追い打ちをかけるように8月下旬に“重大事件”が起きた。その頃、滝沢氏は自身が名付け親となったあるグループの単独コンサートの計画を推し進めていたが──。
「会場を押さえた上で着々と準備を進め、セットリストも決まっていた段階で突如、コンサートの計画が白紙撤回されてしまったのです。諸々の事情が重なったことが原因で、決して滝沢さんの責任ではありません。しかし、自分の力だけではどうにもできない現実に直面した滝沢さんは苛立ちを隠さず、激昂するひと幕もあったといいます」(前出・舞台関係者)
タレントの人生を背負った重責とスターを世に送り出す使命感の狭間で、滝沢氏は大きな壁にぶつかっていた。
「タレントが不祥事を起こして処分されるたびに、ネットニュースで“滝沢社長の制裁”、“恐怖政治”などと報じられることにも、うんざりしているようでした。どれも根拠に乏しい情報なのに、常に矢面に立たされるのは彼。『またおれのせいか!』と吐き捨てるようにボヤいていたこともありました」(前出・芸能関係者)
手塩にかけて育ててきたJr.たちの“裏切り”、そしてコンサートの頓挫などが重なったことで、心身ともに疲弊していたように見えたという。
「この春に見たとき、かなりやせた印象でしたが、夏頃は急に老け込んだような印象を受けました。知人に“おれは社長なのに何の権限もない”、“力が足りない”などとこぼすこともあったそうです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2022年11月24日号