芸能

海老蔵代役で注目された片岡愛之助 隠し続けた妻と子の存在

 海老蔵殴打事件が歌舞伎の歴史に消しさることのできない汚点を残した一方で、この事件は新しいスターを送り出した。急きょ海老蔵の代役として準備期間3日間という厳しい条件だったにもかかわらず、完璧に『外郎売』を演じた片岡愛之助(38)だ。

 1972年、大阪・堺市の工業地帯にあるスクリュー工場の長男として生まれた愛之助。9才のとき、片岡秀太郎(69)の誘いで秀太郎の父である故・13代目片岡仁左衛門(享年90)の部屋子となり、「千代丸」という芸名をもらった。そして、1993年に片岡秀太郎(69)の養子となり、6代目片岡愛之助を襲名する。

 そんな愛之助には、自分を歌舞伎の世界に招き入れてくれた恩人である秀太郎だからこそ決していえない秘密があった。愛之助の知人はこう話す。

「実は愛之助さんには小学5年生の男の子がいるんですよ。お母さんのA子さんは20年ほど前に大阪・北新地で知り合ったホステスさん。愛之助さんは大阪、A子さん母子は京都と別々に暮らしています」

 現在43才のA子さんは愛之助との間の長男と実母と3人で京都の一軒家に住んでいる。だが、以前は大阪にある高級マンションで息子と2人で暮らしていた。

「A子さん母子が住んでいたのは、当時新築の高級マンションでした。4LDKで愛之助さんの衣装が置かれた部屋もあって、ローンもA子さんの両親と一緒に愛之助さんが払っていました」(前出・愛之助の知人)

 この部屋を出入りする愛之助の姿が頻繁に目撃されていて、近所の住民はいまも「愛之助さんは礼儀正しく挨拶する紳士的なかただったよ」と話している。しかし、なぜ同居せず、いまだ公表することができないでいるのだろう。A子さんの知人はこう話している。

「愛之助さんは養父の秀太郎さんが怖かったんでしょう。まして当時はまだ若いし、実績もなく、修業中の身。子供が生まれたなんていえるわけもなかったんです」

※女性セブン2011年3月3日号

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