ぬほど強くあってほしい。上から目線の巨人が好き。それを阪神が叩きのめすのが気持ちいいんです。巨人が憎いくらい強くないと、野球が面白くない」 こう語ってくれるファンは、巨人にとって、そして球界にとって本当にありがたい存在なのかもしれない。※週刊ポスト2016年2月12日号
2016.02.06 16:00
週刊ポスト
なべやかん 師匠のビートたけしが激怒した恐怖の経験語る
なべやかん 師匠のビートたけしが激怒した恐怖の経験語る
“替え玉事件”で世間から集中的なバッシングを受ける中、ビートたけし率いるたけし軍団に加入したなべやかん(44才)。たけしの付き人時代や、軍団の理不尽な“かわいがり”の中で身につけていった芸人魂など、貴重で笑えるエピソードを披露してもらった。――やかんさんは“替え玉事件”の渦中でたけし軍団に加入されたわけですよね。なべ:マスコミがすごく来るんですよ。軍団に入ると、まずはたけしさんの付き人をしたんですけど、たけしさんは「俺が防波堤になるから」って言ってくれたんです。マスコミになにか言われても、「なんで俺が、わざわざ弟子のことを語らなきゃならねえんだ」って追っ払って。「大丈夫だから」って言ってくれました。――頼もしいですね! なべ:2年半付き人をして、四六時中一緒にいたんです。テレビ局だったら、たけしさんより先に楽屋に入って、お茶や新聞や週刊誌の用意をしたり。たけしさんは、そこから時事ネタとか拾うんですね。あとは着替えを畳んだり掛けたり、煙草を吸うので、煙草や灰皿準備をしたり、ドラマなら台本を用意したりしました。――付き人をされて、それまでのたけしさん像と違いはありましたか?なべ:印象の違いは、そんなになかったですね。たけしさんより軍団に対する不安のほうが大きかったです。ろくでもない人も中にはいるんですよ。――どんなことがあったんですか?なべ:たとえば、初めて渋谷ビデオスタジオに行ったとき、とにかく怖かったんです。たけしさんと話さなきゃいけないし、軍団もいるし、テレビ局の仕事だし。どんな人たちなんだろうと思っていると、楽屋の隣のトイレから、たけしさんの怒鳴り声が聞こえてきたんです。「うわっ、怖いな」って思いながら耳をすますと、「誰がウンコ流してないんだ!」って怒鳴っていたんです。「ラッシャーなのか井手なのか、誰なんだ! ウンコしたら流さなきゃダメだろ!」って。便所すら流せないやつらを先輩って呼ばなきゃいけないんだと、愕然としましたよ。そこからです、地獄の始まりは。――ほかにどんな地獄が待ち構えていたんですか?なべ:座っていると、先輩が肩を揉んでくるんです。緊張して「やめてください」と振り払おうとすると、「いいのいいの、ね」って肩を揉みながら、「お金貸してくれないかな?」。刑務所よりヒデエじゃねえかって。それは〆さばさんでしたね。無法地帯ですよ(笑い)。――その猛者たちを、たけしさんが束ねているわけですよね。なべ:たけしさんは絶対的なところがあります。ピラミッドの頂点がたけしさんで、本来はそこが怒る前に中間が怒るんです。それがガダルカナル・タカさんやダンカンさん、つまみ枝豆さんなんですけど、強烈なんです。理にかなっている怒りもあれば、全くそうじゃないときもあるんです。 ダンカンさんでいえば、阪神が追い込まれていると危険です。9回裏、最後の攻撃で5-0で阪神が負けているとしましょう。「阪神は負けるのか?」って聞かれるわけです。「ここから連続ヒットが出て、ホームランで逆転ですよ!」と言うと、「野球をなめてんのか!」って殴られる。「今日はだめですね」と言うと、「そんなネガティブでいいのか!」って、やっぱり殴られるんです。理不尽な世界ですよ。でも、そこをどう切り抜けるかが、大切なんですよね。――そこで身についたものはありますか?なべ:たとえば先輩がピリピリしているときに、ラーメンを床に落とした若手がいるんです。「誰だ、うるせえな!」って言われた若手は、落ちた麺を拾って、はみ出しながら全部ポケットに入れて、「なにも落としてません!」って。場が爆笑に包まれて、それはそれでOKになったりするんです。――ある意味、機転ですね。なべ:頼まれた手紙を出し忘れて、「まだここにあるじゃねえか」とバレたときには、「まだ書き足すことがあるんじゃないですか?」