芸能

土屋アンナの母 「あの制作会社は最初からおかしかった!」

 東京・青山に、土屋アンナ(29才)の母・眞弓さん(55才)が経営するバーがある。普段はオーナーである彼女も接客もするのだが、この夜は、姿を見せることはなかった…。

「これから賠償金だの裁判だの大きなことになってくるかもしれない。しばらくそっちに専念するから店には出られない」

 バー関係者には、こんな話をしていたという。彼女はアンナの所属事務所の社長でもあり、この日、突如、巻き起こった娘の主演舞台中止騒動の対応に追われていたようだ。

 7月29日、8月6日から上演予定だったアンナの初主演舞台『誓い~奇跡のシンガー~』が公演中止になったことを制作会社が発表した。それによれば、土屋は8回予定されていた稽古に2回しか参加せず、無断欠席が続いたため、7月17日に眞弓さんを交えての話し合いが行われたものの、状況は変わらなかったため、「本番まで時間が足りない」との判断から中止を決定したという。

 制作サイドは「社会人としての責任をお取りいただくべく、損害賠償請求を含む断固たる措置を講じる」と主張。これに対してアンナ側も猛反論する。

<その事実無根の内容にただただ困惑しております(中略)原案の作者の方から「本件舞台の台本を見てないうえ、承諾もしていない」という連絡があり、制作サイドに対し、原案の作者の方の固有の権利に万全の配慮を尽くすよう対応をお願いしておりました>

 アンナ側が制作サイドに対応を求めた途端、連絡が取れなくなり、突然、中止の決定と損害賠償請求の書面が届いたという。

「アンナさんは台本を手にしたときに、(舞台の原案『日本一ヘタな歌手』の著者の)濱田朝美さんがモデルの主人公が最後に死んでしまうストーリーになっていたことに違和感を覚えていたそうです。7月16日に行われた同舞台のプレミアライブで濱田さんに初めて会ったときに、“台本は見てますか? 本当にこの内容で許可したの?”と確認したそうです。そこで、それまでの経緯を知り、制作サイドと闘おうと決めたみたいなんです」(芸能関係者)

 冒頭のバー関係者もこう話す。

「ママも“あの制作会社、最初からおかしかったのよ! 知ってたら絶対に出演させなかったのに”ってお店でも愚痴ったりしていましたからね」

 とはいえ、この両者の主張が食い違う限り、法廷闘争は避けられそうもない。一部では「1億円訴訟」という報道も出ており、泥仕合になっていくことは必至なようだ…。

※女性セブン2013年8月15日号

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