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固定電話あるのにスマホで通話 年間10万円近く損する例も

 固定電話を持ちながら、面倒くさいからとついスマートフォンで話してしまい、年間10万円も損しているという家庭も。ほんのちょっとのひと手間で、通信費は劇的に安くなるという。その秘訣とは…?

「女性はとくに“電話やネットのことは夫まかせ、私はよくわからない”と、初めに契約したときから見直しをしていないことが多いんです」とは、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さん。

「通信費の見直しで月々の支払いをグッと抑えることができます。明細表を毎月見ていない、家に固定電話があるのについついスマホで通話する…そんな面倒くさがりな人は年間10万円近く損している場合も。今すぐ見直しをしましょう」(花輪さん)

 スマホ評論家の新田ヒカルさんは、「まずはNTTの電話回線、自宅の固定電話が必要かどうか見直してみては?」と、指摘。

「例えば、ケータイがauの人は、固定電話をauのひかり電話にすると、スマホの使用料が毎月1480円引かれます。同じ会社にまとめるだけで家族4人で年間7万1040円お得になります」(新田さん)

 また、ITジャーナリストの三上洋さんは、「スマホは、“通話”の工夫でグンと安くなります」と話す。「無料通話アプリを使うなど、地道な節約が大事」(三上さん)

 スマホの通話料は30秒21円で、固定電話(3分8.9円)の約14倍もかかっているのだ。

※女性セブン2014年3月6日号

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