テレ朝も2008年に竹内由恵、本間智恵、八木麻紗子を新人三人娘として売り出したが、その後も積極的に「三人娘戦略」を続けたのが日テレだ。2004年には森麻季、鈴江奈々、脊山麻理子の3人で「エンパラ☆ガールズ」を結成。2008年の開局55周の際にも鈴江と葉山エレーヌ、夏目三久の3人のユニットで「go!go!ガールズ」が結成された。しかし、ここ10年ほどは目立った“グループ活動”は実施されていない。
「やはり、日テレの “脱タレント採用”の影響が大きいと思います。最近はおっとりとした女子アナが増えましたし、かつてのように華々しいユニットは出てこないでしょう」
各局とも女子アナの採用数を絞っていることも「三人娘」不在の時代の要因と言えるだろう。(文中敬称略)
※週刊ポスト2020年1月17・24日号