ライフ

ネットの騒動 若い世代だけでなく中高年も負けてないと指摘

「おブスハンター」としておなじみのファッションプロデューサー・植松晃士さんが、オバさんたちのコミュニケーションにもの申す!

 * * *
 最近、世間を騒がせているネットの世界。もっぱら若い世代の非常識ばかり話題になっているけど、なになに中高年だって負けていませんよ。

 自分はやたらメールを送ってくるくせに、こちらの返信に対してはノーリターン。文章が「?」とか「~なのかな」で終わっているので「質問?」と思って律儀にお答えしても、きれいさっぱりスルーしといて、次の日にはまた別の話題を振ってくる。

 しかも文章に句読点が少ないし行替えはないしで、読みにくいったらありゃしない。たぶん、優先順位をつけず、思いついたことをダダ漏れさせているだけなのでしょう。

 そもそも自分の言いたいことだけ話して、人の話を聞かないのって、オバさんの特徴よね。コミュニケーションとしては一方通行。会話のキャッチボールじゃなく、ドッジボールなのよ。自分の感情や意見さえ吐き出せたら、それでご満足って、おお、コワイ。

 それを最低最悪のかたちで出してしまうのが、巷で話題のクレーマーなんです。

 日常生活を送っていたら、大なり小なり、誰だって腹が立つことはあるけれど、大人は不満を品よくオブラートにくるんで大騒ぎはしないものでしょう。だけどクレーマーは相手に謝罪させた話を「言ってやった!」って、誇らしげに自慢するからびっくりしちゃう。声も必要以上に大きいし、鬼退治の桃太郎にでもなったつもりかしら?

 オバさんの自慢話は、「体調ネタ」くらいにとどめておくのがかわいいと思うの。例えば「最近、近くが全然見えないの~」「あら何言ってるの。私なんて耳もキタわよ」とかね。

 こんな自慢合戦なら、微笑ましいじゃありませんか。体調ネタは、ありのままの自分を認めて人生に前向きな証拠だもの。かわいいおばあさんになるために、すすんでしていただきたいくらい。

※女性セブン2013年11月14日号

関連キーワード

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン