「貴乃花親方を昔から応援している支援者たちが毎年、大阪場所前に開いている激励会です。300人ほどの招待客が集まっていました。
この日は偶然、貴ノ岩関の28歳の誕生日。壇上のケーキにロウソクを立て、みんなで“ハッピーバースデー”を歌った後、貴ノ岩関が笑顔で吹き消しました。久しぶりに貴ノ岩関の姿を見ましたが、痩せたという印象もなく、顔色もよかった。参加者が求めるサインや写真撮影のお願いにも気軽に応じていました」
午後6時半に始まり、2時間の予定となっていたパーティは午後9時過ぎまで続いた。
「貴乃花親方はテレビで見るのとは全く違って愛想も良く、どこか吹っ切れた様子でした。予定になかったカラオケも披露し、玉置浩二の『メロディー』をしっとりと歌い上げた。貴景勝関や貴源治関、貴公俊関もマイクを握って盛り上がり、予定の時間をオーバーしていました」(前出の出席者)
昨年11月の暴行事件発覚以来、八角理事長(元横綱・北勝海)ら協会執行部と対立する苦境が続いていただけに、後援者が多く集まる席で貴乃花親方もホッと一息ついたのかもしれない。
ただ、2月の理事選で落選後も協会批判を繰り返していたことから、支援者の間では、親方の挨拶のスピーチがどんな内容になるのか、注目が集まっていた。