岸田ジュニアも着々と
それに続くのが岸田首相の長男、翔太郎氏だろう。公邸どんちゃん騒ぎで総理秘書官を辞任した後、現在は地元・広島で後継者修業をやり直している。
その翔太郎氏は11月19日、地元で営まれた母方の祖父・和田邦二郎氏の葬儀に参列した。参列した地元の後援者が語る。
「お通夜でも葬儀でも、翔太郎君は参列者に忙しく挨拶していました。地道に広島を歩き回っている。私は世襲には反対で、選挙では優秀な人間が選ばれればいいと考えている。だから、翔太郎君には地盤を継ぐという考えでなく、選挙で選ばれる代表に見合った人物になるための努力を怠らないようにしてほしい」
だが、現実は世襲をなくさない限り、ボンボン、お嬢さまの2世、3世議員が大量生産され、国民の痛みがわからない政治が続いていく。
※週刊ポスト2023年12月15日号