「身の危険を感じた」
2022年6月、まふまふは突如、無期限の活動休止を発表した。
「当時、まふまふさんはネット上の匿名掲示板での誹謗中傷に悩まされていた。書き込みはかなりの量だったらしく、彼は精神的に参ってしまい、仕事がまったくと言っていいほどできない状態になっていました」(別の芸能関係者)
同年9月、自らのブログで「近況報告」として次のように綴った。
《僕はこの半年間、めちゃめちゃしつこい嫌がらせを受けていました….なんと…今現在も….たくさんのウソと作り話を広められて極悪人のようにされてしまったり、言葉にするのも躊躇うようなことをそれはもうたくさん(中略)そんなこんなで心身ともに破壊され、たくさんの病気を併発してしまいました。呼吸もできなくなることがあって身の危険を感じたので活動休止をしました》
誹謗中傷はおさまるどころか次第にエスカレートし、耐えかねたまふまふは弁護士に相談。書き込んだ“犯人”を特定すべく発信者情報開示請求を求めたという。その結果、衝撃的な事実が発覚した。
「多くの誹謗中傷を書き込んでいたのが、まふまふさんと離婚したばかりのAさんだったことが判明したのです。内容は彼が精神的に大きなダメージを負うような目も当てられないものばかり。実は、まふまふさんは離婚直前にAさんとあるトラブルを抱えていたようです。
それでも、かつては永遠の愛を誓った相手。そんな彼女が、私怨のような動機からか、自分を徹底的に打ちのめすような誹謗中傷を繰り返していたことにショックを受け、まふまふさんは憔悴しきっていました」(前出・別の芸能関係者)
現在、インターネット上の誹謗中傷は大きな社会問題になっている。2020年、人気番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していたプロレスラーの木村花さんがSNS上での誹謗中傷に苦しみ、自ら死を選ぶという痛ましい事件が起きた。それらを契機として国が動いた。国会では一度の裁判手続きで氏名や住所を含む発信者情報の開示を求められる改正法が成立、2022年に施行された。