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《辞任したフジ女性役員に「不適切経費問題」を直撃》社員からは疑問の声が噴出、フジは「ガバナンスの強化を図ってまいります」と回答

取締役の辞任を発表したフジ・メディア・ホールディングスとフジテレビ(共同通信社)

取締役の辞任を発表したフジ・メディア・ホールディングスとフジテレビ(共同通信社)

 11月7日、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビは両社の取締役である安田美智代氏(55)の辞任を発表した。フジテレビ社員が言う。

「彼女の不祥事は新生フジテレビにとっては痛恨の出来事です。幹部の一人は『公表したのは氷山の一角。悪質なケースだと捉えられている』と漏らしていたといい、この問題に怒りを隠さない社員も少なくありません」

 発表にあたっては、社内調査によって2020年から5年にわたって、会食や手土産など約100万円分の相手先や人数が事実と異なる“不適切経費精算”が判明したことが辞任の理由だと明かされた。

「安田氏は社会部、外信部で活躍した元記者で、ニューヨーク支局時代に米国同時多発テロに遭遇し、『逃げて! 逃げて!』と叫びながら中継したことで知られています。帰国後は司法クラブキャップを務め、取締役に推挙された理由の一つが『法制度に関する実践的な経験を積んだ』とされていたことは、今となっては皮肉な話です」(全国紙社会部記者)

 報道局を経て2021年に経営企画局グループ経営推進部長に就任。経営企画局時代の安田氏の上長にあたるのが現在の清水賢治社長だった。そして今年3月、清水体制の下、フジテレビ改革の象徴として取締役に抜擢されたのだ。

 こうした関係性もあり、11月10日に行なわれた社員向け説明会では、清水社長に対して厳しい質問が投げかけられた。

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