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酒鬼薔薇事件以降増えた「普通の少年」の犯罪防ぐ策に迫った書

【書評】『ドキュメント発達障害と少年犯罪』草薙厚子/イースト新書/980円

「神戸連続児童殺傷事件」以降、「普通の少年」がある日突然、極めて重大な事件を起こす事例が増えている。多くの少年事件の加害者は、「広汎性発達障害」という精神医学的な問題を持っているという。

 異変や事件が表出する前に、周囲はどうすれば気づくことができるのか。元東京少年鑑別所法務教官の著者が、実際にあった少年犯罪事件や医療・教育現場への取材を通して、発達障害のメカニズムや改善のための具体的方策に迫る。

※女性セブン2014年5月22日号

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