スポーツ

恋人と別れていた内村航平 休日は体育座りで「ピカル」鑑賞

 ロンドン五輪体操男子個人総合で金メダルを獲得した日本のエース内村航平(23才)。学生時代から体操一色だったと報じられてきたが、彼に恋人がいたことは、一部スポーツ関係者の間では意外に知られた話だった。少なくともここ数年、内村はその彼女の存在を支えに練習に打ち込んでいた。ところが──。

「最近、別れたと聞きました」

 と明かしたのは、内村を長崎時代から知る関係者だ。こう続けた。

「詳しくは聞いていませんが、五輪が近づくにつれて内村はどんどん体操にのめり込んで集中していきましたからね。会う時間が少なくなってしまったんじゃないでしょうか」

 複数の関係者もその事実を言葉少なに認めたが、恋人という心の支えを失ったことが、五輪本番での団体予選「鉄棒」「あん馬」での落下という、手痛いミスにつながったのだろうか。

 しかし前出の関係者は、「それはあり得ません。彼は日本を発つ直前まで、落ち込んだ様子も見せず、淡々と練習をこなしていましたから」と話した。

 最近の内村について、長く彼を取材してきたスポーツライターの矢内由美子さんはこう語る。

「皆で飲みに行くようなこともなく、休みの日も家を出ず、もっぱら録画したバラエティー番組などを見ているといっていました。特に『ピカルの定理』が好きで、テレビの前で体育座りして見ているそうですよ。そうやってあえて頭から体操を切り離して、気分転換をはかっているのでしょう」

※女性セブン2012年8月16日号

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