亡くなったアンナ・ケプラーさん(TikTokより)
「FBIはまだ何も教えてくれない。これから連絡が来るかもしれないが、何も聞かされていないのは皆さんと同じなんだ」──最愛の娘であるアンナ・ケプラーさん(18)を亡くした数日後、英『デイリー・メール』の取材に対して父がコメントを寄せた。
アンナさんの遺体が発見されたのは11月7日(現地時間、以下同)。クルーズ船の客室内のベッドの下で、毛布に包まれて救命胴衣で覆われた状態で亡くなっていた。クルーズ船は、カリブをめぐる6日間の航海中。アンナさんは祖父母、父と継母、兄弟、義兄弟とともに乗船中だったというが、いったい彼女の身に何があったのか──。
大手紙国際部記者が解説する。
「事件が発覚したのは、世界最大のクルーズ会社『カーニバルクルーズライン』の客船が米フロリダ州のマイアミ港に着港した時でした。乗船していたアンナさんの死亡が確認され、すぐさまFBIが捜査を開始。ただし、事件性の有無や死因は、しばらくの間は公表されませんでした。
事件が国際水域におけるクルーズ船内で発生したために、慎重な対応が求められたのでしょう。また、現場となったクルーズ船は客室数1900超を誇り、約4000人の乗客を収容した巨大客船であることから捜査が難航したのかもしれません」
冒頭のアンナさんの父のコメントは、遺体発覚から数日経っても状況を把握できずにいる混乱のなかでメディアに寄せられたものだ。大手紙国際部記者が続ける。
「アンナさんは18歳の高校生で、チアリーディングチームに所属。来年5月には高校卒業を控えており、その後はアメリカ軍に入隊する予定で、すでにテストを終えていました。
最後にアンナさんが目撃されたのは遺体で発見される前夜。夕食時、家族に『気分が悪い』と伝えて自室に戻り、そのまま帰らぬ人となりました。未来ある若者がなぜ命を落とさなくてはならなかったのか……」
