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韓国との友好関係構築には国民性の違い理解する寛容さが必要

〈泥棒がバレても弁明する。〉
〈処女が子を産んでも言い分はある。〉

 いずれも韓国のことわざだ。自分に非があったり、とても言い逃れできない状況であったりしても、とりあえず言うだけ言っておいたほうがいいという教えである。

 それが国民性のすべてを物語るとまでは言わないが、例えば近年の犯罪統計でみると詐欺事件は日本の5倍以上、偽証罪は60倍以上も発生している。人口比を考えれば、発生率はさらにその2倍以上の開きがあるということになる。

 経済協力開発機構(OECD)が毎年まとめる「より良い生活の指標」で韓国は常に下位に低迷しているが、とりわけ「共同体(community)ポイント」が低く、2013年版では36か国中34位である。同機構は、韓国では国民同士の信頼関係がなく、もっと強固にすべきだと指摘している。

 韓国と友好善隣関係を築くには、悲しいことだがそうした国民性の違いを理解する寛容さと辛抱強さが必要になる。

※SAPIO2014年5月号

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