ライフ

起床時に600g~1kg体重が減っていれば体は正常な状態

 いろいろなダイエット法やエクササイズがあるが、ただ闇雲にそれらを試したところで、なかなか成果は出ないという。まずは、「なぜやせる? なぜ太る?」のメカニズムを理解するところから始める必要があるのだ。そこで、リラクゼーション・食事・運動をベースにした独自のフィジカルメソッドで数多くのスポーツ選手を指導し、2011ミス・ユニバース・ジャパンのトレーニング講師も務める金塚陽一さん(53)に、体重増減の基礎を教えてもらった。

 * * *
 体重の増減は、【摂取カロリー】−【消費カロリー】で考えればいいのです。つまり、【食事や水分など摂取したエネルギー】=【摂取カロリー】をその日中に消費していれば、太ることはない。消費できない場合は筋肉の中に脂肪として残ってしまい、どんどん蓄積されます。たとえば、R40の女性であれば【摂取カロリー】の目安は1日約1200kcal。食べすぎてしまった場合は、エクササイズやウオーキングで【消費カロリー】を増やしましょう。

 そして、体重の増減には、自律神経の働きが不可欠です。自律神経は、昼:交感神経→夜:副交感神経に切り替わり、寝ている間に体のメンテナンスを行うのですが、このとき疲れた内臓や筋肉を休ませ、補修するために、昼以上のエネルギーを消費するのです。このときに消費したエネルギーぶんが、起床時に減っていれば、健康でやせやすい体といえるでしょう。

 朝、体重が減っていない場合は副交感神経がちゃんと働いていないか、エネルギーや水分を過剰に摂りすぎていると考えられます。ですから、体重は夜寝る直前と、朝起きたときの1日2回、必ず量ってその差をチェックしましょう。起きたときに、600g~1kg減っていれば正常な状態といえます。

※女性セブン2011年9月22日号

関連記事

トピックス

大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
決勝の相手は智弁和歌山。奇しくも当時のキャプテンは中谷仁で、現在、母校の監督をしている点でも両者は共通する
1997年夏の甲子園で820球を投げた平安・川口知哉 プロ入り後の不調について「あの夏の代償はまったくなかった。自分に実力がなかっただけ」
週刊ポスト
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗、直近は「マスク姿で元気がなさそう…」スイミングスクールの保護者が目撃
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「ローションに溶かして…」レーサム元会長が法廷で語った“薬物漬けパーティー”のきっかけ「ホテルに呼んだ女性に勧められた」【懲役2年、執行猶予4年】
NEWSポストセブン