母親のお墓参りを欠かさなかった
2005年には7才年上の獅童と結婚。幸せを掴んだかのように見えたが、わずか3年で離婚してしまう。
「獅童さんの不倫騒動などもあり、結子ちゃんは大きく傷つきました。このとき彼女が頼ったのは家族。まだ小さかった長男を連れ、姉の家に身を寄せていました。“頼れるのは家族だ”そう思ったのでしょう。この後、個人事務所の取締役にお父さんが名を連ね、離婚成立の翌年には現金一括でマンションを買い、お姉さんと同居を始めました」(竹内家の知人)
ただ、この頃から、祖母とも疎遠になっていったという。前出・竹内家の知人が当時を振り返りながら語った。
「あまり大きな声では言えませんが……おばあちゃんの資産を結子ちゃんの父親が処分して、不動産を購入したそうなんです。父親としては“義母の許可を得ている”との言い分だったらしいけど、親族とトラブルになったそうです。2人のトラブルを知っていた結子ちゃんは、祖母とは会いにくくなっていったのです」
その後、祖母は高齢も重なり、昨年末に体調を崩した。それを知った竹内さんが久しぶりに祖母と対面したのが冒頭の場面である。
「祖母の家族、つまり実母の家族と父親はまったくうまくいっていません。竹内家を代表してやって来た3姉妹は、その重い空気を痛いほど感じていたはずです」(前出・竹内家の知人)
それでも身重の竹内さんは会いに行った。高齢の父親や、苦しいときに自分を支えてくれた姉を、今度は自分が支える番だと考えていたのかもしれない。