芸能

女子会 格付けするためデートよりも気を使うイベント化した

紗栄子らと4人で美女子会の石原さとみ

「美女揃いで超豪華!」「交ざりたいけど、こんな女子会、気後れしそう…」──そんなコメントが寄せられたのは、紗栄子(29才)が自身のインスタグラムに投稿した1枚の写真だ。

《女子4人でご飯を食べに行きました♪》というコメント通り、紗栄子と中村アン(28才)、高梨臨(26才)、そして石原さとみ(28才)が赤ワインを囲み、それぞれの決めポーズで笑顔を見せている。

 実はこの4人、月9ドラマ『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)で共演中。モテ期が到来した石原演じる英会話教師と、山下智久(30才)演じるお坊さんという異色の組み合わせのラブコメディーだ。アメリカの大人気ドラマ『SEX and the CITY』の東京版ともいわれ、女優陣の着こなす冬のファッションも話題になっている。

「この日は撮影が早く終わり、その足で女子会となったようです。場所は東京の白金近辺にある、完全会員制の馬肉料理専門店。予約が取れないことでも知られる芸能人御用達のお店です。昨年末オープンしたばかりの人気店ですから、さすがのチョイスですよね」(テレビ局関係者)

 撮影現場の仲のよさが写真の笑顔からは感じられるが、一方で、同世代の美女が4人集まれば、それぞれの胸中がそんなに穏やかなわけがない…と明かすのは、20代後半のあるファッション誌のモデルだ。

「これだけ女子力の高いメンバーが集まったら大変ですよ。お店選びもそうだし、特に着ていく私服は、ドラマの衣装よりよほど気を使うと思います。しかもこうやって写真が披露されて比べられるわけですからね」

 芸能人の集まりではなくても、「女子会」には厳しいルールがある。世代・トレンド評論家の牛窪恵さんはこう説明する。

「女同士集まれば、共感し合う一方で値踏みもする。女子会にも暗黙のルールがいくつもあるんです。もともと女子会の始まりは、男性がいない席でぶっちゃけトークをする気楽な会ということだったんでしょうが、結局は彼とのデートよりも気を使うイベントになっているようです」

 多くの女子はメイクも、指先のネイルも女子会の時にこそ時間をかけるという。自慢話はNGで、自虐話はOK。お店選びはリーズナブルで話題のお店が鉄則。価格設定の高いお店は給与の差があるので「気の利かない子」といわれてしまう…など、挙げればきりがないほど女子会ルールは存在するが、服装についても、やはり気を使わなければならない。

「いかにもブランド物という格好や目立つ服装ではなく、トレンドを押さえていて、よくよく見るとブランドだという方が評価が高い。細かい部分のおしゃれに男性の8割は気づきませんが、女性は本当によく見ていますから」(前出・牛窪さん)

 そんな私服ルールを踏まえて4人の写真を見ると、いつも収録現場での4ショットではピンクのドレスなど華やかな印象だが、女子会の時は一転、紗栄子はベージュ系、石原と中村は黒系、高梨はグレー系と落ち着いた雰囲気。キチンと女子会私服ルールが適用された様子だった(!)。さすが、女子力の高い4人です…。

※女性セブン2015年12月3日号

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