芸能

ビートたけし「東の女性スキャンダルが20人なんて甘い甘い」

『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が時事批評を展開する。10月12日に配信された35号では、ビートたけし氏が元愛弟子の禁断のスキャンダルを暴露する。

 * * *

 相変わらずのスキャンダルを振りまいているのが、オイラと縁浅からぬ東国原だよな。維新の会から国政にうって出るって話が出たかと思ったら、すぐに「宮崎県知事時代には20人以上の女と関係があった」とか「ジョギング中にオネエチャンをナンパしてる」とか書かれたい放題書かれているわけだけどさ。

 まァ、よくよく考えてみりゃ、アイツは独身の身なんで、別にオネエチャンとどう遊んでいようが、そりゃあテメエの勝手だって話なんだよな。

 だけど、オイラにいわせりゃ週刊誌の取材はまだまだ甘いね。たけし軍団時代を知ってるオイラは、もっとスクープネタを持ってるぞ(笑い)。だいたい、オイラが知る限り東ほどのスケベヤローはこの世にいないんだからさ。 いつだったか、みんなでハワイに行ったときも、東はホテルのフロントまで素っ裸で降りてきて、「キー、プリーズ、ヘルプミー」ってやりやがったんだぜ。

 女を部屋に呼び込んで覆い被さろうとしたはいいけど、「ふざけるな!」っていわれて、裸のまま廊下に閉め出されちゃったって話なんでね。そんなアイツが、年をくったからって懲りてるわけがないよ。20人なんて甘い甘い、その10倍はいるんじゃないかってさ。

 逆に「女なんていない清廉潔白だ」ってほうがニュースだろ。「アイツ、どこかおかしくなっちまったんじゃないか」って思うね。

 というわけだから、週刊誌が探れば探るほど、東のスキャンダルは出てきてトーゼンなんだけど、ここには大いなる矛盾があってさ。東の女関係のスキャンダルが出てくれば出てくるほど、ひとつひとつのネタの価値が薄~くなってしまうんだよ。「あぁ、またやってるよ」「何を鬼の首を取ったみたいに報じてるんだ」みたいなことになっちまって、書けば書くほどスキャンダル自体が無価値になっていくということなんだよ。これってもしかして、東の思うツボなんじゃないか。

「東のスケコマシ伝説はすべて捏造だった」
「どっちかというと男が好き」
「東、ED治療に極秘入院中」

 なんてネタのほうが、実は東のブランドイメージとしては大打撃ってことなんだよ。

 まァ、東はオイラのやり方を見習ってるのかもな。今じゃ、オイラの女のスキャンダルなんて、どこも書きはしないだろ。オイラがオネエチャンのケツを追いかけ回してたって「そりゃそうか」って感じで、スクープになるはずもないもんな。もうありとあらゆるネタを提供しちまった強みなんだよ。

※メルマガNEWSポストセブン35号

関連記事

トピックス

米倉涼子(時事通信フォト)
「何か大変なことが起きているのでは…」米倉涼子、違約金の可能性を承知で自らアンバサダー就任のキャンセルを申し出か…関係者に広がる不安がる声
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された天皇皇后両陛下(2025年10月6日、撮影/JMPA)
《2回目の万博で魅せた》皇后雅子さまの気品を感じさせるロイヤルブルーコーデ ホワイトと組み合わせて重厚感を軽減
群馬県前橋市の小川晶市長(共同通信社)
「ドデカいタケノコを満面の笑顔で抱えて」「両手に立派な赤ダイコン」前橋・小川晶市長の農産物への“並々ならぬ愛”《父親が農民運動のリーダー》
NEWSポストセブン
萩生田光一元政調会長が幹事長代行へ起用(時事通信フォト)
《SNSで非難轟々》“裏金議員”萩生田光一氏が党執行部入りの背景 永田町関係者が明かす“総裁選での暗闘”と「香水がとてもいい香り」の珍評価
NEWSポストセブン
巨人の阿部慎之助監督(左)とDeNAの三浦大輔監督
セ2位DeNA・三浦監督は勇退で3位巨人・阿部監督は続投でいいのか? 御意見番・広岡達朗氏は「三浦は偉い」「阿部は三浦が辞めた意味すらわかっていないんじゃないか」
週刊ポスト
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(共同通信)
《やる気スイッチ講師がわいせつ再逮捕》元同僚が証言、石田親一容疑者が10年前から見せていた“事件の兆候”「お気に入りの女子生徒と連絡先を交換」「担当は女子ばかり」
NEWSポストセブン
“ATSUSHIものまね芸人”として活動するRYO
【渦中のRYOを直撃】「売名じゃない」橋幸夫さん通夜参列で炎上の“ATSUSHIものまね芸人”が明かした「反省」と「今後」…「100:0で僕が悪者になっている」との弁も
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月7日、撮影/JMPA)
《再販後完売》佳子さま、ブラジルで着用された5万9400円ワンピをお召しに エレガントな絵柄に優しいカラーで”交流”にぴったりな一着
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷が“即帰宅”した理由とは
《ベイビーを連れて観戦》「同僚も驚く即帰宅」真美子さんが奥様会の“お祝い写真”に映らなかった理由…大谷翔平が見計らう“愛娘お披露目のタイミング”
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
歴史ある慶應ボート部が無期限で活動休止になったことがわかった(右・Instagramより)
《慶應体育会ボート部が無期限活動休止に》部員に浮上した性行為盗撮疑惑、ヘッドフォン盗難、居酒屋で泥酔大暴れも… ボート部関係者は「風紀は乱れに乱れていた」と証言
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン