10月6日放送の『さんまのまんま秋SP』(カンテレ・フジテレビ系)に出演した橋本サンは「(見た目は)中学生くらいから変わってないので、身長は小さい方」「遺伝で家族みんな小さめ」と明かしました。さらに、明石家さんまサン(68才)から「キスシーンとか、台とか置いたりするとかあるの?」と聞かれた橋本サンは「あります!」と即答。「“箱馬(撮影時に使用する木の台)ロード”が作られて、10個くらい箱馬並べてそこの上を歩いてく」とか「(相手俳優との)2ショットで画角に収まらないので」と“小ぶり”ならではの苦労を語ったのです。
「東宝シンデレラ」は身長が高い方が珍しいと言える
でも、逆もありませんか? 今年4月期の火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)での橋本サンの相手役は身長164cmのHey! Say! JUMP・山田涼介クン(30才)。箱馬に乗らずとも、2ショットでちゃんと画角に収まるというだけでなく、ド貧乏なシンデレラと絶対的王様というキャラにおふたりがピッタリで、応援しながら全話リアタイしちゃいました。
『らんまん』で共演した168cmの神木隆之介サン(30才)と浜辺サンもサイズ的にはピッタリです。展開的にはいろいろありながら、視聴者の皆さんはふたりの役を応援してきたのではないでしょうか。
もちろん、“箱馬作戦”もあるわけですから、高身長の俳優さんとの恋人役も夫婦役もOKです。
その昔、松嶋菜々子サン(50才)と滝沢秀明さん(41才)が共演したドラマ『魔女の条件』(TBS系)は、教師と生徒役だったとはいえ、身長差が気にならなかったといえば嘘になります。
近年では、松下奈緒サン(38才)と市原隼人サン(36才)が共演したスペシャルドラマ『往復書簡〜十五年後の補習』(TBS系)のストーリーがなかなか入ってこなかった経験もあります。
先日、何本かの朝ドラを振り返る短期連載をしていたとき、松下サンが主演したNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』を思い出すひとときがありました。同作の相手役は向井理サン(41才)。やはり、高身長の女優さんには高身長の俳優さんが並んで“しっくり”くるワケです。