不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)が逮捕された(写真はサンプルです)
「女癖悪いとか、彼女が欲しいとかは聞いたことなかったけど……」──面識のない女性をターゲットに定め、卑劣な犯行に手を染めた男の同僚はそう述懐した。
警視庁福生署は11月末、不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)を逮捕した。
「事件があったのは9月22日深夜です。東京都あきる市に住む50代の女性が、自宅で襲われた。『突然クローゼットが開いて、外国人が出てきた。一方的にセックスをされた』という衝撃的な110番通報で事態が発覚しました。
女性は被害があった直後に通報。警視庁は防犯カメラなどを解析し、市内に住むパット容疑者を逮捕しました。容疑者は『知らないし、関与していない』と容疑を否認しています。容疑者と被害者の間には面識はないとみられ、警視庁が慎重に捜査を続けています」(大手紙社会部記者)
家に侵入してクローゼットに隠れて帰宅した女性を襲う──。被害女性の恐怖はいかばかりだっただろうか。
容疑者は市内の土木会社の寮で同僚たちと共同生活を送っていたようだ。記者が容疑者の自宅を訪れると、自転車が数台停まっており、干されている洗濯物の数も多かった。
近所の70代の男性が話す。
「そこの寮には元々高齢女性が住んでいたんだけど、亡くなってから親族が貸し出したんだよ。それでカンボジア人が5~6人くらいで住み始めたのが、2年くらい前じゃないかな。共同生活をしているよ。普段は自転車で外出しているようだけど、朝早く会社の車が迎えに来たら彼らが乗り込んで、夕方にまた会社の車で帰ってくるようですね。
朝、ゴミ出しの時に彼らに会うと『おはよう』と声はかけるけど、彼らが日本語を喋るかはよくわからないね。夜遅くみんなで歌っていたり騒いでいたりすることはあるけど、目立ったトラブルとかはないかな」
彼らに声をかけると日本語が不得意な人も多いようだった。なかでも最も日本語が上手な20代くらいの若いカンボジア人男性が話す。
