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「経済の千里眼」の異名を持つアナリストが注目する中小銘柄

『メルマガNEWSポストセブン』では、「経済の千里眼」の異名を持つ国際金融コンサルタント・菅下清廣氏による、未来予測の短期集中連載を掲載している。5月11日配信の最新号14号では、これから注目すべき銘柄について語ってもらった。ここではその一部を紹介する。

 * * *
 個別銘柄で大きく儲けたいのなら、狙い目になるのは自ずと中小型株(時価総額や取引額の小さい銘柄のこと)になります。こうした株は値動きが軽く、大型株や平均株価より大きく上下するからです。

 プロは先回りしてそうした銘柄を買いますから、有望な材料のある中小型株はすでに値上がりしています。ただし、値動きが激しいですから、早くも調整に入って急落している銘柄も少なくない。そういう時こそ「相場の波動を読む」テクニックが有効です。

 例えば、私が昨年秋から注目していた夢真ホールディングス(ジャスダック上場)という銘柄は、昨年8月に90円台だった株価が約半年で217円まで急騰しました。それが2月に調整に入り、3月はじめに157円まで値下がりしましたが、そこで急反転して現在はまた250円を超えています(5月8日現在)。

 最初の上げ幅が120円ちょっとで、調整幅は60円ちょうど。ぴったり「半値押し」です。もし「下げが半値で止まれば再び上昇する」というチャートの上席を知っていれば、その後6か月で6割もの利益を得ることができたわけです。

 こういう値動きをしている銘柄は、中小型株にはまだまだあります。押し目買いのチャンスを探してみてください。

※メルマガNEWSポストセブン14号

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