国内

里子殺し声優 自宅は1億円豪邸、ブランド好きで胸張り歩く

里子の女児、渡辺みゆきちゃん(享年3)を暴行し殺害したとして、8月20日に警視庁に傷害致死容疑で逮捕された里親の鈴池静容疑者(43)。PTA会長を務め、会社を経営し、早稲田大学大学院で勉強するかたわら、実子2人と里子の育児に取り組んでいたという彼女は一体どういう人物なのか?

鈴池容疑者は事件の現場となった東京都杉並区で生まれ育った。

「父親は不動産関係の事業をしていたそうで、裕福な家庭だったようです」(近隣住民)

3階建ての自宅も鈴池容疑者の実家の庭の一角に新しく建てたもので、1億円はするという豪邸だ。

鈴池容疑者自身が早稲田大学の広報インタビューで明かしているところによれば、彼女は東京の短大を卒業後、銀行に就職したが、ストレスで激やせして退職。海外留学などを体験した後、婚礼司会の仕事をしたことなどから声優を志すようになったという。声優になるためのセミナーに通う一方、大学も早稲田大学第二文学部にはいり直して卒業するなど、学業に力を入れてもいた。

しかし、それは彼女にとって「人によく見られる顔」「尊敬される自分」を増やしていく過程ではなかったか。彼女を知る近隣住民のひとりがいう。

「たたずまいが独特なんですよね。芸能人みたいにいつも胸を張っていて背筋がピンとしている。道を歩いているときにあごを上げ気味で、涼しい顔っていうのかしら。周りから見られることを意識しているのかなと思いました」(40代女性)

また、別の知人はこう語った。

「とにかくブランド好き。声優という仕事を持ちながら母親業も完璧にこなし、オシャレにも気を使うという、完璧な女性を演じていたようなところがありました」

「里親」という肩書は、完璧な母としての子育てが一段落した彼女が、新たに望んだ“ブランド”だったのではないだろうか。

※女性セブン2011年9月8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン