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金田正一氏 巨人原監督に投手1点、野手2点の賞金制度を提案

 日本球界に燦然と輝く金字塔「400勝」を達成した金田正一氏が宮崎で行なわれている巨人のキャンプを訪問。原辰徳監督に金田氏が今年の投手陣について聞き、仰天の提案をする。

金田:野球の9割は投手力。投手陣はどうじゃ。

原:大シャッフルになる可能性があります。今のところ頭ひとつ抜けているのが、リリーフの山口(鉄也)とマシソン。それ以外は“更地”ですね。紅白戦もオープン戦もありますから、その中でまず先発ローテーションの6人を決めてスタートすることになるでしょう。内海(哲也)も杉内(俊哉)も、ウカウカしていられませんよ。

金田:今の巨人投手陣の中で一番力を持っているのは内海なんだろうが、アイツには「やるんだ」という悲壮感がない。内海に足りないのは勝ち星ではなく、チームリーダーとしての自覚だと思うけどな。

原:内海自身、今年は勝負の年だと思っているだろうし、もしなかなか結果がついて来ないようだと、僕も力のある他の投手を使うと思いますよ。

金田:菅野(智之)に大竹(寛)と巨人の投手陣は名前だけなら揃っているが、今は名前だけで勝てる時代じゃないからな。特に内海はプロ意識が乏しいように見えてならん。

原:金田さんと同じ左投手だからですかね。いつも気にかけていただいてありがたいです。

金田:ワシは国鉄時代、99%は投手が勝敗を握っていると考えてやっとった。それくらいの覚悟が欲しい。

原:金田さんは投げている時、何点取られたら負けだと思っていたんですか?

金田:1点だ。

原:エエッ、1点!? そりゃ大変だ。

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