世界的な人気を誇るシンガー・d4vd(20)(Instagramより)
9月8日(現地時間、以下同)、米ロサンゼルスで高級車・テスラのトランクから10代少女の遺体が発見され、地元警察は殺人事件として捜査を開始した。その過程で、車の持ち主が若者から世界的な人気を誇るシンガー・d4vd(20、発音はデイビッド)だったということが明らかになったのだ──。
大手紙国際部記者が解説する。
「遺体が発見された車は、数日間、駐車場に放置されており、通行人から『悪臭がする』との通報が寄せられたためにレッカー移動されていました。その後、警察がトランクの中を調べたところ、バラバラに切断された袋詰めの遺体を発見。少なくとも1か月は放置された状態で、腐敗が進んでいたとのこと。その後、車の持ち主はシンガーのd4vdであることが判明し、d4vdは全面的に捜査に協力するとしています」(大手紙国際部記者)
d4vdは、2021年から独学で音楽制作を開始。2022年に発表した「Romantic Homicide」がTikTokを中心に世界中で爆発的なヒットを飛ばし、ビルボードで最高33位を記録。一躍“新世代のアーティスト”として注目された。日本でも確かな人気を獲得しており、FUJI ROCK FESTIVAL’23への出演や2024年の単独来日公演を成功させたほか、今年7月には人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』への出演も果たしていた。
「現地警察によると、現時点では事件とd4vdの関連性はわかっていません。しかし、捜査が進むにつれて、車の盗難届は提出されていなかったことなどがわかっており、今後、思わぬ展開を見せる可能性もあります」(同前)