国内

「両陛下は公務を減らすとの発想ない」と皇室ジャーナリスト

 9年ぶりに皇太子ご一家のご静養の様子が報道陣に公開された。11月7日、葉山御用邸でご静養中の皇太子ご一家は、近くの葉山しおさい公園をご訪問、紅葉が色づき始めた日本庭園をご覧になり、池では3人並ばれ、鯉に餌をおあげになった。雅子さまは「大きいね」などと愛子さまに話しかけられ、楽しい休日を過ごされたようだ。

 一方、同日に天皇皇后両陛下は、皇居内にある宮内庁三の丸尚蔵館を訪問され、『描き継ぐ日本美──円山派の伝統と発展』を鑑賞された。

 今年2月に心臓の手術を受けられた陛下。それ以降、常に陛下を支え、気遣われてきた美智子さまも、最近では疲れやすく、体調が芳しくない日も多いという。ともに78才というご高齢で、さらにご病気も抱え、体調も万全でないなか、ほとんど休みもなく“国民のために”と激務を続けられている。

「10月の両陛下のお休みはわずか4日です。一方、雅子さまは外出を伴う公務を1件と東宮御所内での公務を5件されただけです。雅子さまが適応障害と診断され、ご療養生活に入られてから、今年12月で10年目に突入します。“雅子のために”と、公務を一身に引き受けられる両陛下の体調を心配する声は日に日に高まっています」(皇室記者)

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏はこう話す。

「両陛下は“自らの命、体は国民のためにある。自分の体でありながら、自分だけの体ではない”というお考えなのでしょう。ですから、健康のために公務を減らすといった発想は一切ないのだと思います」

※女性セブン2012年11月29日・12月6日号

関連記事

トピックス

岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン