国内

能年玲奈に瓜二つ 岩手県久慈市にいる女子高生のあまちゃん

現役女子高生「あまちゃん」の中野百瑛ちゃん(16)

 普段は人影もまばらな岩手県久慈市の小袖海岸。この寒村が今、日本で一番ホットな観光スポットになっているという。高視聴率を続けるNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地なのがその理由だ。

 早速現地に飛んでみると、そこは黒山の人だかり。何事かと覗いてみれば、ドラマのヒロイン・能年玲奈ちゃんと瓜ふたつの絣姿の女の子がいるではないか。聞けば、地元の高校2年生・中野百瑛ちゃんで、「高校生海女クラブ」のメンバーだという。ここには本物の女子高生あまちゃんがいたのだ。昨年から潜り始めたそうで、今年の夏休みには海女の実演にも参加するというのだから今から楽しみだ。

 それにしても、7月からの人気イベント「海女の素潜り実演」を前にこの盛り上がり。昨年の月間最多来客数は8月の1909人だったが、今年はGW前半の3日間だけで2608人。東京や愛知、はては沖縄から来たという家族連れもいたのだから驚く。あまりの観光ラッシュに、地元で土日祝日は観光客のマイカーを規制。それでも訪れる人は引きも切らず、ドラマでお馴染みのウニ丼やまめぶ汁は飛ぶように売れている。

 ここ北三陸では、ひと足お先に“アマ”ノミクスで景気回復というわけである。

撮影■渡辺利博

※週刊ポスト2013年5月24日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏と被害女性の関係性を理解するうえで重大な“証拠”を独占入手
【スクープ入手】中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開 中居氏の「嫌な思いをさせちゃったね。ごめんなさい」の返事が明らかに
週刊ポスト
苦境に立たされているフジの清水賢治社長(左/時事通信フォト)、書類送検された山本賢太アナ(右=フジホームページより)
“オンカジ汚染”のフジテレビに迫る2つの危機 芋づる式に社員が摘発の懸念、モノ言う株主からさらに“ガバナンス不全”追及も
週刊ポスト
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居正広と元フジ女性アナの「メール」全面公開ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居正広と元フジ女性アナの「メール」全面公開ほか
NEWSポストセブン