国内

金子恵美氏 ゲス夫との「不離婚宣言」は執行猶予付きか

「離婚しないことにしました」(金子恵美・衆議院議員)

 有名人の「離婚しました」という発表は数多あっても、「離婚しないことにしました」という発表は珍しい。5月29日、自らのフェイスブックに〈夫である前衆議院議員宮崎謙介とは離婚しないことを決断し、ここにお伝えします〉と綴った金子恵美・衆議院議員(38)だ。宮崎氏(35)の“ゲス不倫”発覚から4か月。奇妙な宣言の裏には何があったのか。

「宮崎さんは金子さんに“生まれ変わる”といって謝罪を尽くし、その後は同居している金子さんのお母さんの身の回りの世話なども甲斐甲斐しくやっている。生まれたばかりの子供の将来を案じただけでなく、そんな夫の反省した姿を見て思い留まったのでしょう」(金子氏に近い永田町関係者)

 金子氏は“不離婚発表”後に発売された雑誌『SPA!』のインタビューでも、〈人は過ちを犯すことがあります〉〈手を差し伸べるのも人の道〉と夫を許した理由を語っている。

 もっとも、この決断は“無罪”ではなく“執行猶予付き”という見方をするのは金子氏の後援会関係者だ。

「都会と違って選挙区(新潟4区)では、“不倫などもってのほか”という考えの自民党支持者が少なくない。集会では『別れなければ応援できない』という声もある。旦那の存在は選挙でマイナスにしかならない」

 知名度はあるものの、金子氏は決して選挙に強くない。自民に追い風が吹いた前回総選挙(2014年)でも次点の菊田真紀子氏(現民進)とは3000票差で、菊田氏に比例復活当選を許した。そうしたことが「離婚しない発表」のタイミングに関わっていたようだ。

「衆参W選回避が確定的になったのが先月29日。当面は選挙がなくなったので、夫と婚姻関係を続けることを公にしても問題なくなったということでしょう。ただし、遅くとも2年以内には選挙がある。それまでに支援者の理解を得られなければ、“夫を捨てるかどうか”という選択を迫られるかもしれない」(同前)

 金子議員が選ぶのは「人の情の道」か、それとも「政治家の非情の道」か。

※週刊ポスト2016年6月17日号

関連記事

トピックス

世界中を旅するロリィタモデルの夕霧わかなさん。身長は133センチ
「毎朝起きると服が血まみれに…」身長133センチのロリィタモデル・夕霧わかな(25)が明かした“アトピーの苦悩”、「両親は可哀想と写真を残していない」オシャレを諦めた過去
NEWSポストセブン
人気シンガーソングライターの優里(優里の公式HPより)
《音にクレームが》歌手・優里に“ご近所トラブル”「リフォーム後に騒音が…」本人が直撃に語った真相「音を気にかけてはいるんですけど」
NEWSポストセブン
キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン