「子供ができなかった義姉夫婦は、わが子のようにうちの子供に接してくれます。でも、お義姉さんはお小遣いとかプレゼントとかをどんどんくれるんです。子供を甘やかしたくないんですが、やめてくれとも言えません」(44才男性・会社員)
「うちは3人子供がいるんですが、子供に恵まれなかった夫の妹が“1人ぐらい養子にもらってもいいですよね?”って。その口調がホントともウソともいえなくて」(36才女性・パート)
海老蔵もまた、難しい立場に置かれている。
◆「そんな気持ちになれないよ」
《市川海老蔵「麻耶と再婚」拒否の理由… 猛プッシュした後援者に明かした「新恋人」!》。『女性自身』(10月31日発売)にそんな見出しが躍った。
記事によると、将来團十郎を襲名する海老蔵に嫁取りは必須で、後援者たちが麻耶との再婚を勧めた。すると、海老蔵は一瞬の逡巡ののち「実はつきあっている人がいます」と告白したという。
麻央さんの死から半年も経たないうちに報じられた「新恋人」は大きな話題を呼んだ。だが、誰よりも即座に反応したのは海老蔵本人だった。
《私に彼女? 笑笑 いるんだ…知らなかった。私は私に彼女がいるらしい事を週刊誌を通して知りました。(中略)そんな気持ちになれないよ、酷いと思いました》
雑誌の発売当日、海老蔵は自身のブログにそう綴り一蹴。さらに11月10日の出演舞台の制作発表会見でも、「週刊誌がいると言っていますが、いないです。なんで、そんなくだらない記事を書くのかな」と、真っ向から否定した。騒動の着火点を、先の歌舞伎関係者が説明する。
「歌舞伎の世界のことをある程度理解していますし、子供たちも懐いていますから、麻耶さんを奥さんに推す声は根強い。実際あり得ない選択ではないですが、海老蔵さんとしては、そんなこと考えられないというのが本音でしょう。ただ後援者は心配するあまり、詰問してしまう。それに辟易した海老蔵さんが、“奥さんの件は大丈夫ですから”と返答したことが、“彼女がいる”と歪曲して伝わってしまったようです」
余計な誤解を招くならきっぱりと「麻耶ちゃんとの再婚はない」と否定すればよかったのではないか。実はそこに、海老蔵の痛切が浮かび上がってくる。