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銀座の人々にアンテナショップが人気 ソフトクリームに行列

 東京の銀座・有楽町はいわずと知れた各道府県のアンテナショップの激戦区。全国の名産品・特産品が手軽に手に入るということもあり、銀座マダムで大盛況だ。

 中でも、各地のアンテナショップが軒並み集結する東京交通会館の人気がずば抜けている。有楽町駅から徒歩10秒。銀座駅からも目と鼻の先、ということでアクセス良好。子どもからお年寄りまで幅広い世代でにぎわいをみせる。

 そんな交通会館の中に、平日の午前中から列ができるショップがある。1階の「北海道どさんこプラザ」だ。

 銀座マダムたちのお目当ては「ソフトクリーム」。ある日は、ベビーカーを引いた若い母親や、ランチ終わりの有楽町OL、スーツ姿のサラリーマンからデート中のカップルまで、行列をつくっていた。

 ソフトクリームの味は3種類。シンプルなバニラ(350円)、メロン(380円)、ミックス(380円)。いざ食券を買って試食してみると、どれもさっぱりしていて、甘すぎず、くどさもない。大きなソフトクリームもすぐに食べきれてしまう。

 列に並んでいた女性たちに、なぜアンテナショップに来たのかを聞いた。

「書店に来たついでに行列を見つけたので。どさんこプラザだけじゃなくて、大阪のアンテナショップでたこ焼きも食べました(笑)」

「よく交通会館に来るので、ついでに立ち寄ったんです。地下1階にも色んなお店があって、ふらふらするのも楽しいですよ。ここのお店は北海道のコロッケも美味しいので、買って帰ります」

 各地のアンテナショップで、掘り出し物を見つけるのも一興だろう。

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