って言えればOK。無理難題を押し付けられるんですが、その難題をどうクリアするかで、「芸人としてトークのエピソードになるでしょ」というところもあるんです。――トップのたけしさんは滅多に怒らないという中で、たけしさんに怒られた思い出はありますか?なべ:真剣に怒られたのは、若手がネタを作っていない、たるんでると指摘されたときです。たけしさんが怒ってしまって、それは狂気というか…。若手全員がネタ見せをすることになりました。たけしさんの楽屋に入って、ぼくらは正座をするんですけど、たけしさんはぼくらに背を向けたまま、テレビを見ているんです。「早くやれよ! 誰からなんだよ!」って。1人ずつ出ていって、「はい、どうも」ってやると「声ちいせえよ!」とか怒られました。ずっと背を向けたままですよ。  何番目かの若手が、「はい、どうも…」って始めて。「声がちいせえよ」「はい、どうも」「ちいせえっつってんだよ!」「は、はい、どど、どうも…」「言ってる意味がわかんねえよ!」とやっているうちに、緊張のあまり若手が泡吹いて倒れそうになったんです。そうしたらたけしさんが慌てて振り向いて「おい、大丈夫かよ」って。そこからちょっと和んでいって(笑い)。「漫才ってのはよ、立ちかたがこうで、足の向きはこうで…」ってたけしさんが漫才の指導に入っていったんです。――たけしさんの手ほどきは貴重ですね。個人的に怒られたこともありますか?なべ:たけしさんって、賭け事をやらないんです。賭け事で当たる運もあれば、芸事の世界で当たる運もあって、運の量は決まっているから賭け事はやらないんだ、と言っていたのに、こっそり「馬券を買ってこい」って言われたんです。誰にも言うなよって。お金をもらって買いに行くときに、軍団の楽屋も通るので、「どこに行くんだ」と聞かれまして。「絶対に言うなと言われたんですけど、殿が馬券を買うんです」「どれどれ何番?」って。 買ってきた馬券をたけしさんに渡したあと、たけしさんも含めて、軍団のいる楽屋で競馬中継を見ていたんです。みんな馬券を買ってるのはわかってるけど、黙ってるんです。テレビで、「それではゲートが開きます」って、馬が出た途端に、たけしさんが買った馬の騎手が落馬したんです。みんなが「あーっ!!」って指さして笑うから。ぼくがバラしたことがバレて、「おまえ、言うなって言っただろ!!」って。――たけしさんに感謝していることはいっぱいあるでしょうね。去年のなべさんの結婚式では、たけしさんが祝辞を読んでいましたね。なべ:『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回でもやったような、「STAP細胞の実験をやめてここにやってきました」「ゴーストライターにお金を払っていないので、この先の文章はありません」「身長差のあるカップルというと、(矢口真里とかけて)不倫をしたカップルしか思い浮かびません」とか、そういう文章ですね(笑い)。妻はぼくより10cm身長が高いので。――パワーリフティングで活躍したときにも、たけしさんは喜んだそうですね。なべ:世界大会に行ったときの写真を見せたら、大喜びでした。というのは、ぼくは52キロ級のクラスなんですけど、52キロ級のチャンピオンクラスは、白雪姫の7 人の小人のような、猫ひろしのような身長なんです。ぼくが3位で表彰台に立つと、ぼくがいちばん高いんですよ。表彰台に立つ1位の人より、ぼくのほうが頭ひとつ出てるわけです。 そんな選手ばっかりの写真を見せたら、そういうのがたけしさんは大好きなので、大喜びでした。「この写真を大きく焼いてくれ」って言われて、額に入れてプレゼントしました。それをスタジオ中走り回って、音声さんとか大道具さんとか、普段喋ったことがないスタッフにまで見せて回っていて、あんなたけしさんの姿は見たことがないですね(笑い)。【なべやかん】1970年8月22日生まれ。東京出身。1991年、父でタレントのなべおさみが、明治大学に替え玉受験で入学させようとして騒動に。父の芸名と明大二部(夜間)に引っかけた芸名で、たけし軍団に加入し、芸能界入り。元パワーリフティングの選手で、『全日本パワーリフティング選手権大会』2001年、2002年優勝。収集歴30年以上の特撮物キャラクターコレクターでもある。『なべやかんのJスマイルライフ』(エフエム茶笛)や『武蔵忍法伝 忍者烈風』(東京MX2)などにレビュラー出演中。
