ライフ

蒸し暑い夏のニオイ対策 「汗マネジメント」はいまや常識だ

 6、7、8月は一年で最も湿度が高い季節。今年は5月時点で平年の3倍の数の台風が発生しており、いつもより台風も多くやってきそう。雨が降ると窓を締め切る生活になるためニオイがこもりがち。そんなとき気になるのは通勤通学や職場、教室などで一緒になる人たちのニオイと、背中にシャツが貼りつく、ズボンの裏地が足にまとわりつくなど自分の汗が原因のベタつき。

「偶然、映画館で隣に座った男性がとてもクサくてたまりませんでした。まだ館内が明るいときに隣に座ったのでちらりと見えたのですが、汗でシャツがぺたりと肌にはりついていたから嫌な予感がしたんですよね。原因は服なのか頭髪なのか、汗でびっしょりだからクサいのか。いずれにせよ110分の映画の上映中ずっと気になって、映画を観終ったら頭痛がしたほどでした」(30代女性)

「猛暑日に通勤電車に乗るときは、汗だくの人の近くにならないように気をつけています。汗でぬれたシャツがぺったり背中や腕にはりついた人が近くになると、どんなに電車が込んでいてもその人に触らないように踏ん張ります。頑張りすぎて筋肉痛になることもありますが、絶対に触りたくないので。でも、間近で見ちゃうとその日は一日、憂うつな気分になります」(20代女性)

 身だしなみについてのアンケートによれば、気になることの1位が「口臭」(30.8%)、2位に「汗臭さ」(29.3%)、3位が「足のニオイ」(13.9%)という結果(シービック調査)。ニオイ関連が上位を独占したこの結果をみてもわかるように、多くの人はニオイを気にしている。

 また、女性はニオイに敏感だが男性はなかなか気づけないもの。とはいえ、知らぬ間に自分のニオイが原因で周囲から敬遠されないよう気を配ることは、今やビジネスパーソンのたしなみのひとつ。まだマスターできていない人向けに、汗をかきやすい夏にぴったりの汗マネジメントを中心に対策法を紹介しよう。

 風呂に毎日入り、朝は必ずシャワーを浴びていてもニオイと汗の問題はまとわりつく。まず身に着けるものの対策が肝心だ。防臭・除菌効果のある洗剤を使って洗濯し衣服のニオイを元から絶っておこう。そしてシャツに「メンズRiff あせワキパット」(小林製薬)を衣類に貼りつけると、外出時にわきから汗じみが広がらない。出先では「エリエール for MEN ドデカシート」で汗を拭いてこまめにケアすれば、不快感も減少する。

 とは言いつつも、外出先でこまめに汗を拭けないのは服の中。そんな人には「デオナチュレ 男さっぱりパウダー」(シービック)がおすすめ。お風呂上りや着替える前に、乾いた肌へたった10秒、すり込むだけでクール感が持続しべたつきを抑えられる。外では拭けない部位に使うととくに便利で、汗をかいて背中にシャツが貼りついたり、ズボンの裏地がまとわりついて気持ち悪いという思いをせずに済む。

 蒸し暑い日本の夏を、汗をマネジメントすることで周囲にも自分にも快適に乗り切ろう。

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン