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Twitterで自分のこと書かれたくなかったらツイート禁止宣言

 W杯での優勝を決め、凱旋帰国早々、なでしこジャパン・熊谷紗希選手(20)の合コンの様子が、ツイッターで生中継されてしまった。つぶやいたのは男子大学生(21)だったが、自業自得とはいえ、ネット上に、実名から住所、アルバイト先まですべて公表されるなど、大変な目に遭った。

 それにしても、飲み会の一部始終や他人のデートをインターネットに投稿することについて、モラル面からも首をかしげる人も多いはず。ところがウェブ上には、こうしたつぶやきが溢れかえっているのが現状だという。『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)の著者でネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、こう話す。

「ツイッターには、いま何を食べてるとか、トイレにいるとか、どうでもいい“つぶやき”がたくさんあります。ただし、その情報と実名がひもづいてしまうとプライバシーがバレることも珍しくありません」

 それならば、私たちも熊谷選手のような“ツイッター被害”に遭う可能性はゼロではない。どうやって身を守っていけばいいのだろうか。

「他人が勝手に情報を全世界に流せる社会であることを自覚する必要があります。“むやみやたらに他人の情報を流さない”という信頼関係がない人には、つぶやかれると困るような話はしないほうがいいかもしれません。会話のなかでさりげなくツイッターやフェイスブックをやっているかと聞いてみるのもいいでしょう。或いは“ツイッターは禁止でヨロシク~!” と冗談めかして宣言した方がいいですよ」(前出・中川氏)

※女性セブン2011年8月11日号

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