とにかく大人気となっている『妖怪ウォッチ』。グッズも売り切れ続出だというが、意外なところにはまだあまっているかも? 神奈川県に住むパート勤務の女性Nさん(44才)の夫(44才)は、たまたまそのグッズを見つけたというが…。Nさんが、エピソードを披露する。
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小学生の息子が大ハマリの『妖怪ウォッチ』。おもちゃの時計もメダルも、なかなか手に入らないって、このところ、息子の話の半分はこれ。
先日、ダンナが出張したのね。出張先のその地方は妖怪ウォッチのテレビ放送をしていないから、「もしやと思って大型スーパーのおもちゃ屋に行ったらビンゴ! ごっそりメダルが並んでるぞ~」と、ダンナはケータイで声を潜めて、まるでスパイ気取りよ。
で、妖怪メダルを30個、店にあるだけ買い占めてきたんだって。
そりゃもう、息子は目をキラキラさせて「パパ、すごぉ~い! パパ、最高!」って言うわよ。だからといってダンナが「これで、親父の威厳が示せたな」っていうのは間違えていると思う。
しかも、ダンナは「あのメダル、一度に渡さないで、ちょびちょび渡してたら、1か月は父親の威厳が続いたのになぁ~。失敗したよ」って。
こんな奴に男の威厳とは何か、なんて話しても到底ムダよね。
※女性セブン2014年9月11日号