2015.08.08 07:00
NEWSポストセブン
阪神に岡田彰布監督復帰プラン 掛布や江夏のコーチ招聘案も
阪神に岡田彰布監督復帰プラン 掛布や江夏のコーチ招聘案も
 昨季はセ・リーグの代表として日本シリーズを戦い、今季も開幕前から下馬評が高かった阪神タイガースが、開幕以来低迷を続けている。和田豊監督に批判が集まっているが、いっこうに改善の兆しが見えなかった。だが球団も、ここまでくると焦り始めた。「6月中旬に阪急阪神HDの株主総会がある。阪神ファンからの突き上げは毎度のことですが、創設80周年の節目である今年は特に激しくなりそうです。昨年の観客動員は269万人と過去10年間で最低となったうえ、今季の成績がこうでは……」(在阪スポーツ紙デスク) その突き上げを少しでも和らげるため、早速球団内では様々なプランが検討されているようだ。「浮上のきっかけが見られない場合は和田監督を休養させ、平田(勝男)ヘッドコーチに代行させる案が濃厚です。ただそれだけではファンの怒りは収まらないでしょうから、来季に望みを持てる提示をしておかなくてはならない。 そこで、昨年実現しなかった岡田(彰布)監督復帰プランが出てくる。掛布雅之氏を打撃コーチに、江夏豊氏を投手コーチに招聘する案も持ち上がっています。金本知憲氏や矢野燿大氏を招聘するべきという話も聞こえてきます」(球界関係者) 一方で、ファンからは現場首脳陣だけでなく、チーム弱体化を放置してきた現フロント陣の総辞職を求める声も多い。大阪生まれの芥川賞作家・高橋三千綱氏はこう語る。「和田監督が辞めるときはぜひとも中村(勝広)GMを含めたフロント、そしてダメコーチたちを道連れにしてもらいたい。それをやってくれれば、ファンは一気に和田監督が好きになると思う」 確かに、無能采配だけでは今の成績は説明できない。辛口虎党で知られるダンカン氏に話を聞いた。すると、こんな答えが返ってきた。「大丈夫、大丈夫。始まったばかりですから。マスコミは煽っていますが、我々ファンは選手を信頼していますよ。投打ともに、このままの成績で終わるわけがないでしょう。勝負はまだまだ先ですよ」 そう信じられないファンも多い。※週刊ポスト2015年5月29日号
2015.05.20 07:00
週刊ポスト

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亜希
亜希 陰から見守る元夫・清原和博と息子達との「父子鷹」
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
披露宴での志摩ノ海と元関脇・逆鉾の長女・清香さん(時事通信フォト)
故・逆鉾の長女が結婚で後継者確定も名門・井筒部屋再興への“高いハードル”
週刊ポスト
クルマ、ギター、アート、スケートボードにもこだわる
長瀬智也、英国のバイク誌に登場 悠々自適な暮らしに「所ジョージ化している」の声
女性セブン
最新「地下天気図」
地震活動を予測する最新「地下天気図」 京都、紀伊水道に新たな異常発生か
週刊ポスト
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」
NEWSポストセブン
謎めいたバッグを持つ広末涼子
広末涼子、“破壊力強すぎ”コーデは健在「背中に蜘蛛」私服に続き目撃された「謎バッグ」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
選挙活動中に有権者に抱き付かれる女性候補者の様子を再現した動画[内閣府提供](時事通信フォト)
選挙活動で顕在化する「票ハラスメント」 政党や後援会の意向も要因に
NEWSポストセブン
不祥事を理由に落選したはずなのに、比例で復活されては…(左は塚田一郎氏、右は中川郁子氏/写真=共同通信社)
「不倫路チュー」「USBは穴に…」失言・不祥事で落選しても比例復活するゾンビ議員たち
週刊ポスト