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台東区は女性100人に男性110人、目黒区は88人で女あふれる

 結婚率が低下する一方、テレビ番組では「女性がいない地方の都市や島に女性が行ってお見合い」などの企画が登場する。だが、こうした男女比が大きく異なる例は地方だけの話だけではない。東京都内にもこうした差は存在する。

 東京都で男性比率が最も高いのが台東区。女性100人に対する男性の割合を示す性比は110.1である(2012年10月1日現在)。その理由について台東区広報に尋ねてみた。

「戦争中をのぞいて、大正時代までさかのぼっても、ずっと男性の方が多いんです。あくまで想像ですが、台東区は中小企業が多くて、家の敷地も一軒あたりが小さいところが多い。女性が結婚すると、外へ出て行きやすい土地柄なのかなあと個人的に思っています」

 一方、23区で最も女性の比率が高いのは目黒区で性比は88.1。ある調査によると、30代半ばより若い世代の女性は都心かつ、洗練されたイメージを求め総じて目黒区を好むという結果がでている。

※週刊ポスト2012年11月16日号

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