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《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 

国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)

国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)

 2025年9月18日、東京・渋谷の国連大学本部で開催された国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下。

 天皇陛下は英語で「今後とも国連大学が全ての人々のために、安心で公正かつ持続可能な未来を切り開くべく、世界を変革する知識の創出を重ねていかれることを願い、式典に寄せる言葉といたします」と述べられた。

 式典の後は、各国の大学院生と英語で懇談し、研究内容などについて熱心に質問された。

 皇后雅子さまはマスタードイエローのセットアップをお召しになっていた。この一着は2022年10月に沖縄に訪問された際や、2023年3月、皇居・御所でルーマニアのヨハニス大統領夫妻との面会や2023年11月の秋の園遊会にも選ばれている。

 ジャケットの襟や袖部分には、蔦のような刺繍が施されているので、シンプルなフォルムのセットアップに上品さをプラスしている。また、明るさと深みを兼ね備えたマスタードイエローという色は、華やかさがありながら、落ち着いた印象にもしている。

 オフホワイトの帽子にはスーツと同じマスタードイエローのリボンが巻かれている。この、セットアップを選ぶ際、雅子さまは帽子の有無にかかわらず、バッグやヒールはオフホワイトのものを選ばれることが多い。

 イエローと白の相性はよく、しかもオフホワイトはマスタードイエローと同じように、明るい色だが落ち着いた印象もあるカラー。同じ特性を持つ色を組み合わせることで全体的にまとまりのあるコーデにしている。

 一着を長く着るサステナブルファッションで、国連大学の式典に出席された雅子さま。その装いから、環境などを研究する研究者たちへのリスペクトが感じられた。

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